関連トピックス枝野幸男原子力発電所東北電力中部電力 枝野幸男経済産業相は17日の記者会見で、エネルギー政策について政府が国民の意見を聞く意見聴取会で、発言者に電力会社の幹部らが含まれていたことについて、「組織的に対応していたとすれば許されない」と述べ、電力会社に対し、経緯を調査する考えを示した。 藤村修官房長官と「エネルギー・環境会議」を担当する古川元久国家戦略相も、聴取会の運営方法を見直すことを明らかにした。17日中に改善策をまとめるという。 聴取会では、15日の仙台市で東北電力幹部が、16日の名古屋市で中部電力社員が、将来の原発依存度の3選択肢のうち「20〜25%」を支持する発言をした。聴取会は8月上旬まで計11都市で開くが、意見表明は希望者から無作為、抽選で選んでいる。 枝野氏は「電力会社の代表として発言すれば、どのように受け止められるか。感度のなさには非常に疑問を持っている