『先生白書』(味野くにお/イースト・プレス) 漫画週刊誌を定期購読したことのある人ならば、一度ならず「目当ての漫画が載ってなかった」という経験をしているだろう。いわゆる「休載」である。作者が急病だったり、不定期連載であったりと理由はさまざまだが、やはり好きな漫画が読めないということは悲しい話だ。そしてその「休載」という件において誰を真っ先に思い浮かべるかと問われれば、私の場合は「冨樫義博」という漫画家になるだろう。 冨樫義博氏は『幽☆遊☆白書』や『HUNTER×HUNTER』などを世に送り出した人気漫画家。しかしその一方で「休載の多い漫画家」としても知られる。現在も連載中の『HUNTER×HUNTER』は32巻から33巻が出るまでに3年以上を要し、連載も2017年10月現在、『週刊少年ジャンプ』2017年40号を最後に途絶えている。このような理由から、巷ではさまざまな憶測が飛び交うのだが、
![元アシスタントが語る、漫画家「冨樫義博」 | ダ・ヴィンチWeb](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e305774b87d9cc715f473bc7b2b7008b028dfe6c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fddnavi.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F10%2F71n9GX-volL.jpg)