2008年4月21日のブックマーク (3件)

  • 寺脇研氏語る「それでも、ゆとり教育こそ最適なのだ」|『週刊ダイヤモンド』特別レポート|ダイヤモンド・オンライン

    ゆとり教育を推進してきた元文部科学省審議官は、今日の揺り戻しに疑問を発する。まだ成長を望むのか、いつまで競争志向なのか、知的欲求を育む教育こそ、共存共栄を志向する成熟社会に最適なのではないか、と。(聞き手:『週刊ダイヤモンド』副編集長 大坪亮) てらわき・けん●元文部科学省大臣官房審議官 東京大学法学部卒業後、文部省入省。「ゆとり教育」の推進役を務める。文化文化部長などを歴任、2006年退職。現在、京都造形芸術大学教授、映画評論家。(写真:加藤昌人) ――2006年のPISA調査で、日の子どもの学力順位が2003年から急激に下がった。「ゆとり教育」の弊害ではないか。 それは数字のトリック。03年の調査参加国は41ヵ国で、06年は57ヵ国。16ヵ国も増えたのだから、順位が下がるのは当然。「順位は低下傾向にある横ばい」と見るのが正しい判断だ。 また、PISAが測っているのは、ゆとり教

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    kaikai00 2008/04/21
  • 陰山英男氏が指摘する「ゆとり世代」3つの特徴|『週刊ダイヤモンド』特別レポート|ダイヤモンド・オンライン

    「新しい学力観」に基づく学習指導要領が施行されたのは1992年。このとき小学校6年生だった世代は、すでに27歳になっている。また、今の22歳は、小学校1年生からこの新学力観にどっぷり浸った世代。今後は、こうした“ゆとり世代”が続々と社会に出てくる。 ゆとり教育はこれまで、もっぱら「教育問題」として語られてきたが、これからは「社会問題」となるのだ。 ゆとり教育の問題として、学習内容の削減による学力不安があるが、知識量が足りないだけなら、後から詰め込めばなんとかなる。真の問題は、「個性尊重の名の下、『やりたいことだけをやればいい』と育てられてきたところにある」と、立命館小学校副校長の陰山英男氏は指摘する。 教育の現場でひと足先にゆとり世代と向き合っている陰山氏によると、この世代の特徴は3つあるという。 (1)周囲の人間や社会に対する不平不満、批判が多く、問題を人や社会   のせいにしが

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    kaikai00 2008/04/21
  • ポスドク問題は終わったのかもしれない | 5号館を出て

    もちろん解決はしていないのですが、「ポスドク問題」が問題として取り上げられることが終わりつつあることを感じています。 その最大の理由は、大学院の博士(後期)課程に進学する学生が、定員を割っているということです。これは、ポスドク問題あるいは博士の就職難問題に対して政府が何もやらないあるいは何もできないことを認識した学生が、進学を拒否しているということです。この状態が続くと、10年後くらいにはポスドク問題は(現在ある問題が何も解決しないまま)自然消滅してしまう可能性が高いと思います。 このことによって、大学における研究活動にはすぐに、そして日全体における研究活動にもじわ~っと影響が出てくることは間違いないと思いますが、大学・学界そして日全体の科学技術を支える博士というものに対して大局的な政策を打ち出せなかった、大学・大学院そして経済・産業界を含む日の国全体がそのことで大きな被害を受けるの

    ポスドク問題は終わったのかもしれない | 5号館を出て
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    kaikai00 2008/04/21