「サッカーシティー競技場」の完成を祝い、応援ラッパ「ブブゼラ」を吹き鳴らす作業員=ヨハネスブルク郊外で2010年5月3日、高尾具成撮影 W杯で南アフリカの民族楽器「ブブゼラ」が聴覚障害を引き起こす可能性があるとの研究結果を、スイスの補聴器会社が設立した財団が7日、発表した。 実験によると、独特の重低音を響かせるブブゼラはホーンや主審の笛を上回る127デシベルを記録。同財団は、85デシベルの音に長い時間さらされると難聴になる危険があるため、観客に耳栓などで保護することを勧めている。同財団の研究では両隣の熱狂した観客が叫んでも121・6デシベルになるという。(スポニチ)