先週の金曜、仕事の帰り、近くの神社まで来たとき。 風に乗って鳥居の方から大きな綿ぼうしのようなものがひとつ、ふ~わふ~わ、飛んできた。 私の目の前、気づいたかのように、す~っと避けるように飛んでゆく。 実は前の日、堺の古墳画伯・平地和弘さんのフェイスブックで、 「ケサランパサラン」の写真を見ていた私はすぐに追いかけた。 20メートルほど小走り、アドバンテージポジションに立ち、カバンを行き先に置いた。 すると今までとは反対方向、つまり、風上に向かって、ふ~わころ・ふ~わころと転がってゆく。 が、スピードは遅い。で、つかまえたのがこれ。 直径5センチぐらい。タンポポのタネにしては大きい。毛が枝分かれしている。 ケサランパサラン 「やったぁ~捕まえた~」と綿毛を指で挟み、不審目だがやや興味ありそうな通りすがりのオバちゃんに見せる。 少女漫画のキラキラ目になり、「これ?・・・ケサランパサラン?」