sk-44@地を這う難破船様 あまりにも見通しの良すぎる整理はおそらく好ましいものではないだろうと思いますが、概ね、以下の点において、こちらとの見解は一致していると思います。 まず、凌辱ゲームの現状のあり方が、古典的自由主義を前提とした場合には人権侵害と見做されないとしても、差別的な構造にただ乗りする形で社会の成員の一部を蹂躙するものとして機能している事実は無視し難いこと。故に、現状の維持を求めて「表現の自由」を主張することは「蹂躙の自由」を主張するに等しいこと。 近代が獲得してきた諸価値を前提とする「自由な社会」も完璧なものではなく、そうした社会の前提のひとつである「表現の自由」は「蹂躙の自由」を含む可能性があること。故に「自由な社会」を目指す場合にも、表現が何を「蹂躙」しているのかは常に吟味されるべきこと。現状の社会においてはまして、表現が何を意味しどう機能しているのか——現に行なわれ