⚫︎本物語を最初からご覧になりたい方はこちら ⚫︎物語の概要をご覧になりたい方はこちら 前回のお話 (内臓脂肪減少薬 その1はこちら) 自分の体型が気になり始めたあかりさん。でもダイエットは簡単にできるものじゃない。そのため、内臓脂肪減少薬に頼ろうとするが、ぽっちゃりの母親に諫められてしまう。 あかり家宅 「おかあさん、痩せ薬ほしいの?」 「あかりが欲しがる薬がなんなのかは、よく分からないけど…そもそもあんた!その体型で痩せたいって、ほんとのぽっちゃりの苦しみ知らないでしょう?好きな服も着られないし、汗もかくし、靴下も履きづらい。階段は上りたくないし、いびきもかくし、狭い場所を通るのにだって躊躇する」 「おかあさん?」 「混んでるエレベーターに乗るときは体重制限がかかりはしないかひやひやするんだから!」 「た、たいへんだね」 「そうよ。あんたそんなこと気にして暮らしたことないでしょう!」