目映い光の中で祝宴の行われる間は「鳳凰」、メニューには「海老」「蟹」。これらは常用漢字表外字だが、こういうときには、ルビなんて合わないようだ。むしろこういう感興に酔える場面では野暮とも映りかねない。カタカナ表記の「キンメダイ」より「金目鯛」、交ぜ書きの「金ぱく」よりもやはり「金箔」が選ばれていた。「贅沢」にふりがなを付けたら贅沢なイメージが損なわれてしまう、という人もいらしたことを思い出す。ふりがなも万能ではないのだ。 披露宴の席次表では、出席者への配慮として異体字への気遣いが驚くほどなされるということは、私自身も体験した。そういう注意を促し、字を選ばせるためのリストは、いろいろな式場で準備されている。経験的に蓄積されたもののようで、各種できあがっている。私の時にも、確かあった。今回は、それを入手された新婦さんが、面白そうでしょうと事前に下さった。面白い異体字や当て字などによく気付き、教え
立川談志さんが亡くなった。 「談志」とシンプルに表記したものか、「談志師匠」と呼びかけるべきなのか迷ったあげくに、とりあえず「立川談志さん」と書いてみたのだが、やっぱり変だ。落語家の名前をどう扱うべきなのかについては、以前、五代目円楽逝去の際に掲載した原稿の中で書いている。ご興味のある向きは参照してみてほしい。結論は、どう呼んでも落ち着かないということだ。 落ち着かない理由のひとつは、私自身が、落語に対して構えてしまっているからでもある。落語については、考えるのでも語るのでも、まず自縄自縛に陥る。困った傾向だ。 以下、当稿では、単に「談志」と表記することにする。師匠が生きていた間、私は、ずっと「談志」という呼び方で先方の顔を思い浮かべていた。死んだからといって、急に改めるのは変だ。だから、「談志」と呼ぶ。半可通っぽく聞こえるかもしれないが、そこは大目に見ていただきたい。現実に私は半可通なわ
宮内庁が、皇族女子による「女性宮家」創設の検討を「火急の案件」として野田首相に要請したことがわかった。 併せて安定的な皇位継承制度の実現も求めている。皇室典範は、女性皇族について、一般の人との結婚などにより皇族の身分を離れるとしており、女性宮家創設にあたっては、宮家の当主となる女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つよう、典範の一部を改正することになる。 現在の皇室の構成は、天皇陛下と皇族方22人。男性皇族方7人のうち4人は60歳を超えている。また、未婚の皇族女子は、天皇陛下の孫では皇太子ご夫妻の長女、愛子さま(9)、秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さま(20)、次女の佳子さま(16)の3人、昭和天皇の弟の三笠宮さまの孫にあたる彬子(あきこ)さま(29)ら5人、合わせて8人で、うち6人が成人されている。 宮内庁側は、今後、結婚により女性皇族が皇籍を離れるなどして皇族方が少数になると皇室全体の活動に支障が
武井咲と松坂桃李主演で女子高生の恋愛バイブルを映画化(C)水波風南/小学館[映画.com ニュース] 女優の武井咲と俳優の松坂桃李が、累計発行部数700万部を突破した人気少女漫画を実写映画化する「今日、恋をはじめます」(古澤健監督)に主演することがわかった。武井が演じるのは、結婚するまで処女であるべきと古風な信念を持つガリ勉の高校1年生・日比野つばき。一方の松坂は、つばきのファーストキスを奪い“昭和女”とバカにする最低のチャラ男・椿京汰に扮する。 女子高生の恋愛バイブルとして、絶大な人気を誇る水波風南氏の「今日、恋をはじめます」が、来年のNHK大河ドラマ「平清盛」に出演する武井と、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」に出演する松坂という、最強の布陣で映画化される。ふたりは、ドラマ「GOLD」「アスコーマーチ~明日香工業高校物語~」で共演しているが、映画では初顔合わせ。映画初主演となる武井は原作を
本来「裏方」であるアイドルのスタッフが、告知や案内以外の事を「個」として発言するようになって、どれほど経つだろうか。 ほとんどの場合、悪気はないのだろうが、いわゆる「ネタバレ」に類するような発言が見られることもあり、興醒めになることも無いわけではない。 「今度の新曲のコンセプトはああでこうで」 「この歌詞の意味はこれこれこうで元ネタはこれです」 「新衣装のデザイン意味わかりましたぁ?あれは(ry」 「今度のPVの監督はあの有名な◯◯さんで彼の世界観を(ry」 「アイドルって普通云々カンヌンだが、ウチはそこいらのアイドルとは違う(キリッ」 確かに、ファンはそういう情報は知りたがる。だが、肝心の作品やステージを観る前に、我々の目や耳や心に届く前に、そんな説明を山ほどされてもと思う。手品を見る前にタネを見せられて、手品が成立するだろうか。客にタネを知りたいと言われてあっさり教える手品師に、次の仕
印刷 テレビ東京は24日、同局が放送するアニメーション3番組を、中国の大手動画配信サイトに即日配信すると発表した。12月1日から開始する。中国国内の業者と組んで正規の映像を流すことで、横行する違法映像を締め出すのが狙い。 配信する番組は「NARUTO(ナルト)」「BLEACH(ブリーチ)」「SKET(スケット) DANCE(ダンス)」。さらに4〜5作品を検討中という。中国大手の動画サイト「土豆」と提携し、中国語の字幕とCMを付け、日本での放送より1時間遅れで配信する。 配信された番組は中国国内でだけ見ることができる。中国側がスポンサーから集める広告料を運営費にあてるため、視聴者は無料で番組を見られるという。 関連記事中国初のアニメ・漫画コミュニティ、北京に誕生(11/15)〈BCN〉TISグループの天津索浪数字、中国でのアニメ制作に力を入れる(11/11)日本でアニメを専攻する中国人
夏野さんと孫さんのツイッター喧嘩に端を発した「iモードの評価」について、池田さんが書いた記事をRTしてコメントをつけたら結構反応があったので、ちょっと解説しておく。 http://news.livedoor.com/article/detail/6054212/ iモードの価値評価については、世界のケータイ業界ではすっかり定まっていると思う。私の考えも、それ以上でも以下でもない。当時の携帯電話の技術水準や「音声オンリー」であった業界趨勢において、画期的なサービスであった。規模がモノをいう「コンテンツ・パブリッシングと課金を提供するプラットフォーム」を大手がブランケットとして提供し、その上で栄枯盛衰は激しいが小さい投資で作れるコンテンツ/アプリが百花繚乱するという「プラットフォーム+エコシステム」の考え方も画期的だった。2000年代初め頃は、このiモードの成功が携帯業界では世界的に注目され、
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