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ブックマーク / note.com/qzqrnl (5)

  • 【図解】赤文字・青文字はもう古い。細分化される私たちの新しい「カラー」|最所あさみ

    「赤文字系」「青文字系」という言葉をご存知でしょうか。 古くからある女性誌の分け方のひとつで、端的にいうとモテ系か否か、というざっくりした区分です。 赤文字系で代表的なのが、CancamやJJなどのモテ系女子大生向け雑誌。 彼女たちにとっては、「かわいい」が最高の褒め言葉です。 対して、青文字系は「Zipper」や「Cutie」など、個性的な装いを好みます。 洋服選びのポイントは、男性からの評価よりもとにかく「自分らしくあること」。 「おしゃれだね」「個性的だね」が彼女たちの喜ぶワードです。 このように、雑誌を含めた女性向けマーケティングは、赤文字系・青文字系の二軸で語られてきました。 しかし、ネットの発達によって好みがより細分化された結果、私たちはマーケティングにおいて、より多くの「カラー」を意識する必要がでてきました。 そこで今回は、私の主観ベースで最近の新しい「カラー」について解説し

    【図解】赤文字・青文字はもう古い。細分化される私たちの新しい「カラー」|最所あさみ
  • 応援したい人がいる人生|最所あさみ

    ヤクルトが負けている。 いやまあ、もともと常勝軍団とはいえない我が贔屓チームではあるのだけど、なんと16試合連続で負けている。 年間140試合あるうちのたった16回黒星がついただけではあるのだけど、それが連続してしまうとまた別の意味合いが出てきてしまう。 派手に負ける日もあれば、ギリギリ1点差で負けたり、お互い打ち合ってわけがわからなくなった末に負けたり、一打逆転まで追い詰めながら負けたり、負け方のバリエーションも豊富だ。それでこそ我らがヤクルトスワローズである。 こうなってくるともう勝ち負け自体に一喜一憂するのではなく、毎日肩を落としながら引き上げていく彼らがお立ち台に立ってほしいと、そればかりを願うようになる。私たちのためじゃなくて、とにかくもう、自分たちのために勝ってくれと。 辛いことがあるたびに、私は栗山監督のこの言葉を噛みしめる。 『これだけうまくいかないからこそ、人間は努力する

    応援したい人がいる人生|最所あさみ
  • あなたが代わりに「怒ってあげる」必要はない。|最所あさみ

    LGBTの人への冒涜だ!」と大炎上したフジテレビの保毛尾田保毛男問題。 ネット上でも様々な意見が飛び交っていましたが、私はミッツ・マングローブさんの「保毛尾田保毛男を狩る、分別できない人たち」というコラムに一番共感しました。 何はともあれ、『差別的なものに蓋をする』だけでは、何の意味もないことにそろそろ気付かないと。『多様性への理解と配慮』なんて聞き分けの良さそうな言葉を軽々しく口にするのなら、『普通じゃない人が隣にいる違和感』を、自分なりに分別し咀嚼する感性をもっと尊重し、磨かないと。(「保毛尾田保毛男を狩る、分別できない人たち」より)こうした炎上を目にするたびに違和感があるのは、当事者ではない人たちが「代わりに」怒っている事例が多すぎること。 今回の保毛尾田保毛男ネタについても、例え自分がLGBTに該当しなくてもキャラの見た目が嫌だとか、自分が不快に思ったということを意見するのは自由

    あなたが代わりに「怒ってあげる」必要はない。|最所あさみ
  • 透明な孤独を、歌うひと。|最所あさみ

    生きるとは、孤独との戦いだ。 すっかり日が高くなってしまった休日の午後、頭痛とともに目がさめる瞬間にはいつもそんなことを考える。 孤独を感じることなく、というよりも、まわりから『あの人は孤独だ』と思われないように、穏便に暮らしていくゲーム。 多くの人は、無意識のうちにそのゲームのルールに則って選択をしている。 だから大人になるほど人は、『辛い』とは言えても『さみしい』とは言えなくなっていく。 孤独は人生に必ずついてくる妙味なのに、それに蓋をしてみないふりをしてしまうから、少しずつ濁って、その濁りがまた人生の孤独を深めていくのだ。 *** 人は、どうやったって孤独からは逃げられないのだという達観。 彼の飄々と話す姿からは、そんなある種の『諦め』を感じる。 好かれるために努力したって、偽った自分を評価されたって、眠りにつく前に去来する、あの孤独感は拭えない。 『メンタルが強いと言われるけど、単

    透明な孤独を、歌うひと。|最所あさみ
  • フェスという「メディア」の使い方|最所あさみ

    今年のGWは、はじめて「VIVA LA ROCK」に行ってきました。 普段そんなにフェスやライブに行くタイプではないですが、SHISHAMO、indigo la end、レキシ、サカナクションとちょうど好きなアーティストが一気に見られるタイムテーブルだったので即決即断。 屋内フェスなので暑すぎず寒すぎず、客席でまったりする余裕もあり、私の中で「フェス」のイメージが変わった体験でもありました。 お目当のアーティストはどれも生歌を聞くのははじめてで、一切ハズレのない楽しい時間だったのですが、すべてのアーティストに対して『単独ライブに行きたい』『CDを買いたい』と思ったかというとさすがにそんなことはなく。 自分がアーティストという立場だった場合、フェスというメディアをどう使うだろうかとあれこれ思案していました。 そもそもフェスにくるお客さんというのは自分たちのファンばかりではないため、その場を楽

    フェスという「メディア」の使い方|最所あさみ
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