食物アレルギー児向けにエンターテインメント情報を発信している「アレルギーっ子の旅する情報局CAT(2015年発足、代表:村田 愛)」は、食物アレルギーがある子どもたち14人で作成する「フリーペーパー作成プロジェクト」を2024年6月1日(土)にスタートさせます。 [記事全文] 2024年05月24日の最新ニュース
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真夜中の炎が、身を寄せ合って暮らすお年寄りたちを次々と襲った。13日、7人の命を奪った札幌市の認知症グループホーム「みらい とんでん」の火災。施設は行政から安全対策上の指導を受けていたほか、地域とも交流がないなど、運営上の問題点が浮かび上がってきた。群馬県の老人施設「たまゆら」で10人が焼死した火災から19日で、ちょうど1年。悲劇は繰り返された。 ■スプリンクラーなし とんでんは、平成17年に民家を改装して開業した。延べ床面積は約250平方メートル。施設規模が狭く、消防法などで定める安全体制の網をくぐり抜けてしまっていた。 とんでんには早期消火に威力を発揮するスプリンクラーがなかった。消防法ではスプリンクラーの設置が義務付けられるのは延べ床面積275平方メートル以上の施設となっている。 また、火災警報機はあったものの、消防機関への火災の自動通報設備はまだ設置されていなかった。500平方メー
高齢者向け介護施設(グループホーム)の「みらい とんでん」=札幌市北区屯田4条2丁目=で13日未明に起きた火災では、認知症の入居者7人が死亡したとみられている。2006年1月に長崎県大村市の認知症グループホーム「やすらぎの里」で7人死亡の火災が起きた後、こうした施設の防火対策は進められてきたはずだった。なぜ悲劇は繰り返されるのか。 「命を守るためのコストを惜しんではいけない。やはりすべての高齢者向け施設に、簡易スプリンクラーの設置を義務づけるべきだ」。消防研究所元理事長の室崎益輝・関西学院大教授は今回の火災を受けて、そう話した。 室崎教授は06年、長崎での火災をきっかけに対策を話し合う総務省消防庁の検討会に出席した際、「高齢者は逃げるのに時間がかかる」と、簡易スプリンクラーをすべての施設につけるよう求めた。だが、スプリンクラーをつけるには数百万円の費用がかかる。福祉施設側から「経営を圧
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