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食とナチに関するkaerudayoのブックマーク (2)

  • 作ってみました。『ナチスのキッチン』 - HONZ

    商売柄、台所に立つことは多いが、こんなに深遠な場所であったとは知らなかった。 まず、台所は人間の「外部器官」である、と著者は言う。人間は他の生物をべて生きているわけだが、そのまま生できるものを除けば、基的に切り刻んだり、火を通したりしてべる。すなわち台所は、この工程を担う、人間の体外にある最初の「消化器官」であるととらえるのだ。これは逆に言えば、台所は生態系のもっとも人間社会に近い中継地点ということになる。自然を加工し、その栄養を摂取する最終地点であると同時に、体内から飛び出した人間の器官なのである。 そう考えると、原始時代、火を手に入れた人間が、焚き火で炙ってべる、その火こそが、消化器官としての台所の原型とも言えるだろう。そこから「信仰、畏怖の対象としての台所」という視点が出てくる。ギリシアのオリンポス12神のヘスティア、日の庚申様など、台所には「竈神」がおり、古代ゲルマンで

    作ってみました。『ナチスのキッチン』 - HONZ
    kaerudayo
    kaerudayo 2012/06/13
    ナチの合理性の追及には、狂気の匂いを感じるなぁ。
  • 池上甲一ほか『食の共同体』 - kanjinaiのブログ

    の共同体―動員から連帯へ 作者: 池上甲一,岩崎正弥,原山浩介,藤原辰史出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2008/05メディア: 単行購入: 5人 クリック: 78回この商品を含むブログ (9件) を見る 2008年6月8日東京新聞掲載 このところ、家庭内で「個」が広がっている。かつての「家庭の団らん」は姿を消し、栄養のかたよりなども深刻になっていると言われる。 これからは、それを反省して、卓ににぎわいを取り戻し、家庭を活性化させていくことが大事だ、というふうになりがちだが、このの著者たちは、そういうふうには考えない。なぜなら、歴史を振り返ってみれば分かるように、家庭の卓の「共同性」の大切さが説かれるときは、きまって「国家」が乗り出してきて人々を一元的に組織化し、統合させようとするときだからである。 たとえば、第二次世界大戦がそうであった。日政府は、日米をべる

    池上甲一ほか『食の共同体』 - kanjinaiのブログ
    kaerudayo
    kaerudayo 2008/06/17
    「ナチスドイツも同じであって、各家庭における食の正しい管理こそが、ドイツ国家を支えるものであるとした」食育の危うさを指摘。
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