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ブックマーク / www.kanzaki.com (8)

  • ちょっとしたメモ - セマンティック・ウェブ、あるいはルーズさを生かした構造

    Tim Falconerが1月2日に書いた getting the semweb exactly wrong というウェブログの記事と、それを紹介するsemantic-web-mlへの投稿をきっかけに、新年早々メールボックスが騒々しくなっている。似たような話を毎度繰り返すのも疲れるのだが、今回はバーナーズ=リー親分もスレッドに参加してきているので、簡単に紹介しておこう。 Falconerの記事は、おおざっぱにいうとこんな内容だ。 セマンティック・ウェブについては、手の込んだ三段論法だとか、メタデータを標準化/正規化(normalize)、中央集権化してアプリケーション処理しやすくする一方でウェブの自由度を失うもの、といった批判があるが、来は逆で、セマンティック・ウェブのアプローチは極めて「ルーズな」もの。RDFやOWLのいいところは、全然互換性のないデータをうまくつなぎ合わせて、構造を与

  • メタ情報とセマンティック・ウェブ

    This page is the table of contents of "The Intruduction to Metadata and Semantic Web". Most parts are written in Japanese, but everybody is welcome. ウェブは人間が読むための「文書のウェブ」から、様々なデータを自在に発見して利用できる「データのウェブ」へと向かいます。セマンティック・ウェブと呼ばれる分野では、このデータのウェブを実現するために、表現のモデルや交換・共有を可能にするオントロジー、そして推論や頼性検証といった各レベルでの技術開発が進められています。メタデータを適切に与えることで、文書情報をこの「データのウェブ」に組み込むことが可能になります。 RDFグラフとリンクするデータ リソースとメタデータの表現 語彙とオントロジー メタデータ

  • ちょっとしたメモ - 自分のURIを持とう:バーナーズ=リー推奨版

    あらゆる人に当てはまるURIの生成規則というのは、存在しない。しかし、人に関するデータがRDFで記述されていても、URIがないと外部から直接言及することができず、たいへん不便でもある。そこでバーナーズ=リー親分が、Give yourself a URI にてご提言に及んだ。曰く、FOAFのURIを使って、その後ろにイニシャルなどのフラグメント識別子を加えればよいのだ、と。 FOAF文書の中に、自分を表すこのURIを付け加えるのは簡単だ。文書内ではFOAFのURIが基底となるので、foaf:Person要素にrdf:ID属性で識別子を与えるだけでよい。例えば、mkという識別子を使うなら次のような具合だ。 Leigh DoddsのFOAF-a-Maticは早速これを採用して、(ただしイニシャルの代わりに'me'という識別子で)FOAF作者にURIを与えるようになった。URI体と、それにフラグ

  • ちょっとしたメモ - 作者を表すURIとホームページのURI

    久しぶりにウェブ上の話題を眺めていたら、目に付いたのがページ作者を特定するのにdc.creatorの値としてURIを使うという話。人にURIを与えるのは構わないけれども、その人の「ホームページ」URIとその人自身のURIを混同しそうな気配が垣間見られるのが、若干気になる。 少し考えれば分かることだけれど、人間を名前づけるURIと、その人間が作ったホームページのURIは当然異なる。だから、普通こんな記述はしない。 (誤解を生む例) <rdf:Description rdf:about="http://www.kanzaki.com/memo/2005/07/23-1"> <dc:creator> <foaf:Person rdf:about="http://www.kanzaki.com/"> <foaf:nick>masaka</foaf:nick> </foaf:Person> </dc

  • ちょっとしたメモ - Musical BatonスキーマにRDFのFAQを見る

    Musical baton vocabularyスキーマには、RDFでモデルを考えるに際して迷ったり勘違いしたりしやすいポイントがいくつか含まれている。概要紹介でも簡単に触れたが、参考までにFAQ的にとりあげてみることにしよう。 MusicalBaton要素にはrdf:aboutでRDF/XMLのURIを与えるべきではないのですか すぐに出てきそうなのが、RDF/XMLでバトンを記述するのなら、それがmb:MusicalBaton型リソースのURIになるのではないかという発想。これは、URIとリソース(およびそのリプレゼンテーション)の関係についての、何度も取り上げられている問題ですね。 よく使われる例としては、《W3Cという組織を表すリソースに、http://www.w3.orgというURIを与えたらどうだ》というものがあります。もちろんこれでは、組織としてのW3Cと、そのホームページが

  • ごく簡単なHTMLの説明

    HTML来簡単で便利なものです。「30分間HTML入門」で基は十分。まずシンプルに自分の情報を表現してみてください。 You can write a document as simple as you like. In many ways, the simpler the better. -- Tim Berners-Lee 簡単なHTMLの説明 少し詳しいHTMLの説明 XHTMLから次世代ウェブへ 電子テキストで情報発信 簡単なHTMLの説明 だんだん説明の量が増えてきたので、コンパクトな入門ページを用意しました。 基がきちんと分かる30分間(X)HTML入門 HTMLを使った人間・コンピュータ双方にわかりやすい表現 (スライドのHTML版) 何のためのHTMLHTMLは画面をレイアウトするためではなく、文書を環境に依存せずに共有できるように記述するための約束です。そこを正

  • 文字化けしたメールの修復

    インターネットで届いたメールは、メールソフトがMIMEに正しく対応していなかったり、JISコードのシーケンス切り替えができなかったりして文字化けしてしまうことがあります。こうした文字化けは、多くの場合、簡単な仕組みで復元することが可能です。 ※以下のサービスは別サーバーで提供します。 From, Subjectなどの読めないヘッダを修復 =?ISO-2022-JP?B?GyRCJD8hIxsoQg==?= のような件名など 文字化けしている文の修復 $B$3$l$O(JJIS$B$NJ8$G$9!#(Jのような文字化け Unicode文字参照になっている文の解読 &#12371;&#12435;...のような、 '&#' と ';' に数字が挟まれたコードが連続する文 ツールで解読できない文字化けもあると思いますが、このページの作者に直接メールで依頼しないでください。残念ながら個別に

  • ちょっとしたメモ - del.icio.usと情報カード

    ここしばらく、これは使えるとdel.icio.usを集中的に利用しつつ、何をそんなに気に入っちゃったのか、いまひとつはっきりしないところもあった。タグやらフォークソノミーはもちろん面白いし、どこからでも登録・参照できるのが便利なのも間違いない。でも、それだけじゃないんだよなと考えていたわけだが、昨日ふと思いついた答え:あぁ、これは情報カードなんだ。 その昔、や論文を書くには、文献を読み漁って気になる点をせっせとカード(京大式カードなんて、懐かしい)に抜き書きしていた。そしてある程度カードがたまった段階で、それを眺めたり仕分けたり並べたりして構想をまとめ、執筆中もカードを頼りに引用をして論点を補強していったわけだ。 その後コンピュータが登場し、『思考のエンジン』(奥出直人、ISBN:4-7917-5134-5)とか『考える道具としてのMacintosh/HyperCard』(梅村恭司、IS

    kagamiriel
    kagamiriel 2005/05/08
    情報カードのオンライン版としてのソーシャル・ブックマーク
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