台湾特集を組んだ日本の雑誌「BRUTUS(ブルータス)」(マガジンハウス)が表紙に掲載した写真が台湾で議論を呼んでいる。下町の食堂街の昔ながらの風景が選ばれたことに、ネット上で「これが台湾を代表するの?」と論争に。「もっとステキな台湾がある」と、お気に入りの風景写真を雑誌風に加工し、SNSに投稿する動きが広がっている。 15日に発売された最新号のテーマは「台湾で見る、買う、食べる、101のこと」。表紙には南部・台南市の食堂街に「焼肉飯」「牛肉湯」など原色の看板が並び、バイクが路地を行き交う風景が掲載された。 「恥ずかしい」「看板が醜い」。ネット上では当初は否定的な反応が注目を浴びる一方、「表紙を通じて日本の人々がその地域のにぎわいに触れることができる」と評価する学者も。現地・台南の頼清徳市長は地元メディアに「(観光地の高層ビル)台北101ビルだけが台湾ではない。台湾全体に自信を持つべきだ」
東日本大震災から6年以上の月日がたち、被災した人たちがそれぞれの道を歩きだしている。 私が住む宮城県気仙沼市では、今年の5月に最後の災害公営住宅が完成した。プレハブの仮設住宅での生活を終え、ようやく公営住宅に引っ越し落ち着いたという報告をいろんな方からいただき、聞く度にほっとする。また、この春から仮設商店街の解体が進んでいる。それに伴い、仮設店舗で営業していた店が続々と本店舗を再建し、新たなスタートを切った。街のあちこちに「祝開店」の花輪が立ち、焼きとり屋やすし屋などが新しい店を構える。 一見すると「復興が一段落ついた」ように見えるかもしれない。しかし当人たちは「ここからが本番」と感じているだろう。というのも、仮設住宅や仮設店舗は無償だった。その仮設を出たということは、いよいよ、住宅・店舗の家賃やローンを支払いながら、事業の採算をあわせ、家計をやりくりし、自らの力で生きていく暮らしが始まる
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