発売中のCUT3月号に、柿澤勇人さんのインタビューを掲載しています! 今回柿澤さんにお話を伺ったのは、3月11日からのミュージカル『ジキル&ハイド』について。デビュー15周年を迎え、3月15日にはミュージカルアルバム『First &Last 柿澤勇人』もリリースする今、「芝居」にどのように向き合っているのか、じっくり語っていただきました。以下、インタビュー内容を一部抜粋してお届けします。 僕は自分のことをスターだなんてまったく思ってないです。なので、(『ジキル&ハイド』の)オファーをいただいたときは驚きました。でも、ただの若造の僕がやる意味もあるんじゃないかと今は思っています。ジキル博士は、頭はいいけれど権力者たちに軽くいなされていた。悔しい思いをし、人間の善悪を分離する薬の開発にのめり込み、自らを実験台にするという若さゆえの暴走をしてしまう。僕自身も、今の自分にまったく満足していないし、