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ブックマーク / hanshotfirstjp.hatenablog.com (4)

  • いせ辰さんの鯉のモビールを飾ったよ - Cask Strength

    君の初めての端午の節句ということで、いせ辰(https://www.isetatsu.com/)の鯉モビールをいただきました!めちゃくちゃかわいい。 最初は部屋のなかに飾ったのですが、愛君はずーーーっと凝視したまま身動きせず。 このままだと気がふれてしまうのではないかと(というか、無理に飛びかかってけがをするのではないかとも)心配し、結局、玄関に飾ることにしました。 鯉や吹き流しの色合いが良いだけでなく、ほんの少しの空気の流れで複雑に動くので、だけでなく人間でも思わず見入ってしまいます。 愛君が健やかに育ちますように。 ところで、同封されていた説明文に、 とあったけれども、「学者」向けの売り文句とは珍しいw

    いせ辰さんの鯉のモビールを飾ったよ - Cask Strength
    kahki
    kahki 2022/05/14
  • 「『杜詩詳注』便覧」としての『杜甫全詩訳注』 - Cask Strength

    仇兆鰲『杜詩詳注』は当に便利なでして、工具書の一種として使っている人が結構いると思うんですよね。というのも、『杜詩詳注』は杜甫の詩句のうち、前代(六朝以前)に典故もしくは先例のある表現をよく拾ってくれている。これ、調べものに役に立つんですよ。中央研究院その他でのオンライン検索に慣れちゃった若い人たちも、このことには特に注意してもらいたい。 そして、書は、 訳注は、詳注の解釈に準拠する。 (18頁)いいですねー 歴代の有力な異説や近年の杜甫研究の成果は、【語釈】あるいは【補説】の中で紹介し、訳注には杜甫研究の最新の成果を反映した。なおその場合も、書き下し文と現代語訳は詳注の解釈に従った。 「書き下し文と現代語訳は詳注の解釈に従った」それ(+九家集注杜詩)が我が国における標準的な理解でもあったと思うのですよ(例外はあるでしょうけれども)。なにしろ、『文選』その他の六朝以前の詩文をよく学ん

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  • 『全漢三国晋南北朝詩』という化石 - Cask Strength

    世説新語 4 (東洋文庫) 作者: 劉義慶,井波律子出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2014/05/09メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る 井波氏の訳注、通読ではなくて拾い読みにとどまっているのが大変申し訳ないのですが、最新刊の第4巻を例のように何かあてがあるわけでもなくぱらぱらと拝見していたところ、化石を発掘したような気分に襲われました。 これも郭璞のすぐれた予知能力をテーマとした話である。ここに引かれた詩は「全晋詩」にも収録されておらず、出典は未詳だが(後略) (195頁。「術解」篇第7話の注) なお、「ここに引かれた詩」というのは、 北阜烈烈 巨海混混 塁塁三墳 唯母与昆 (北阜烈烈、巨海混混、塁塁たる三墳、唯だ母と昆とのみ)を指しますが、それはともかく、「「全晋詩」にも収録されておらず」というのが少し驚きました。 「全晋詩」というのは、漢から隋までの詩を

    『全漢三国晋南北朝詩』という化石 - Cask Strength
  • 福永光司氏が関わった一連の『老子』『荘子』の訳注書を整理する - Cask Strength

    福永光司/興膳宏訳『荘子 内篇』・同『荘子 外篇』(ともに、ちくま学芸文庫)買ってきましたー。来月『荘子 雑篇』が刊行予定。 それにしても、福永光司氏(と興膳宏氏)の手になる『老子』『荘子』の訳注書の種類が多くて、混乱している読書人も多いのではないでしょうか。 ↑「同じばかり買って!」と言われかねないありさま・・・ 福永光司・興膳宏訳『老子 荘子』(世界古典文学全集、筑摩書房、2004年)については簡単に紹介したことがあります → 世界古典文学全集『老子 荘子』(と福永光司氏『老子』『荘子』との関係) - Cask Strength。今回は、それを含めて、一連の著作の刊行経緯をわかりやすく説明しようと思います。 ※いかにも夏休み中に執筆した記事、というか、無駄に長い文章になっています。目を通すのが面倒だという方は下の「図式で示すと」以下の部分を御覧ください。 発端は、1966年〜1968

    福永光司氏が関わった一連の『老子』『荘子』の訳注書を整理する - Cask Strength
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