みなさまごきげんよう。 フェルディナント・ヤマグチでございます。 誠に申し訳ございません。 前回お送りした“BRZ開発者編前編”は、諸般の事情で本編の分量が些か少のうございました。スバルの本社ビルで行われたインタビューは、約束の時間を遥かに超えて、同席した広報担当者がヒヤヒヤされるほど長きにわたるものでした。書くべきことは、書いておきたいことは実は山ほど有ったのです。 今回はその帳尻を合わせるため、文字数がかなり多めになってしまいます。それ故、冒頭にノンビリとヨタを飛ばせるだけのスペースがございません。ヨタを楽しみにお読み頂いている全国の女性ファンのみなさま。今回ばかりはどうかご容赦下さい。 え?なぜ女性にだけ謝るのか、ですって?当欄はお題目がクルマですから、継続的にお読みいただいている方は圧倒的に男性が多い。数少ない女性読者も、本編が目的ではなく、「ヨタしか読まない」という方が結構な数い