東京・府中市にある在日アメリカ軍の通信施設が今月末までに日本側に返還されることになり、府中市は施設周辺の土地利用の検討を進めることにしています。 府中市中心部にある「府中基地跡地」は、昭和49年に在日アメリカ軍司令部が横田基地に移転したのに伴って大半が日本側に返還されましたが一部の建物や高さ100メートル余りの鉄塔などが残る通信施設はアメリカ軍が管理を続けています。 この地域は、市の中心部からアクセスが良い場所で、府中市では、これまで25年間にわたって東京都とともに早期返還を求めてきました。 また市は、施設周辺のおよそ15ヘクタールの利用計画として総合体育館や小中学校などの公共施設を整備するほか、商業地や住宅地として開発する案を作成し、去年、国に提出しています。 こうした中、市によりますと、先月の日米合同委員会で通信施設やケーブルが埋設された土地の権利なども含めて、およそ1.7ヘクタールの
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