静岡県浜松市のとある田舎道に、とても味のあるいい自動販売機を見つけた。 販売しているものはほかの自動販売機と変わらない飲み物のようだが、肝心のラベルが手書きPOPで覆いつくされていてまったく見えない。 ものによってはフィギュアやこけしが並んでいるだけで、本当に飲み物なのかどうかすら定かでない。 しかもこの自動販売機、近所の古橋さんという方が趣味でやられているという。 その古橋さんに会うことができたので、なぜこのような自動販売機が誕生したのか、話を聞いてきた。
かいせつ 一票の格差を完全無視した投票ゲーム。作者の荻原さんにどんぶりについて聞いてみました。(質問:編集部 石川) ――荻原さん自身の好きなどんぶりはなんですか? (荻原)好きな丼ぶりは圧倒的にかつやのカツ丼です。 食べる度に心から感動しています。 あの値段であのクオリティ。すごい企業努力だと思います。 かつやの本社にお礼の手紙を書きたいぐらいです。 ――どんぶりに関する思い出ってありますか? (荻原)学生時代、「成田屋」という肉のハナマサが経営する牛丼屋でバイトしていました。全国に1店舗しかなくて、今はもう潰れてしまった伝説の牛丼屋です。まかないでレア牛丼ってのを作って食べてました。牛肉をさっと煮汁にくぐらせて、火が通りきる前にレアな状態でご飯にのせて食べるんですが、とんでもなく美味しかったです。今でも味を思い出せます。なつかしいなぁ。 レア牛丼、めちゃくちゃおいしそうです。ぐっと来た
数年前のこと。オーストラリア北東部へ虫を取材しに赴いた際、ついでに魚釣りでもしようかと訪れたビーチで地元のおっさんがとんでもない魚を釣り上げていた。 大きさは2メートルほどもある上、なにより形が異様でその存在感に度肝を抜かれた。その名は『ジャイアントショベルノーズシャーク』。 出会いは偶然に このビーチで事件は起こった。 舌を噛みそうになる長ったらしい名前だが、シャークとつくから要はでっかいサメ……ではない。詳細はのちほど説明するが実にややこしい話で、分類上はシャークという名でありながらエイの一種なのである。 この時、オーストラリアにはツムギアリなどの昆虫を探しに来ていた。 だが先ほども述べたとおり、その姿が非常に奇怪。そんな妙なネーミングも「ああ、まさに!」と納得してしまう容姿なのだ。 なんだこれ!超デカいし超カッコいいぞとおっさんに駆け寄り、砂浜へ引き上げるのを手伝う。 だがなにせ自分
僕は下戸である。ビールも酒も全く飲めない。 それゆえ今までの人生、飲み会にもほぼ行かず、飲まずに生きてきたわけだが、周りの大人たちは毎日飲み会を行っているし、メディアからもビールのCMはさんざん目に飛び込んでくる。 …そんなにいいものなのか。 長年スルーし続けてきたが、さすがにヒトとして、興味を持ってもいい気がしてきた。 ということで今回は! 完全なる酔狂で、下戸だけどいろんなビールを飲みまくってみて、下戸にとっての推したくなる(マシな)ビールはどれかを、決めてみたいと思うッ!! (飲める人には新鮮かもしれない下戸のビール観を括目せよ!) 多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容
こんな夢を見た。 僕はあるチョコレート屋さんに行った。そこはちょっと面白いチョコレートを食べる事が出来るのだという。確かに今まで見た事無かったし、食べた事ない味のチョコだった。 今日はその、夢で見たチョコレート屋さんの取材レポートを紹介します。店長にインタビューもしたんだぜ。 ※2008年11月に掲載された記事の写真画像を大きくして再掲載しました。 あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。(動画インタビュー) 前の記事:山で肉を焼いて喰う技術
1993年生まれ、愛知県出身。23歳の時に札幌に移住しました。移住理由が特にないので聞かれるたびに返答に困っています。テキトーに「過ごしやすいから」と答えています。 > 個人サイト 北海道が寒い こうして雪解けゴミができる 北海道は雪が降る 雪のない地域にお住いの方には「雪の中からゴミが出てくる」という現象自体がピンとこないかもしれないので補足したい。 北海道では ①めっちゃ雪が降る ②めっちゃ雪が積もる ③誰かがポイ捨て・落し物をする ④雪の中にゴミ・落し物が埋まる ⑤埋もれすぎて冬の間に回収できない ⑥結果的に4月の雪解け時期、溜まりに溜まったゴミが表面化する こうして「雪の中からゴミが出てくる」という現象が起きるのだ。毎年。 僕はこういう落とし物やゴミを「雪解けゴミ」と勝手に呼んでいる。 こういうのが雪解けゴミ! だいたい12月に雪が積もり始めて4月に雪が溶ける。なので、約4ヶ月分の
あの!?伝説の!?癒し系ゲームが帰ってきた!! 元祖ダラダラ系パズルゲームで残り少ない夏休みをめいいっぱい楽しんじゃお! 1976年群馬県生まれ。幼い頃から東京に憧れ、18歳で故郷を捨てて千葉に移住。その後、幕張→船橋→市川とジワリジワリと東京に近づいている。2003年、東京を通り過ぎて横浜に引っ越す。その後、千葉の外房に移住し、半年で横浜に戻る。 荻原ゲーム3~タピオカブームにのっかって > 個人サイト のんびりデザイン 画面をタップ(ドラッグ)するとロールケーキが出現、リリースすると落とせます。 同じ種類のロールケーキが3つ以上くっつくと消すことができます。 くっつき判定はロールケーキの動きが止まってからなので、 のんびり楽しんでください! かいせつ 2008年に公開して大人気だったゲームのリメイク版です。ゲームシステムは同じですが最新ブラウザやスマホに対応。素材写真も撮りおろしです!
1981年群馬県生まれ。ライター兼イラストレーター。飲食物全般がだいたい好きだという、ざっくりとした見解で生きています。とくに好きなのはカレー。(動画インタビュー) 前の記事:無印のナンで牛丼を包むとめちゃめちゃ美味い > 個人サイト たぶん日記 セブンのメロンパン(白バラ牛乳のクリーム入り)が美味かった メロンパンの違いはけして派手ではなかった。むしろ地味だ。事前に聞いてなかったら、気がついてなかったに違いない。でも、知ってたから、違いをほくほくと楽しむことができた。他の街でもこういうものをもっと沢山見つけていきたいなぁと思う。 なお、余談かもしれないが、セブンイレブンのメロンパンがすっげえ美味しかったことを最後に記したい。関東で売っていないうような。夏、関西方面へ出かける予定がある人、セブンイレブンにもちゃんと寄ってほしい。
イスラム教やアラブと聞いて思い浮かべるものに、モスクがあるのではないでしょうか?礼拝をするための建物で、大きなドームと突き出した尖塔が特徴。ただイスラム教徒以外は中へ入ることが難しいため、どこか神秘的なイメージを持っている人も多いのでは。 カタール在住の筆者は勤め先がモスクの建設や維持管理を業務の一部としていることから、国内各地のモスクへ赴くこともしばしば。今回はそんな知られざるモスクについて、貴重な写真を交えながらお話します。 ※この記事は、 世界のカルチャーショックを集めたサイト「海外ZINE」の記事をデイリーポータルZ向けにリライトしたものです。 海外ZINEは、世界各地のカルチャーショックを現地在住ライターが紹介する読み物サイトです。 / 3年間のUAE留学を経て2002年よりカタール在住。現地政府公務員としてフォトグラファー/メディアリサーチャーを務める。ラクダをこよなく愛し、鷹
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:ブレーメン通り商店街で合盛りカレーを食べることになりました 怖いとうわさのラーメン二郎に行く ネットで怖いと言われているラーメン二郎がある。基本的にはラーメン二郎がファミレスのような和気あいあいと喋るお店ではないので、少し他のお店と比べると静かではあるが、それをそれを超えるこわさだという。それが相模大野店である。 確かに「ラーメン二郎 相模大野」で調べると「怖い」と候補に出てくる。そういえば、大学生の頃、「ネットでよく聞くけどどんなところなんだろう?」と調べてから行こうと、色々と検索したら「ちゃんと注文ができなかったら注意を受けた」、「マナーやルールを少しでも違反したら怒られる」という情報を見てしまい、あまりの
いにしえからある有名ゲーム、オセロ。「あれ黒と白ひっくり返すだけなのにおもしろすぎないか」という話を友人とした。 黒と白が対になっているから面白いのかもしれない。ならば、対になるものはなんでもオセロにできるのではないか。こしあんとつぶあんでもできたらすごい! という実験です。 「両面あんこのコマ」を作る 今回は「つぶあん」と「こしあん」でオセロをしたい。まずは一番重要なあんこのコマをつくっていく。 つぶあんとこしあんを足りなくなるビビりから750gずつ買った。見分けはつくのだろうか。心配だ。 あんこを入れるべく、本来は化粧水やビーズなどを入れるプラスチックケースも買う。両面同じにするためにフタだけ使います。 バターナイフでつぶあんをすりこみ…… 片面完成!意外とつぶがみえる。 もう片方にこしあんをすりこみ、2つのキャップをマスキングテープで止めたら…… あんこコマの完成です。こちらはさっき
1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:雑さの混沌がポエムに昇華した 〜雑に発表された雑な雑学まとめ 納豆巻きが好きという気持ちは普段見えにくい ラジオのパーソナリティーが「好きな寿司ネタは納豆巻きだ」と言っていた。 納豆巻きである。えんがわでも中トロでもウニでもイクラでもなく納豆巻き。 納豆巻き その斜め下からの発想にラジオブースは大変盛り上がっていたが、その盛り上がりの裏には飾らない意見をストレートに言う痛快さと納豆巻きのおいしさへの共感があったように思う。 「好きな寿司ネタは」という枕詞のあとには魚や貝や魚卵がくるものだろう。納豆巻きなんて僕は候補にすらなかった。でもそう、僕も好きだ、納豆巻き。いや、かなり好きかもしれない。おいしいから。
1984年大阪生まれ。2011~2019年までベトナムでダチョウに乗ったりドリアンを装備してました。今は沖永良部島という島にひきこもってます。(動画インタビュー) 前の記事:行幸に沸いた島~陛下と沖永良部島(おきのえらぶじま)~ > 個人サイト AbebeTV おきのえらぶ島移住録 べとまる みんな知ってる"奄美の鶏飯" 日本人が「鶏飯(けいはん)」と聞いて思い浮かぶものはたいてい鹿児島、奄美の郷土料理だろう。知名度こそあるが、ご当地・奄美、しいて九州でもない限り、食べる機会は少ないと思う。鹿児島に立ち寄る機会があったので食べてきた(むしろ順序でいえば最後に食べた)。 改めて見ると料理名の割に鶏肉成分は少なめ 茶碗によそった白米に、ほぐした鶏肉、錦糸玉子、あと椎茸に沢庵、そして薬味がのってある。そこにダバダバッと出汁をかけていただくと。こうしてひとつの料理が彩りのあること(具材のバラエティ
中高時代、あんな子と一緒にクラスだったらよかったな……。こんな友達がいたらよかった……。なんて妄想したこと、あるんじゃないでしょうか? 今回は、それをより具体的に、同じ年度生まれの同学年の有名人を集めて「このメンツが集まったら、この年度最強のクラスだろ!?」というクラスを妄想してみたいと思います。 「オレはあのこの隣!」「アイツは学級委員に違いない!」などなど想定以上に盛り上がりました! 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:世界で一番売れなかったゲーム機「ピピンアットマーク」を買ってみた > 個人サイト We
元号「令和」のおかげで、ネタ元になった「万葉集」がややブームになっている。 が、実は「万葉集」には「多摩」という言葉も出てくるのである。 それなら元号「多摩」でもいいのではなかろうかッ!? ってことでそれに備えるためにも今回は、話題(になるはず)のスポットを踏破してみたいと思う!(インスタ映えも満載だよ!) 多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容はコチラを!(動画インタビュー) 前の記事:犬の力で「いらすとや」の彼が現実界に! > 個人サイト ヨシダプロホムーページ
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:バナナで釘を打って日曜大工(デジタルリマスター版) > 個人サイト webやぎの目 1次会 ただのランチとはいえ、今日は3次会まであるので気合が入る。きょうはとことん食べちゃうぞ! 1次会には編集部から藤原くん、橋田さんに一緒に来てもらった こんなFacebook的な飲み会ポーズも明るいうちだと照れくさい。1次会はおれたちの磯丸水産である。 ねぎとろにまぐろの漬けが乗っている丼をチョイス 海鮮丼は酢飯のせいか食べても満腹感をあまり感じない。ふだんは困るポイントだが、今回はそれを逆手に取っての1次会チョイスである。 よし、行ける! ごはんを大量に食べる記事なんていつ以来だろう
昨年、渋谷のハロウィンに行ってみた。そこで目についたのがストロングゼロなどの高濃度缶チューハイの多さだ。 酔うために飲むのだろう。ドラッグみたい飲み方だ。悪酔いしそう。と、ここまで思って気づいたのだが、この「悪酔いしそう」という認識は正しいのだろうか? 量さえ守れば酔い方は同じというが、ここにはそれ以上の何かがある……と私達は思い込んでるんじゃないか。そこで実験をした。
1970年群馬県生まれ。工作をしがちなため、各種素材や工具や作品で家が手狭になってきた。一生手狭なんだろう。出したものを片付けないからでもある。性格も雑だ。もう一生こうなんだろう。(動画インタビュー) 前の記事:道路標示つき「道路マフラー」を作ってみた > 個人サイト 妄想工作所 意外と買うのは初めて、「ページ押さえ」 要は、ページ押さえ、あるいは「ブックストッパー」「ページオープナー」などシャレた名前で呼ばれるそれを、サンショウウオモチーフで作るだけなのだが、まずはその発端となった絵を見ていただこう。 影まで描いちゃって入れ込んでいた。 現代においても、論文など書くときにWebページだけでなくこうした書物から物事を参照することがあろう。 この「ペタッ」としたお手手、4本指のお手手で、ページを押さえてもらいたい!そして物事を参照したい!と思ったのである。続ける。 こんなものも100円ショッ
これはかなり難しかった。かげばかぐほど「これはあれかな?いやこっちか?」と色々な料理の匂いがする。 全然わからない。どうにかカンニングを試したが何も見えなかった。でも、お腹が減るにおいがする。 そんな中、編み出したのがピンポイントノーズ作戦である。 説明しよう、ピンポイントノーズ作戦とは鼻へにおいを集中させることで、凝縮したにおいをかぐことができるのだ。ただ、全然わからない。ピンポイントノーズ作戦失敗である。 15分ぐらいにおいをかいでいると、ふとカニ玉が頭をよぎった。すっぱいにおいがしないので甘酢ではなく、塩ダレのやつである。 だが、状況は一変する。「料理を温めたレンジの中ににおいが残ってますよ。温かさがあるのできっとわかりやすいかもしれないです」と友人がアドバイスをくれたが、この言葉で現場(というより自分が)混乱することになる。 においが消えないうちに電子レンジへ。 そこにヒントはある
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