いわゆるザ・ノース・フェイスの四角いリュックである 自分はヘテロであり、このリュックを購入した動機は「デカくて丈夫なリュックが欲しい」程度のものであった LGBTに対しては変に特別視することもなく、そういう立場もあるよねウンウンという「理解者」的な立ち位置にいたはずだったが この噂を知った瞬間、率直に言ってこのリュックを手放したい衝動に駆られてしまった こんな噂を気にしてしまう自分の浅ましさ、この噂を広めたテレビ番組に対する苛つき、「理解者」という欺瞞を看破された焦り 様々な感情が渦巻いて落ち着かない この噂は呪いとして一生背負い続けていくのだろう