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ブックマーク / www.enpitu.ne.jp (5)

  • よしもとばななさんの「ある居酒屋での不快なできごと」 - 活字中毒R。

    人生の旅をゆく』(よしもとばなな著・幻冬舎文庫)より。 【この間東京で居酒屋に行ったとき、もちろんビールやおつまみをたくさん注文したあとで、友だちがヨーロッパみやげのデザートワインを開けよう、と言い出した。その子は一時帰国していたが、もう当分の間外国に住むことが決定していて、その日は彼女の送別会もかねていたのだった。 それで、お店の人にこっそりとグラスをわけてくれる? と相談したら、気のいいバイトの女の子がビールグラスを余分に出してくれた。コルク用の栓抜きはないということだったので、近所にある閉店後の友だちの店から借りてきた。 それであまりおおっぴらに飲んではいけないから、こそこそと開けて小さく乾杯をして、一のワインを七人でちょっとずつ味見していたわけだ。 ちなみにお客さんは私たちしかいなかったし、閉店まであと二時間という感じであった。 するとまず、厨房でバイトの女の子が激しく叱られて

    kabutch
    kabutch 2009/08/17
    チェーン店じゃ仕方ない。「持ち込み可」の居酒屋を探すべきだった。
  • 活字中毒R。伊集院光が語る「活字メディアと生のフリートークの共通点」

    『BRUTUS (ブルータス)』2009年3/1号(マガジンハウス)の特集記事「なにしろラジオ好きなもので。」より。 (TBSラジオで毎週月曜日深夜25時〜27時にオンエアされている「深夜の馬鹿力」のパーソナリティとして人気の伊集院光さんのお話の一部です。) 【実は、活字メディアであんまり上手にしゃべれた試しがないんで、最近はあまりお引受けしないようにしてきたんです。ましてや生放送の直前にラジオ以外の仕事をするなんて……今こうして『BRUTUS』のインタビューに応えてるのって、僕としては実に画期的なことなんで、変な気持ちです。 で、そういう状況に置かれてみてふと気づいたんですけど、活字メディアとラジオの生のフリートークってすごく対極にあるようでいて、結局のところ「編集している」って部分では共通しているんじゃないかと。 僕は『深夜の馬鹿力』って番組の冒頭で毎回フリートークをしてますけど、生放

    kabutch
    kabutch 2009/03/12
    ラジオの聴取率は概ね10倍してTVの視聴率と比較できる(08年10月度首都圏聴取率1位のTBSラジオの平均が1.3%、TVはNHKが08年3~9月ゴールデン平均13.6%)。そう考えると深夜帯に視聴率10%はかなり高いという事がいえる。
  • 活字中毒R。 - 村上春樹「ネット空間にはびこる正論原理主義を怖いと思う」

    『いつやるか? 今でしょ!』(林修著/宝島社)より。 (『東進ハイスクール』のカリスマ講師・林修さんが2012年に書かれたの一部です) 【ずいぶん前に。高校の先生と現代文の指導について話していたときのことです。生徒の成績表を見ながら、あれこれ話していたのですが、そのとき妙なことに気づきました。 上位の生徒は「明子」、「良子」、「宏美」など普通に読める名前が圧倒的で、特に「子」がつく名前が多いのです。一方、下位になればなるほど「これなんと読むんですか?」と聞かなければならないような「難読」名が増えるのです。かなりの数のクラスがありましたが、すべてそうでした。 「こういう難しい名前の生徒の親は、クレームも多いんですよ」 高校の先生は、そうもおっしゃっていました。僕は、これは単なる偶然ではないと思っています。 親は自分の子どもが立派な人間になることを願って名前をつけます。あくまでも究極の目的は

    kabutch
    kabutch 2009/03/12
    暴走したのは正論そのものではなく、それを振りまわした人ではないか。
  • 活字中毒R。 『徹子の部屋』が、「一切編集をしない」3つの理由

    『聞き上手は一日にしてならず』(永江朗著・新潮文庫)より。 (ライター・永江朗さんが、各界の「プロの聞き手」10人に「聞き方の秘訣」についてインタビューしたから。黒柳徹子さんの回の一部です) 【永江朗:『徹子の部屋』は世界でも珍しい長寿番組になりましたね。ひとりで司会するトーク番組としては世界最長だとか。長く続くからには、それだけ画面にはあらわれない苦労も多いと思います。収録の前には、どの程度、スタッフとミーティングをするんですか。 黒柳徹子:月曜、火曜で6録っています。当は5でいいわけですけど、少しずつ余裕を見て。6録れば、1ヶ月で4のストックができます。何があるかわかりませんからね。ユニセフの仕事海外に出かけるため、夏休みとして収録を2週お休みします。芝居の舞台稽古があって休むこともあります。毎週、金曜日に打ち合わせをするのですが、いまディレクターが14人ぐらいいまして、

    kabutch
    kabutch 2008/05/26
    先日(2008.5.23)はうちの松浦が大変お世話になりました。それにしてもすごい打ち合わせ量だ。ディレクター14人って相当手間はかかってる。
  • 活字中毒R。 - 「悩むこと」と「考えること」の違い

    『孤独と不安のレッスン』(鴻上尚史著・大和書房)より。 【不安とトラブルは違うと書きました。 そもそも、「考えること」と「悩むこと」は違うのです。 僕は22歳で劇団を旗揚げしました。今と違って、学生劇団からプロを目指すなんて、誰もやっていませんでした。当然、旗揚げの時は、不安でした。 早稲田大学演劇研究会という所にいたのですが、先輩が、僕に、「鴻上、劇団、どうするの?」と聞いてきました。 「今、どうしようか考えているんですよ。旗揚げしたほうがいいのか、やっていけるのか……」 と答えると、その先輩は、 「考えてないじゃん、悩んでるんだろう」 と言いました。えっ? という顔をすると、先輩は、 「考えることと悩むことは違うよ。考えるっていうのは、劇団を旗揚げして、やっていけるのかどうか――じゃあ、まず、今の日の演劇状況を調べてみよう。自分がやりたい芝居と似たような劇団はあるのか、似たような劇団

    kabutch
    kabutch 2007/02/09
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