松村祥史国家公安委員長は2日の閣議後記者会見で、要件を満たす電動キックボードが「特定小型原動機付き自転車」に分類された昨年7月から今年5月までに、信号無視など交通違反での摘発が2万1562件あったと明らかにした。事故は190件発生したが、死者はいない。 【写真】電動ボード、無免許運転疑い 死亡女性を書類送検、長野県警 昨年7月施行の改正道交法で最高時速20キロ以下などの要件を満たす電動キックボードが特定小型原動機付き自転車に分類されてから1年が経過した。松村氏は「交通ルールの周知と定着を図ることが重要」と強調し、警察は販売事業者などと連携して安全対策を進めるとした。