三重県警四日市北署員がパトカー内で四日市市の女性(50)に事情聴取した際、トイレに行きたいと女性が訴えたのに行かせず、パトカー内で失禁していたことが同署への取材で17日分かった。失禁後も聴取を続けたといい、女性は謝罪を求めているという。 同署によると、取り締まり中の署員が15日夕、同市山分町の交差点で一時停止を怠ったとして、女性の車を止めてパトカー内で聴取を始めた。女性は一時停止の疑いを否認しつつ、数回「トイレに行きたい」と訴えたが、署員は「もうすぐ終わるので協力してほしい」と行かせなかった。パトカー内の聴取は約1時間に及び、その間に女性は失禁したという。 深田久司副署長は「配慮に欠けていた。署員から聞き取りをきちっとして対処したい」と話している。【加藤新市】
14日午前9時50分ごろ、津市高茶屋1のJR紀勢線高茶屋駅で、亀山発鳥羽行きの普通列車(乗客約10人)が発車しようとしたところ、信号が赤のまま変わらなくなった。職員が調べたところ、構内の線路を切り替えるポイント部分に体長約30センチの亀が挟まっていた。亀を取り除き、約40分後に運転を再開した。 JR東海によると、上下計4本が最大約50分遅れ、約500人に影響した。広報担当者は「近くの川などから迷い込んだのかもしれない」と話した。【谷口拓未】
文部科学省は5日、いじめ問題で学校を支援する専門家チームを全国200地域で新設することなどを定めた「いじめ対策アクションプラン」を発表した。従来、学校や教育委員会に対応をゆだねてきたいじめ対策の方針を転換、国の体制を強化する。プラン実現のために来年度予算の概算要求に今年度(約46億円)の約1・6倍にあたる約73億円を計上する。 昨年10月に大津市立中2年の男子生徒(当時13歳)が自殺し、全国でいじめを受けた児童生徒が警察に被害届を出すケースが相次いでいることを受け策定した。プランでは、月内に弁護士や精神科医、元警察官ら計5〜7人を「いじめ問題アドバイザー」に委嘱。同省が防止策を作成する際や教委を指導する時に助言をもらう。いじめ問題を抱える学校や教委から要請があれば、現地で開かれるシンポジウムなどへの出席も検討する。 教委が大学教授や弁護士らでつくる「いじめ問題等支援チーム」は、各学校の問題
8月31日夜から1日未明にかけて、札幌市南区の市営地下鉄真駒内駅周辺や住宅街にクマが出没した。被害の情報は寄せられていないが、警察が警戒を呼びかけている。 南署や札幌市によると、31日午後7時10分ごろ、南区の藻岩山のふもとで最初の目撃情報があり、1日未明には約2.2キロ離れた真駒内駅近くで、パトロールしていた警察官が山へ入っていくクマを確認した。南署は同じクマが移動した可能性があるとみている。 南署には一晩で8件の目撃情報が寄せられ、いずれも体長約1〜1.5メートルで、若いヒグマとみられる。札幌市によると、真駒内駅は1日平均約2万8000人が利用している。(共同)
【ベルリン篠田航一】ベルギー在住の世界的なバイオリニスト、堀米ゆず子さん(54)がドイツ・フランクフルト国際空港でバイオリンの名器ガルネリを押収されたことについて、空港の税関報道官は22日、毎日新聞の取材に「高価な品は申告しなくてはならず、関税の支払いがなければ返還には応じない」と述べた。 堀米さんは今月16日、東京からブリュッセルに向かう途中の乗り継ぎで同空港に降りた際、申告せずに手荷物として持っていたガルネリを押収された。ガルネリの評価額100万ユーロ(約1億円)の19%にあたる19万ユーロ(約1900万円)の関税の支払いを求められ、返還交渉は難航している模様だ。 堀米さんは「ブリュッセルの自宅に戻り、仕事の道具だという証明書を(ドイツ税関側に)提出したが、まだ戻ってこない。体と魂の一部をもぎ取られたようで悲しい。全世界の器楽奏者が不安なく旅行できるよう対処をお願いしたい」とコメントし
長崎ペンギン水族館(長崎市)は21日、キングペンギンの雌「ペペ」が老衰で死んだと発表した。国内2番目の高齢で、9月24日に35歳の誕生日を迎える予定だった。人間で言えば、約100歳の大往生という。 同館によると、ペペは世界最長飼育記録を持つ父親「ぎん吉」と、国内の水族館生まれとしては2例目だった母親「ペル」の間に生まれた。体長81センチ、体重9.4キロ。19日午後から餌を食べなくなり、20日午後2時50分、静かに息を引き取ったという。 楠田幸雄館長(59)は「9月17日の敬老の日には誕生日も合わせ長寿を祝う会を開き盛大に祝ってあげたかったのに」と声を落とした。【下原知広】
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パナソニックが、10月に始動する「新本社」について、社員数を現在の約7000人から大幅に絞り込み、約150人体制にすることが1日、明らかになった。経営の意思決定を迅速化する狙い。本社にいる大半の社員を、新たに設けるサポート部門などに移すほか、一部で早期希望退職を募集して削減する。 サポート部門は、テレビやカメラなど約90ある事業部の運営を支援する。本社から研究開発や調達、品質保証など大半を移す。本社は現在数十人いる経営企画に加え、人事や財務など戦略立案や投資決定など企画立案機能に特化する。 早期希望退職については、週内にも経営側が労働組合に提案し、労使間で正式に協議に入る見通し。規模は今後詰める。パナソニックは、13年3月期に構造改革費用として約410億円を見込んでいるが、今回の早期希望退職に伴う退職金は含まれていない。 パナソニックは12年3月期の連結最終赤字で過去最大となる7721億円
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