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  • 松井一郎氏の資金管理団体で“架空の日付”「令和1年3月」の領収書 「モラルの乱れ」と専門家 | AERA dot. (アエラドット)

    大阪市長の松井一郎氏=4月24日、大阪市北区 「存在しない日付の領収書がある」――。SNS上で6月、こんな投稿が話題になった。領収書の日付は「令和1年3月」。令和は5月から始まるので、存在しない日付だ。そしてこの領収書は、前大阪市長の松井一郎氏の資金管理団体「松心会」が受け取ったものだった。どういった経緯で、この領収書が作成されたのか。取材をすると、ずさんな会計の実態が浮き彫りになってきた。 【写真】ありえない日付が書かれた領収書はこちら *   *   * 領収書がSNSに投稿されたのは6月下旬。ポストマン開示請求クラスタ(Twitter(現X)アカウント名)さんが、 〈令和1年は5月1日からなのにどうしてなのか?? 説明が必要だろう〉 とツイートした。 領収書の宛名は「松心会」、金額は「300万円」、ただし書きは「寄附」となっている。日付は、書き直されたような形跡があって判別が難しい

    松井一郎氏の資金管理団体で“架空の日付”「令和1年3月」の領収書 「モラルの乱れ」と専門家 | AERA dot. (アエラドット)
    kaeru-no-tsura
    kaeru-no-tsura 2023/08/05
    いやいや、モラルの乱れどころじゃなくて犯罪やろがい
  • 教員が足りないというのはウソ ある特定の「書類仕事」が現場を忙殺させている  | AERA dot. (アエラドット)

    ※写真はイメージです(Getty Images) なぜこうも疲弊する教育現場が増えているのか。教員にのしかかる負担は計り知れない。教育改革実践家の藤原和博氏は、新著『学校がウソくさい 新時代の教育改造ルール』(朝日新書)で、悲鳴が上がる現場を改革するために必要なことを述べている。同書から一部を抜粋、再編集し、紹介する。 【図版】裁判所が仕分けした教員の仕事 *  *  * ■学校を流通網とするのをストップせよ 学校現場が書類仕事にまみれ、教員たちが事務処理に喘いでいることはもはや常識だ。 それゆえ、できる先生、熱心な先生ほど、児童生徒の学習や生活に寄り添えないことを苦にして行き詰まってしまう。精神的なバランスを崩したり、先生なのに不登校になってしまったり。おまけに保護者からの無体なクレームも増えるばかりだ。 2022年度に実施した公立校教員の勤務実態調査の速報値が4月に公表されたが、1カ月

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  • 「いつも男の人を養っちゃう」女性物理学者が2度の離婚を経て手に入れた「恵まれているなぁ」と実感する日々 | AERA dot. (アエラドット)

    大竹淑恵さん=理化学研究所(埼玉県和光市)の自室のデスクの前で 理化学研究所(理研)に勤める物理学者の大竹淑恵さんは、中性子(ニュートロン)という粒子を使って、橋や道路などのインフラの内部を「透視」する技術の開発をリードする研究者だ。自ら「遅咲き」という。30代後半から心身の不調に悩まされ、研究が軌道に乗ったのは50代に入ってから。60歳になって2度目の結婚に終止符を打ち、生活を一新し、トレーニングにも励むようになった。これからも大好きな物理の研究を元気に続けたいからだ。今は仕事に、趣味に、充実した日々を送る。(聞き手・構成/科学ジャーナリスト・高橋真理子) 【写真】さすがリーダーの顔。勢ぞろいした理研中性子チーム >>【前編:「遅咲き」の女性物理学者62歳 「心身がガタガタだった」30代後半からの十数年を越えて挑んだ新しい分野】から続く *  * * ――小型の中性子線装置をつくるプロ

    「いつも男の人を養っちゃう」女性物理学者が2度の離婚を経て手に入れた「恵まれているなぁ」と実感する日々 | AERA dot. (アエラドット)
  • 「遅咲き」の女性物理学者62歳 「心身がガタガタだった」30代後半からの十数年を越えて挑んだ新しい分野 | AERA dot. (アエラドット)

    小型の中性子線装置(RIKEN Accelerator-driven compact Neutron Systems=RANS)2号機の前で説明する大竹淑恵さん 理化学研究所(理研)に勤める物理学者の大竹淑恵さんは、日中性子科学会の学会賞を2022年に受けた。中性子(ニュートロン)という粒子を使って、橋や道路などのインフラの内部を「透視」する技術の開発をリードする。標準化を目指す「ニュートロン次世代システム技術研究組合」の理事長でもある。 【写真】若い意欲にあふれたまなざし。東海村にある原研3号炉で実験していたとき 自ら「遅咲き」という。研究が軌道に乗ったのは50代に入ってから。30代後半から心身の不調に悩まされ、家族の看護と介護に翻弄された時期もあった。最初の結婚は6年間で終わり、40歳を過ぎて踏み切った17歳年下との事実婚は2年前に解消。「私はいつも男の人を養っちゃう。それで、相手が

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  • 東京藝大学長が教える「好き」の究め方 「必要なのは自分の『好き』を複合的につなげる柔軟さ」 | AERA dot. (アエラドット)

    自分の「好き」を見つけるのは意外に難しい。どのように「好き」を見つけ、究めることができるのか。東京藝術大学学長・日比野克彦さんに聞いた。AERA 2023年4月10日号の記事を紹介する。 *  *  * 好きなものは生きていると見つかるものです。小さい子にも、いちごは好きだけどピーマンは嫌いとか、このお洋服は好きだけどこのお洋服は嫌いといった「好み」が現れます。この「好き」という気持ちは、その人を形づくる価値観につながります。好きなものにたくさん出会った日は、「いい日だったな」「楽しかったな」と感じます。成長するにつれ、できる限りポジティブな時間の連続の中で生きたい、と思うようになる。そのために努力している時は、それを努力とも意識せずにつき進んでいます。つまり、「好き」をあきらめないのは自分にとって「いいもの」だからです。 ■分析していかないと当の「好き」は分からない とはいえ、自分は

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  • 野田秀樹、つかこうへいから成河が得たもの「それから復讐劇が始まった(笑)」【後編】 | AERA dot. (アエラドット)

    成河(ソンハ)/ 1981年生まれ。東京都出身。法政大学在学中に、東京大学駒場キャンパス内の演劇サークルで演劇を始める。「★☆北区つかこうへい劇団」10期生。平成20年度文化庁芸術祭演劇部門新人賞、第18回読売演劇大賞・優秀男優賞、第57回紀伊國屋演劇賞個人賞など、受賞歴多数。(撮影/戸嶋日菜乃 ヘアメイク/大宝みゆき) ミュージカル、会話劇、コメディーとさまざまなジャンルがある舞台。各ジャンルを得意とした俳優は多いが、既存のジャンルだけでなく、今までになかったジャンルや奇抜な作品にも呼ばれる俳優が、成河さんだ。成河さんが巨匠らから学んだことを振り返る。 【白シャツ姿が爽やか!成河さんの写真をもっと見る】 *  *  * 舞台がメインだと、映像が主戦場の俳優と違い、とても規則正しい毎日が待っている。一年中、出演舞台が途切れない成河さんでも、「忙しくて死にそう」などと思ったことは一度もないら

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  • 演劇界の総合格闘家・成河が語る悔しさ “修業の場”扱いされる舞台【前編】 | AERA dot. (アエラドット)

    成河(ソンハ)/ 1981年生まれ。東京都出身。法政大学在学中に、東京大学駒場キャンパス内の演劇サークルで演劇を始める。「★☆北区つかこうへい劇団」10期生。平成20年度文化庁芸術祭演劇部門新人賞、第18回読売演劇大賞・優秀男優賞、第57回紀伊國屋演劇賞個人賞など、受賞歴多数。(撮影/戸嶋日菜乃 ヘアメイク/大宝みゆき) 話題作・問題作にこの人あり。俳優・成河さんは演劇のジャンルを軽々と飛び越えながら、「僕の芝居の最終目的地は舞台」と軽やかに宣言し、若手に演劇で生きていくことの素晴らしさを背中で示す。 【白シャツ姿が爽やか!成河さんの写真をもっと見る】 *  *  * ■全ジャンルを網羅する役者に 演劇界の“総合格闘家”を目指しているという。 今年2~3月は、木ノ下裕一さんが主宰する「木ノ下歌舞伎」の「桜姫東文章」で主役の清玄・権助(2役)を演じ、全国5都市を回った。それが終わると、25日

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  • 議員特権は300億円以上、「第3の給与」も 岸田自民の増税発言が「身を削れ」と批判される理由〈dot.〉

    岸田首相が突然公表した防衛増税に続き、自民党の甘利明前幹事長が少子化対策の財源として消費増税を含めて検討すると発言。SNSでは「まずは国会議員が身を切るべき」と国民の怒りが爆発した。厳しい生活を送る国民からそんな声が上がるのも無理もない。日の国会議員はさまざまな「特権」があるのだ。

    議員特権は300億円以上、「第3の給与」も 岸田自民の増税発言が「身を削れ」と批判される理由〈dot.〉
  • 「沖縄が、また笑われている」 真剣な怒りを無効化、「w」が差別と偏見を助長する | AERA dot. (アエラドット)

    辺野古に座り込む人々 米軍基地の反対運動を土の人間があざ笑う。そんな風潮がネットを中心に広まり、現実の世界にまで及び始めた。『ネットと愛国』『沖縄の新聞は当に「偏向」しているのか』などの著書があるジャーナリストの安田浩一さんが、沖縄の人たちが受ける“嘲笑”の実情を3回にわたって報告する。 【写真】嘉数高台公園から見た普天間基地 *  *  * 沖縄が、また笑われている──。 辺野古(沖縄県名護市)を舞台とした“ひろゆき騒動”(※)に、私は憤りと悲しみ以外のものを感じることはなかった。人を見下したような嘲笑が、真剣な怒りを無効化させる。ネット上でよく見ることのできる「w」(笑いを意味する記号)のカルチャーが現実社会に襲いかかる。 これまでの沖縄取材を振り返れば、私はそうした場面を数多く目にしてきた。たとえば問題の渦中となった辺野古。ここでは新基地建設に反対する人々が連日、抗議運動を続けて

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  • W杯で気付かされた「地上波よりABEMAのほうが便利」という事実 放映権料「200億円」の舞台裏 | AERA dot. (アエラドット)

    ドイツ戦では、ABEMA1日の視聴者数が1000万を超えた。今回のW杯が、配信と放送の考え方や楽しみを変えるきっかけになるだろう(写真/アフロ) 連日連夜、日中を“楽しい寝不足”にさせているサッカーワールドカップ(W杯)カタール大会。その中継で名を上げたのが、無料で楽しめるインターネットテレビ局「ABEMA」だ。「移動中もスマホで楽しめる」「試合後も見られる」「全64試合視聴できるアプリがわかりやすい」と、人気が急上昇。日本代表が1次リーグの初戦で強豪のドイツに逆転勝利した日の1日の視聴者数が「1000万を超えた」とABEMAは高らかにアナウンスした。これまでW杯のような国際大会の中継は、テレビの独壇場だった。今回ABEMAがFIFAに支払った放映権料は200億円ともいわれる。“新しい未来のテレビ”を掲げるABEMAが設立した当初から藤田晋社長に取材してきたITジャーナリスト・西

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  • 教員を確保できない「未配置」問題が深刻化 担任不在で「自習状態」「2人体制」も | AERA dot. (アエラドット)

    教員未配置は子どもたちの学習環境を悪化させる。国が推し進める少人数学級の流れに逆行し、2クラス合同授業なども行われている(photo 写真映像部・東川哲也) 教員不足が深刻化している。現場の負担は増し、病休者らが増える悪循環。学級担任が配置されないケースや授業ができない事態も起きている。2022年11月28日号の記事を紹介する。 【図表】文科省が行った「教師不足の実態調査」結果はこちら *  *  * 今年4月。首都圏に住む女性(44)が、始業式を終えて帰宅した小4の娘に「今度の担任の先生はどんな先生?」となにげなく聞いたところ、驚くような答えが返ってきた。 「担任の先生はいなくて、2人の先生がみてくれるって」 ……4月に担任がいない? 学校からの手紙には、教員が足りず、配置されるまでは教務主任と音楽専科の教員が交代でクラスをみる、といった説明があった。2学年上の娘のときも、3学期に担任が

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  • 私語禁止の「黙食」で給食が苦痛に…教員も悩む「食育はそれでいいの?」 | AERA dot. (アエラドット)

    「給の様子を観察していれば、健康状態、交友関係、生活環境の変化など、その子のことがよくわかる」と小嶋園長。さくらしんまち保育園では毎月、100人の園児ひとりひとりの給の状況を話し合う会議を行っている(撮影/写真部・小黒冴夏)この記事の写真をすべて見る 楽しいはずの給の時間が苦痛だという子どもたちがいる。背景には時間優先で余裕がなく、「黙」をさせざるを得ない学校の実情がある。 *  *  * 給を苦痛にするものに「べる時間の短さ」がある。日スポーツ振興センターの生活実態調査(10年度)によると、小中学生が給を残す理由の3位は「時間が短い」。 他業種を経て教職に就いた40代の女性が、小学校の現場でカルチャーショックを受けたのは、時間優先で楽しさが排除された給風景だった。 「もぐもぐタイムといって、20分のうち頭半分ほどは黙ってべないといけないんです。おしゃべりしたり、ふざ

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  • 国会の「追及王」没後20年に思う 「『先生』がいたら旧統一教会の問題も起こらなかっただろう」 | AERA dot. (アエラドット)

    「没後20年を偲ぶ会」で飾られた石井紘基氏の写真 独自の調査活動と徹底した国会質問で「政官業の癒着」「オウム真理教や旧統一教会問題」などに切り込み、“追及王”“爆弾男”の異名を取った「先生」、元衆院議員の石井紘基氏。東京都内の自宅玄関前で刺殺されてから20年になる今年、安倍晋三元首相が凶弾に倒れ、旧統一教会の問題が大きく取り沙汰されるようになった。節目の年にふと思う。石井氏が生きていたら、どんな追及をしたのだろうか。 【写真】石井氏の長女、ターニャさん 2002年10月25日。「午前10時30分に石井議員が自宅前で右翼団体の代表に襲われ、亡くなった」との一報を聞いた時、筆者の頭の中は真っ白になった。 石井氏とは取材を通じてつき合いも長く、いろいろな情報について取材のポイントまでレクチャーをしてくれるなど、指導してもらった。 石井氏は当時、民主党所属で3期目だった。党内の有志を募り、「国会G

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  • 立憲男性県議が「女性とかジェンダーとかほざく連中」「ポンコツ」と暴言 神奈川県連で横行する“深刻ハラスメント” | AERA dot. (アエラドット)

    立憲神奈川県連所属議員のグループLINEに浦道県議が投稿した文面 立憲民主党・神奈川県連所属の女性議員から「ハラスメント」の告発が相次いでいる。【前編】では横浜市議が訴えた「マタハラ」を詳述したが、それ以外でも県連所属の男性議員から「暴言をはかれた」「パワハラを受けた」という訴えが続出している。【後編】では、それらを訴える女性議員3人のケースを紹介する。リベラル政党の内部でいったい何が起こっているのか。女性市議や告発された“当事者”を取材した。 【写真】男性県議を「告発」した女性市議はこちら *  *  * 今年7月に行われた参院選。立憲民主党は神奈川選挙区から宇宙航空研究開発機構(JAXA)の参事の水野素子氏、元県議の寺崎雄介氏の2人を擁立した。水野氏はJAXA(前身含む)に28年間勤務したキャリアと、2児を育てるワーキングマザーであることから「宇宙かあさん」の愛称で選挙を戦った。その選

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  • がら空きなのになぜ隣に座るの? 10人に1人、トナラーたちの意外な心理 | AERA dot. (アエラドット)

    ※写真はイメージです(GettyImages) 電車でカフェで、周囲はがらあきなのに、あえて隣に来る人々がいる。「トナラー」と呼ぶらしい。いったいどんな心理なのか。AERA 2022年10月10-17日合併号から。 【意外?この3年間で最も増えたハラスメントは…】 *  *  * 都心から横浜方面に向かう電車は十分に空いていた。7席横並びのシートには私とカップルが1組、両端に座り、真ん中4席があいている。向かいの7人掛けも、同じ車両のほかのシートも似たような状況だ。平日の昼下がり、ウトウトしていたのだが……。 途中駅で、顔を扇子であおぎながら乗ってきた体格のいい中年男性がためらいもなく私の隣に腰掛け、ギョッとした。否応なしに姿勢を正し、少し肩をすぼめて座りなおす。確かにどこに座ろうとその人の自由だ。ただ、あいている席は多くあり、両隣に誰もいない席を選ぶこともできる。なぜ? モヤモヤが募った

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  • 「知らなかった」と言えば免責? 岸田改造内閣 旧統一教会関連と接点のある議員だらけ | AERA dot. (アエラドット)

    記念写真に納まる岸田文雄首相(手前中央)と閣僚ら 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と決別する気はない? 8月10日に発足した第2次岸田改造内閣。ふたを開けてみれば旧統一教会と接点のあった人物ばかり。人たちを問いただせば、「知らなかった」と責任逃れ。政権浮揚を狙った前倒しの改造が、逆に国民の疑念を招く結果となっている。 「何のための内閣改造、党役員人事だったのか。旧統一教会関連に関与したのばかり起用して、余計に疑惑が生じている」 そうこぼすのは、自民党のある閣僚経験者。 内閣改造前の各社の世論調査で、旧統一教会と政治との関係や安倍晋三元首相の国葬の賛否について、説明が足らない、納得いかない、といった回答が多数を占め、岸田文雄首相は支持率低下を避ける狙いで、想定より1カ月前倒しで内閣改造、党の役員人事に着手した。 岸田首相は8月10日の記者会見で旧統一教会を念頭に、 「私個人は、知り得る限

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  • 旧統一教会「霊感商法」を本格追及した朝日ジャーナル名物記者への非道な抗議と嫌がらせ電話の「中身」 | AERA dot. (アエラドット)

    「朝日ジャーナル」では、1986年12月から87年にかけて、「霊感商法」を格追及していた 7月8日に安倍晋三元首相銃撃事件が起こってから1カ月が経った。逮捕された山上徹也容疑者の動機について、犯行直後は「母親が“ある宗教団体”にのめり込んで多額の寄付をしたことで家庭が崩壊。恨みがあったと供述した」などと報じられた。その後、同月11日に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が会見を開くまで宗教の団体名を報じるマスコミはほとんどなかった。なぜ、多くの報道機関は旧統一教会の名前を出すことを躊躇したのか? その理由について、1980年代に「朝日ジャーナル」で霊感商法を鋭く追及した元朝日新聞記者、藤森研さんが実体験をもとに語った。 【写真】80年代に霊感商法を追及した当時の「朝日ジャーナル」記事 *   *   * 7月29日、全国霊感商法対策弁護士連絡会は日外国特派員協会で会見を開いた。代表世話人

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  • 「山上容疑者は家庭がしっかりしていれば」旧統一教会系の自民議連トップ 奥野議員が激白 | AERA dot. (アエラドット)

    「日・世界平和議員連合懇談会」会長代行、奥野信亮衆院議員 旧統一教会と自民党との関係についてさまざまな指摘があるなか、旧統一教会の友好団体と自民党の国会議員らでつくる「日・世界平和議員連合懇談会(平和議連)」の会長代行、奥野信亮衆院議員は「何が問題なのかわからない」と主張する。当に問題はないのだろうか? 奥野議員がAERAdot.に詳細を語った。 【画像】世界平和連合が議員に選挙応援の要望を尋ねた”異例”のアンケートはこちら 平和議連は、元閣僚を含む自民党議員が役員を務め、会員数は80人を超える(総会資料から)。今年6月の総会では、平和議連の顧問で、旧統一教会の友好団体である世界平和連合の会長などを務める梶栗正義氏が講演。翌月に控えた参院選についても話し合った。 総会で配られた資料にはアンケート用紙も入っており、質問には「次期参議院選挙の地方区で、世界平和連合の応援を希望する議員がお

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  • 「脱落」したら這い上がれない 銃撃事件と氷河期世代に固定した“悲惨な状況” | AERA dot. (アエラドット)

    AERA 2022年8月1日号より 山上徹也容疑者は「『最悪の時代』に社会に出た」と格差研究の識者は指摘する。凶行は決して許されるものでも正当化されるものでもない。日を震撼させた事件の社会背景にあるものは何か。AERA 2022年8月1日号の記事から。 【この記事の写真をもっと見る】 *  *  * 「7月中には所持金がなくなってしまうので、その時には死のうと思った。死ぬ前にやろうと思っていたことをやるしかないと思い、安倍元総理を襲撃する決心がついた」 山上徹也容疑者(41)は、奈良市内で7月8日、参議院選挙の応援演説中の安倍晋三元首相を銃殺した。当初は「政治テロ」が疑われ、凶行に対し「民主主義への挑戦だ」という声もあがった。しかし、その後の供述などから、母親の新興宗教への献金による家庭の経済的困窮が背景にあり、最終的に犯行の背中を押したのも貧困だった可能性が徐々にわかってきている。 「

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  • 安倍晋三元首相の「国葬」に疑問 法学者「閣議決定は明らかに違憲。国葬の私物化」と指摘 | AERA dot. (アエラドット)

    告別式の際に設けられた献花台に置かれた安倍晋三元首相の遺影 9月27日に行われる予定の安倍晋三元首相の「国葬」をめぐる議論。これまでの実績などを踏まえて決めたという岸田文雄首相の説明に対し、反対する声も多い。野党党首の発言をはじめ、デモなどの動きも出ている。憲法や法律といった観点から「筋が通らない」と指摘する慶応大名誉教授(憲法学)の小林節さんに聞いた。 「今の時代における国葬とは何か、政府は積極的に説明すべきだ。なし崩し的な形で準備が進められようとしている。賛同しかねる」 立憲民主党の泉健太代表は7月22日の記者会見でそう述べ、安倍元首相の国葬に反対の考えを表明した。日維新の会の松井一郎代表は、「(自身は)国葬に反対ではない」とした上で、 「国民の税金を支出するわけだから、岸田首相は国葬を行う意義を国会で国民に丁寧に説明すべきだ。賛成・反対両方の意見がある国民の皆さんに首相は説明する責

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