今日で最終日となった行政刷新会議の事業仕分けですが、いくつか感想を。 基本的には評価します 公開の場で予算の無駄を洗い出す作業、というのはやはり画期的なことだと思います。天下り団体などについても、どこにどんなものがあるのか、かなり具体的なイメージがつかめたように思いますし。関係者からも、批判を含めいろいろな意見が出てきましたから、しっかり国民的な議論を深めるという意味では相当な前進だと思います。 マスコミの伝えかた 「○○は見直し」「××大幅縮減」「△事業を廃止」などの見出しや、短い新聞記事などでは、どうしても結論にばかり目がいきがちです。しかし実際の議論や資料を見てみれば、「縮減」といってもその事業が重要でないから、というよりも、非効率な予算の使い方が指摘されていることが多いように思います。科学未来館などが典型だと思いますが、不必要に財団が挟まってるからそこは削れるよね、というような話が