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ブックマーク / gendai.media (809)

  • 「過疎地の復興はムダ」「移住を考えよ」…財務省財政審が能登半島地震の被災者に言い放つ「許しがたい棄民思想」(藤井 聡) @gendai_biz

    「被災地の多くが人口減少局面にある」から!? 今日は、南海トラフ地震の「注意」情報についてさらに書こうと思っていたのですが、目を疑うようなトンデモナイニュースが飛び込んできました。 「能登の復旧・復興『コスト念頭』 財務省、被災地は人口減」 ――財務省は9日、財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会を開き、能登半島地震の被災地の復旧・復興は「将来の需要減少や維持管理コストも念頭に置き、住民の意向を踏まえ、十分な検討が必要だ」と訴えた。「被災地の多くが人口減少局面にある」ことを理由に挙げ「過去の災害の事例も教訓に集約的なまちづくり」を提言した。復興が格化する中、無駄な財政支出は避けたいとの立場を明確にした。―― 要するに財務省の財政審議会は、 「過疎地の復興は無駄」 だと断じ、 「そんな過疎地に住んでいた人間は移住しろ」 と言っているわけです。

    「過疎地の復興はムダ」「移住を考えよ」…財務省財政審が能登半島地震の被災者に言い放つ「許しがたい棄民思想」(藤井 聡) @gendai_biz
  • 『虎に翼』が描く「悪意なき加害」が浮き彫りにする、日本社会の「悪気はないんだから」の功罪(田幸 和歌子)

    繰り返し描かれる「悪意なき加害」 『虎に翼』には、「善意と悪意」「善人と悪人」の二元論で処理できない「行動」や「感情」が多数描かれている。中でも形を変えつつ、幾度となく繰り返されるのは、「悪意なき加害」だ。 最初に印象的だったのは、穂高教授(小林薫)のエピソードだ。穂高教授は寅子にとって初めて話を遮らないで聞いてくれた大人で、寅子を法曹の世界に導き女性法曹の道を切り拓くと同時に、寅子の父の冤罪を晴らしてくれた人でもある。 一方、寅子の妊娠を知ると、「君の勤めは、子を産み母になることではないのかね?」「雨垂れ石を穿つだよ。君の犠牲は決して無駄にはならない」と“善意”で寅子を法曹の世界から排除した。 序盤から中盤で“悪人”に見えていたのは、梅子(平岩紙)の家族だろう。梅子を見下し、家庭に縛り付け愛人を作った夫や、家族の「扶(たす)け合い」という名目で梅子を家事要員や介護要員として扱う義母や子ど

    『虎に翼』が描く「悪意なき加害」が浮き彫りにする、日本社会の「悪気はないんだから」の功罪(田幸 和歌子)
  • 「あんな気持ち悪い奴、好きなのか?」と言われ…35年前の夏「サザン以来の衝撃」でポップスを変えた「エグい音楽家」(スージー鈴木) @moneygendai

    「あんな気持ち悪い奴、好きなのか?」と言われ…35年前の夏「サザン以来の衝撃」でポップスを変えた「エグい音楽家」 山下達郎や松任谷由実ら、70~80年代の洗練されたサウンドが「シティポップ」として再解釈されて久しい。かたや、NewJeansやaespaをはじめとする韓流アーティストが、安室奈美恵やSMAPに代表される90年代後半~00年代前半のサウンドを当たり前のように取り入れる時代に突入した。 YouTubeやTikTok音楽のカルチャーギャップの縮小に寄与し、「若いのによく知ってるね」なんて言葉は意味を為さなくなった。 であればなおのこと、過去の音楽のどのニュアンスが今の時代に求められているか、脈の一端を手繰り寄せ、ほどく必要があるだろう。音楽評論家・スージー鈴木の新連載「スージー鈴木のNow And Then」では、日のポップスの知られざる側面にスポットを当て、今の時代に受け継が

    「あんな気持ち悪い奴、好きなのか?」と言われ…35年前の夏「サザン以来の衝撃」でポップスを変えた「エグい音楽家」(スージー鈴木) @moneygendai
  • 「血縁」だけが「家族」の証ではない…『あぶない刑事』8年ぶりの最新作が提示する、新しい家族のカタチ(西森 路代) @gendai_biz

    記事は『帰ってきた あぶない刑事』の内容を含みます。ネタバレを気にされる方は鑑賞後にお読みください。 現在公開中の映画『帰ってきた あぶない刑事』が観客動員数112万人、興行収入15.3億円を突破したそうである(7月8日時点)。 シリーズ『あぶない刑事』がスタートしたのは1986年のこと。日テレビのドラマとしてスタートすると翌年にはシリーズの第二作『もっとあぶない刑事』が放送され、その後もコンスタントにドラマや劇場版映画が制作されてきて、今作で劇場映画としては8目となる。 シリーズがスタートした頃のことを覚えているが、主演のバディ、タカこと鷹山敏樹(舘ひろし)とユージこと大下勇次(柴田恭兵)は、劇中歌を歌い、『ザ・ベストテン』や『歌のトップテン』などのランキング形式の歌番組に登場したりと、アイドル的な人気もあったように思う。 当時の中高生男子にも人気があり、筆者の地元では、『あぶ刑

    「血縁」だけが「家族」の証ではない…『あぶない刑事』8年ぶりの最新作が提示する、新しい家族のカタチ(西森 路代) @gendai_biz
  • 大谷翔平が「豪邸報道」に猛激怒していた…!日テレとフジが「出禁」になった「深刻すぎる理由」(週刊現代) @gendai_biz

    大谷が激怒したワケ 「ロサンゼルス・ドジャース」で活躍する大谷翔平(29歳)から、日テレビとフジテレビが「出禁処分」を下されていたことが、週刊現代の取材でわかった。 「日テレとフジは、ドジャースから貸与されている『取材パス』を凍結されてしまったのです。さらに、大谷選手のマネジメントなどを行っている会社からも、『大谷の過去素材を使用しないよう』通達された。 これにより、日テレは6月9日放送のスポーツ特番に関しても映像の差し替えを余儀なくされました。局内は蜂の巣をつついたよう騒ぎになっています」(日テレ関係者) 日テレとフジは、なぜそこまで大谷を怒らせてしまったのか。 「日テレとフジは先月、大谷選手がロスに12億円の豪邸を購入したことを詳細に報じました。空撮映像や自宅前からのレポート、近所へのインタビューなどワイドショー取材のような映像を流した。まるでお祭り騒ぎでした。 大谷選手はこれらの報

    大谷翔平が「豪邸報道」に猛激怒していた…!日テレとフジが「出禁」になった「深刻すぎる理由」(週刊現代) @gendai_biz
  • “論破”は「死体」を積み上げるだけの行為…“対話”が“論破”よりも長期的に有益な納得の理由(鴻上 尚史)

    いままで、「大切な人と深くつながるために」「いじめられている君へ」「親の期待に応えなくていい」など、10代に向けて多くのメッセージを発信してきた作家の鴻上尚史さんが「今の10代に贈る生きるヒント」を6月12日に刊行する。その書籍のタイトルは『君はどう生きるか』。昨年ジブリの映画でも話題になった90年近く前のベストセラーをもじったこのタイトル。なぜ「君たち」でなくて「君」なのか。そこには鴻上尚史の考える時代の大きな変化があった。 『君はどう生きるか』(鴻上尚史著)より抜粋して、著者がいまを生きる10代に贈るメッセージを一部紹介する。 『君はどう生きるか』連載第10回 『まず「対話を“始める”」ために必要なこととは?中学校の教科書から「対話の前提」を整える術を学ぶ』より続く 「論破」と「対話」 私の話を聞いていた女子中学生が手をあげました。 「でも、どんなに『対話』してもうまくいかないこともあ

    “論破”は「死体」を積み上げるだけの行為…“対話”が“論破”よりも長期的に有益な納得の理由(鴻上 尚史)
  • 『虎に翼』寅子が見た日本国憲法第14条。「男女平等」と22歳米国人女性の深い関係(内田 舞)

    「虎に翼」の核でもある憲法第14条の背景 放映後に、毎日のようにX(旧Twitter)のトレンドに上がるNHKの朝ドラ『虎に翼』。主人公寅子だけでなく、登場人物に一喜一憂し、生き様に自分を重ね、共感する人が増えている。 5月27日からの週は、寅子の兄の戦死、夫の戦病死、父の病死……多くの人が直面したであろう「戦争と死」が描かれた。5月30日の放送回では、父親によって隠されていた夫・優三の死が今も消化できず、悲しむことさえ封じ込んでいた寅子の感情が一気に露呈するシーンに涙した人も多かったことだろう。寅子は夫の想い出とともに泣きながら焼き鳥をべる。そしてべ終わってふと焼き鳥を包んでいた新聞紙を見ると、そこに書かれていたのが「日国憲法」だった。 この場面は、第1回目のドラマ開始の冒頭のシーンと繋がっている。終戦から1年後の1946年(昭和21年)11月3日に公布された「日国憲法」。そのシ

    『虎に翼』寅子が見た日本国憲法第14条。「男女平等」と22歳米国人女性の深い関係(内田 舞)
  • 「国会を舐めている」と大ヒンシュク…自民党・今井絵理子議員が国会を長期欠席していた「あきれた理由」(週刊現代) @moneygendai

    自民党幹部が激昂する相手 「国民を舐めてるとしか思えん!」 自民党幹部がこう激昂する相手は、参議院議員の今井絵理子氏である。なぜ党内でこれほど怒りを買っているのか。

    「国会を舐めている」と大ヒンシュク…自民党・今井絵理子議員が国会を長期欠席していた「あきれた理由」(週刊現代) @moneygendai
  • 「ただの無料貸本屋」ではない…日本が見習うべき「アメリカの図書館」の「意外な動向」(飯田 一史) @moneygendai

    アメリカのZ世代(2022年時点で13~25歳)やミレニアル世代(同26~40歳)の図書館利用の実態がおもしろい。なかなか意外な結果になっているし、アメリカ図書館協会(ALA,American Library Assoxiation)の提言も、日好きがよく言うステレオタイプな「図書館かくあるべし」論とは違うものだ。 Z世代が図書館を利用するためには、物理的なスペースと印刷物が必要 ALAからポートランド州立大学のカティ・インマン・ベレンス(Kathi Inman Berens)、レイチェル・ノオルダ(Rachel Noorda)による『Z世代とミレニアル世代公共図書館の利用方法とメディア利用による識別』(Gen Z and MillennialsHow They Use Public Librariesand Identify Through Media Use)が発表された。 この

    「ただの無料貸本屋」ではない…日本が見習うべき「アメリカの図書館」の「意外な動向」(飯田 一史) @moneygendai
  • 昭和10年女子は本当に「ビールを飲んでいた」のか…朝ドラ『虎に翼』の根幹につながる「違和感」(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    ちょっと考えられないシーン 朝ドラ『虎に翼』は、いまよりもはるかに女性の社会的地位が低かった時代に、弁護士をめざした女性・寅子(ともこ)の物語である。 第16話、ヒロイン寅子が大学の科に進んだのをお祝いして、家で祝杯を挙げていた。 寅子の母もビールを飲んで少し酔っているようだった。 はて。 昭和10年に、男たちと同じように女性が酔うほどビールを飲むだろうか。 はて。はて。 私の昭和の記憶から想像するに、ちょっと考えられないシーンである。 もちろん、この家が他家とは違って、異質な家族だったというのなら、そういうこともあり得るだろう。そんな家が日には一軒もなかったとは証明できない。 でも、そんな描写はなかった。 寅子の母は、できれば他家と同じよう、娘が外で恥をかかぬよう、きちんと嫁にいけるよう、必死で育てている、というふうに描かれていた。 不満と不平を抱きながらも、我慢したほうがいいからま

    昭和10年女子は本当に「ビールを飲んでいた」のか…朝ドラ『虎に翼』の根幹につながる「違和感」(堀井 憲一郎) @gendai_biz
    kaeru-no-tsura
    kaeru-no-tsura 2024/05/05
    ちゃんと調べてから書けばいいのに
  • 【独自】吉本興業・大阪万博が今も「ズブズブ」…ペーパー法人が設立3ヵ月で2600万円公共事業「グレー落札」《大崎氏は「口利きはない」と》(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

    【独自】吉興業・大阪万博が今も「ズブズブ」…ペーパー法人が設立3ヵ月で2600万円公共事業「グレー落札」《大崎氏は「口利きはない」と》 ホームページでは「万博事業は受託しない」と 4月24日、吉興業のホームページに《コーポレートガバナンスの強化等について》というお知らせが掲載された。昨年12月、週刊文春が報道したダウンタウンの松人志氏の性加害問題を契機に、コンプライアンスの強化を打ち出したものだ。ガバナンス体制の強化、人権の尊重・人権ポリシーの策定などが記されている。 松氏の問題については、タレント等100名以上に対するヒアリングを行ったことを明かし、《当社としては、早急に、全社員・全所属タレントに対して、時代に寄り添う意識の醸成・徹底を図る必要性を痛感しているところです》と説明している。 この文書の最後には、2025大阪・関西万博に企業パビリオン「よしもとwaraii myrai

    【独自】吉本興業・大阪万博が今も「ズブズブ」…ペーパー法人が設立3ヵ月で2600万円公共事業「グレー落札」《大崎氏は「口利きはない」と》(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
  • 【独自】ミャクミャク像事件「真犯人」の正体がわかって窮地「吉村知事」東京15区補選も敗色濃厚で(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

    「万博反対の者」の犯行って言ったけど 「玉川徹氏の『出禁発言』に続いて、ヤバいことになりそうだ」 大阪府の幹部はこう言って頭を抱える。吉村洋文知事の「失言」だ。 ことの発端は、3月13日、大阪市役所の正面玄関に飾られていた2025年の大阪・関西万博公式キャラクター、ミャクミャク像の顔が鉄製の看板で傷つけられているのが発見されたことだった。大阪市は警察に被害届を提出し、捜査がはじまった。 その際、吉村知事は3月14日の記者会見でこう語った。 「万博に対して反対であっても、暴力行為は控えてほしい」 「(犯人は万博に反対する人である)可能性は高い」 「ミャクミャクは万博の象徴的なキャラクター。意図的に故意に傷つけられた。万博に否定的な意見を持っている人ではないか」 ミャクミャク像を傷つけた犯人が「万博反対の者」と断定するかのような発言を繰り返したのだ。そしてX(旧ツイッター)でも、ミャクミャクの

    【独自】ミャクミャク像事件「真犯人」の正体がわかって窮地「吉村知事」東京15区補選も敗色濃厚で(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
  • 日本社会が壊れ始めた「就職氷河期世代の実体験」…正社員も非正社員も「嫌なら辞めろ」(小林 美希)

    平均年収443万円――これでは普通に生活できない国になってしまった。なぜ日社会はこうなってしまったのか? 重版7刷の話題書『年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活』では、〈昼は必ず500円以内、スタバのフラペチーノを我慢、月1万5000円のお小遣いでやりくり、スマホの機種変で月5000円節約、ウーバーイーツの副業収入で成城石井に行ける、ラーメンが贅沢、サイゼリヤは神、子どもの教育費がとにかく心配……〉といった切実な声を紹介している。 私の原体験 あまりに若者が疲れている、何かおかしい──。 社会人になりたての2000年から2003年にかけて、当時、経済記者だった私が感じたことだった。その頃に社会に出た同世代の多くが、連日の“サービス残業”で終電帰り、土日も“サービス出勤”をしていた。たまに休める日は疲れ切って動けず、寝たきり状態。よく言われる「若い時は勉強だ」という域を超えているよう

    日本社会が壊れ始めた「就職氷河期世代の実体験」…正社員も非正社員も「嫌なら辞めろ」(小林 美希)
  • 習い事や家族旅行は「贅沢品」ですか? 低所得家庭の子どもの約3人に1人が「体験ゼロ」の衝撃(今井 悠介)

    習い事や家族旅行は贅沢?子どもたちから何が奪われているのか? 低所得家庭の子どもの約3人に1人が「体験ゼロ」、なぜ体験をあきらめなければいけないのか、人気の習い事で生じる格差、近所のお祭りにすら格差がある……いまの日社会にはどのような「体験格差」の現実があり、解消するために何ができるのか。 注目の新刊『体験格差』では、日初の全国調査からこの社会で連鎖する「もうひとつの貧困」の実態に迫る。 *記事は今井悠介『体験格差』から抜粋・再編集したものです。 見過ごされてきた「体験格差」 東日大震災を契機に、私は当時勤めていた会社を辞め、学生時代の仲間とともに、被災した子どもたちの支援に取り組み始めた。宮城県の仙台で事務所を立ち上げ、子どもたちが直面する現実と向き合い始めた。2011年6月のことだ。 「チャンス・フォー・チルドレン」という私たちの団体名には、「たまたま生まれ育った環境によって、

    習い事や家族旅行は「贅沢品」ですか? 低所得家庭の子どもの約3人に1人が「体験ゼロ」の衝撃(今井 悠介)
  • 「源泉徴収はナチスの発明」というウソ(田野 大輔) @gendai_biz

    ナチスの政策のなかにも「良いもの」はあった。ネット上を中心にしばしばそんな主張を見かける。 しかし実はそうした主張の多くは少なからぬ事実誤認を含んでいたり、政策の全体を見ずに一部だけを切り取っていたりする――そうした巷間の「ナチス擁護論」の杜撰さと危うさを指摘した『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』(小野寺拓也・田野大輔)がベストセラーとなっている。 「ナチスは良いこともした」という主張の根拠の一つとしてしばしば持ち出されるのが、「源泉徴収はナチスが発明した」という説だ。同書の著者の一人である甲南大学教授の田野大輔氏が、この説の虚実、そして、なぜこの説が広まったのかを検証する(文中敬称略)。 当に「ナチスの発明」か? 日の税制のことが話題になるとき、しばしば紹介される俗説がある。「源泉徴収はナチスの発明」――給料から税金を天引きする制度を作ったのはナチスだという説である。SNS

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  • 渋谷はもう「若者の街」じゃない…イケてた街が「楽しくなくなった」納得の理由(谷頭 和希) @moneygendai

    「渋谷はもう若者の街じゃない」――。このところ、そんな声がやけに頻繁に聞こえてくる。実際、渋谷の街を歩いていても、若者の姿は、あまり目につかない。 筆者は、東京の様々な街のイメージを探るために、さまざまな人々にインタビューを重ねているのだが、今回は、そこから見えてきた渋谷という、(かつての?)「若者の街」の姿を解き明かしたい。果たして、渋谷は当に「オワコン」なのか。 「渋谷は、単なる便利な街」 結論を先に述べれば、「若者の街」という看板は、もはや渋谷には似合わないのかもしれない。アンケートを重ねる中で浮上したのは、「渋谷」は、今や単なる「便利な街」程度にしか認識されていないという事実だ。「是が非でも行きたい」「あの場所に行ってみたい」といった特別な思い入れを抱かせる魅力は、すっかり色あせてしまったようである。 このような事態に拍車をかけているのが、現在進行中の渋谷の大規模な再開発だ。数年

    渋谷はもう「若者の街」じゃない…イケてた街が「楽しくなくなった」納得の理由(谷頭 和希) @moneygendai
    kaeru-no-tsura
    kaeru-no-tsura 2024/04/10
    町田楽しいよ町田においでよ
  • 民主党政権はそこまでひどかったのか? 安倍政権と比べてみると…(中川 右介) @gendai_biz

    「悪夢の民主党政権」は当か 珍しいことに、今度の総選挙は、総理大臣が何の実績もない状態での選挙となる。 岸田総理は、国会で所信表明演説をしただけで、ひとつの法律も提案すらしていない。「こういうことをやりたい」と言っているだけで、何もしていない。 現内閣が実績ゼロでの総選挙だ。 「総理としての実績が何もない」ことでは、野党第一党の立憲民主党の枝野幸男代表と同じだ。 いや、枝野代表には何の実績もないが、岸田総理には外務大臣などの要職の経験があるから、政治家としては実績がある――という反論があるかもしれない。しかし枝野代表も、かつての民主党政権では官房長官や経産大臣を歴任している。 岸田総理と枝野代表は、「総理としての実績はないが、政権のひとりだった経験はある」点で同じだ。 いやいや、岸田総理はまだ何もしていないかもしれないが、自民党はずっと政権を担い、うまくやってきたが、枝野代表が前にいた民

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  • 通称「渋谷の北朝鮮」…!異常ルールで支配する管理組合を相手に立ち上がった住民たち…!ルポ「秀和幡ヶ谷レジデンス」(週刊現代,栗田 シメイ) @moneygendai

    相場と比べて格安になった 老朽化マンションの増加にともない、管理組合による行き過ぎた監視体制も問題化している。住民がマンション自治への無関心を続けた結果、いつのまにか組合理事会の権限が強くなりすぎ、それによってトラブルが起きるケースが各地の築古マンションで頻発しているのだ。 住民側は泣き寝入りするしかないケースが大半を占めるなか、それでも「異常管理組合」を打ち負かした稀有な例もある。 京王線・幡ヶ谷駅(渋谷区)から徒歩4分。「秀和幡ヶ谷レジデンス」は、総戸数298、築約50年の大型分譲マンションだ。 デザイン性の高い外観でファンの多い「秀和シリーズ」の一つであるうえ、立地も良い。しかし、幡ヶ谷レジデンスは最近まで、付近の相場と比べて格安な価格で取り引きされていた。 その理由は、管理組合の理事会による独裁だ。住民を縛り付ける異常なルールが数多く存在し、不動産価値が下落。幡ヶ谷レジデンスはSN

    通称「渋谷の北朝鮮」…!異常ルールで支配する管理組合を相手に立ち上がった住民たち…!ルポ「秀和幡ヶ谷レジデンス」(週刊現代,栗田 シメイ) @moneygendai
  • 『不適切にもほどがある』の視聴を脱落する若者がいる理由は「昭和ネタがわからない」からではない(田幸 和歌子)

    「今クールのドラマで何がオススメですか? やっぱり『ふてほど』が面白いですよね!」 「『ふてほど』観てます? 面白いですよね~」 同業者のライターや友人知人から幾度もこの問いをされては、都度「面白いですよね。危うさはありますけど」と答えてきた。すると、ほとんどの人(主に40〜50代以上の男性だが、女性も少なからずいた)がポカンとするので、自分の気になる箇所を話すと、「そういう見方もあるんですね」と多くの人がテンションを下げて言う。KYが楽しさに水を差したといった顔をされるのは、少々しんどい。 これは、宮藤官九郎脚×磯山晶プロデューサー×阿部サダヲ主演の『不適切にもほどがある!』(TBS系)、通称『ふてほど』の話だ。 舞台は1986年。中学校の体育教師で野球部顧問の小川市郎(阿部)は17歳の娘・純子(河合優実)と暮らすシングルファザーだが、ある日偶然乗ったバスがタイムマシンだったことから、

    『不適切にもほどがある』の視聴を脱落する若者がいる理由は「昭和ネタがわからない」からではない(田幸 和歌子)
  • 相続税もかからない…!診療代もタダ…!いくら何でもズルすぎる「議員特権」一覧(週刊現代) @moneygendai

    自民党の裏金問題を契機に、“政治とカネ”に対する国民の不信感は高まっている。岸田首相が今後打ち出すであろう支持率稼ぎの政策に騙されぬよう、把握しておきたい「議員特権」を総ざらいする。 前編記事『非課税の収入が1000万円以上…!新幹線も乗り放題…!改めて知っておきたい、ヤバすぎる「議員特権」を全公開』より続く。 議員宿舎は破格の賃料 さらに、衆参あわせ議員定数713人に対し、203台の公用車も用意されている。運転手の人件費だけで年間約16億円。もちろん、ガソリン代も議員が負担する必要はない。 「公用車は会派ごとに割り当てられ、各委員会の委員長など役職者に支給されます。ただ、常に空いている車があり、一般議員でも抽選にとおれば間違いなく乗れる。過去には改革派から削減の提案が出たこともありますが、結局行われることはありませんでした」(前出・尾藤氏) 議員宿舎は衆院が赤坂と青山、参院が麹町と清水谷

    相続税もかからない…!診療代もタダ…!いくら何でもズルすぎる「議員特権」一覧(週刊現代) @moneygendai