はじめに 以前の記事(公共交通の情報を分かりやすく案内するにはどうしたら良いですか?)では、とかく複雑になりがちなバス路線の案内の考え方について説明しました。たくさんある情報を上手く伝えるには「適材適所」、つまり「必要な情報を」「過不足なく」提供することが大事、と申し上げましたが、やや抽象的な記載だったかも知れません。そこで、ここでは、実際の駅に設置されているバス案内から、良い事例も改善の余地がある事例も含め紹介し、バスののりば案内のポイントを考えてみたいと思います。 なお、事例は筆者個人が撮った色々な写真から、独断で選別しています。また現在の状況が掲載している写真から変化している可能性もありますのでご留意ください。 のりばはどこ? ←クリックで拡大 上の写真は神戸市三宮駅周辺のバス停に貼ってあるバスマップです。なるほど、バス停エリアごとにS,N,M,Y と分けられている訳ですね。複数の交
![鉄道駅・ターミナルにおけるバスのりば案内の事例あれこれ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/212e4efd6dbf9caa5c93a138bb55dfa425c9bdca/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fkotsutorisetsu.com%2Fwp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F08%2Fkanazawa_terminal_sign_1.jpg)