こんにちは。自動化エンジニアの森川です。 本日は、WindowsのE2E自動テストでありがちな課題をJNIを使って乗り越える具体的な例をご紹介したいと思います。 ※ 本エントリーはこちらのエントリーの続編的なTipsとなります。 【Java】JNIを使ったデスクトップアプリの操作 - SHIFT Group JNIとはまずはじめに、JNIについて簡単に説明です。 Java Native Interface (JNI) は、他のプログラミング言語(たとえばCやC++など)で書かれたコード(ネイティブコード)とを連携するためのインタフェースです。 これによってJavaでWin32APIを操作するコードを書いてWindowsのアプリケーションにはたらきかけることができるというわけです。 環境 ・Java:AdoptOpenJdk 11.x ・gradle: 6.x ・JUnit: 5.6.x ・