JR東日本「主要な通勤路線」の混雑率ランキング…もっとも混雑した路線は? いずれにせよ、JR東日本は減収必至… コロナの影響で、全路線で混雑が緩和 7月9日、国土交通省は2020年の鉄道の混雑率を発表した。数字は各鉄道事業者が報告したもので、昨年秋の平日を調査日として実地に調査した実数である。 首都圏では、例年JRの主要線区の混雑率が高く、ほかには地下鉄東西線や東急田園都市線が上位に入ってくる形だ。 国土交通省は、混雑率の目標値として150%を設定しているが、東京の場合は多くの路線が定員の倍近くの旅客を乗せていたので、中間的目標として180%を設定している。 2020年のJR東日本の主要通勤路線では、新型コロナの感染拡大により、調査日の輸送人員は前年より大幅に減少した。主要線区の中で下げ幅が最も大きいのが東海道線川崎→品川間で52.9%、下げ幅が小さいのが京浜東北線川口→赤羽間で68.2%