文部科学省の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)が22日午前、全国の小、中学校計約3万2500校で始まった。小学6年と中学3年の計約232万人が国語と算数・数学の2教科の試験に取り組んだ。個人情報の流出などを危ぶむ声が大きかったことから、昨年は中学だけが受験番号の記入だったが、今年は小学生も答案への記名をやめ、番号記入のみとなった。 昨年、43年ぶりに再開された学力テスト。今年も2教科とも基礎的な「知識力」を問う「A問題」と、応用的な「活用力」を問う「B問題」の2種類に分けて出題された。また、児童・生徒の生活習慣や学習環境についてのアンケートもあわせて行われた。 国公立は愛知県犬山市教育委員会を除く全校が参加するが、私立は475校、53.5%で昨年より約8ポイント減少した。 採点・集計は小学6年生分を「ベネッセコーポレーション」、中学3年生分を「内田洋行」が担当する。昨年、文科省
キッズベースキャンプ 「本物」と触れる学童保育 アートで自主性、創造力を (1/2ページ) 2008.4.22 08:21 学童保育は楽しく創造的に−。アートを取り入れた個性的な教育プログラムを実践し、子供たちが生き生きと活動できるアフタースクールがある。学校が終わって保護者が迎えにくるまでの間、単に遊んで過ごすのではなく、活躍中の気鋭アーティストの指導で作品を制作するなど多彩な企画を用意。「本物のアート活動に触れることで、子供の自主性や創造力を養える」と関心が集まっている。(渋沢和彦) 東京都世田谷区の東急田園都市線・二子玉川駅近くにある商業ビルの3階。夕方、学校を終えた子供が続々と集まってくる。小学1年から3年まで約40人。 子供たちは大人の手のひらより少し大きいキャンバスに、ホイップクリームで思い思いにデコレーションを施す。ホイップクリームは食用ではなく、絵の具の一種で、袋に入れて
人間は誰でも多かれ少なかれ、認知や学習スタイルに特徴があります。 認知とは知覚、記憶、判断、推理、言語理解などさまざまな情報を収集して処理する活動のことで、モノの見方・考え方のことを言います。 学習スタイルとはモノの学び方の特徴のこと。簡単に言うと新しいパソコンを使うとき、マニュアルを読んだ方が理解できるという人は視覚型、人に聞いた方がわかるという人は聴覚型、とにかく自分でやってみるのが一番という人は運動型の学習スタイルがそれぞれ優位だといえます。 発達障害があると、この認知と学習スタイルに得意・不得意のアンバランスが生まれます。そういう子供は「従来通りの、みんなと同じ指導」になじまず、なかなか理解しにくいため、指導の成果もあまり上がりません。 たとえて言うなら、一つの漢字を10回書いて覚える子もいれば、100回書いても覚えられない子もいる。それは、その子のやる気の問題ではなくて、認知と学
神奈川県教育委員会は21日、県立高校と県立特別支援学校で、今年の卒業式と入学式の国歌斉唱時に起立しなかった教職員数を調査した結果、卒業式が28校48人(前年は27校48人)、入学式が26校34人(同17校25人)だったと発表した。 県教委は平成18年3月から、各校の校長に不起立だった教職員の氏名を報告させ、集計している。 不起立の教職員の調査をめぐっては、県個人情報保護審査会が県条例に抵触するとしたが、県個人情報保護審議会が「(収集は)県教委の判断」と答申したことを受け、今年2月に氏名収集再開を決めた。
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2008年04月18日 (金)時論公論 「教育財源確保に残る不安」 (キャスター) 教育基本法がおととし改正されたのを受けて、中央教育審議会で検討が進められてきた初めての「教育振興基本計画」案がまとまり、きょう渡海文部科学大臣に報告されました。報告の内容と課題について早川解説委員がお伝えします。 (早川) 教育財源の確保を最大の目標に進められてきた「教育振興基本計画」案の検討。結論から言いますと、各省、とりわけ財務当局の壁が厚く、財源確保に不安の残る内容にとどまりました。経過を振り返り、積み残された課題について考えます。 この「教育振興基本計画」は、おととしの暮れに改正された教育基本法に規定されたものです。17条に「政府は、教育の振興に関する基本的な計画を定め公表しなくてはならない」と初めて盛り込まれました。内閣に計画を策定することが義
中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「学習研究は、最後の最後には、"明るい未来"を提案しなければならない」 「後世を変えうるものは、"最後に希望があるもの"だけだ。だから、どんなにしんどい現実においても、学習研究は、最後に"希望を書く"のだ」 僕の恩師がよく口にしていた言葉である。一字一句正確ではないが、おそらく、上記のような趣旨のことを、かつて、学部生の僕におっしゃっていた。学部生には熱すぎる言葉だね。 曰く、 「暴くだけ現場の矛盾や現実を暴き、あとは知らんぽん、現場でよろしく勝手にやってね、ではいかん。論文として採録されるかもしれんが、それでは研究の大切なポイントを果たしていない。 かといって、現実のすさまじさから目をそらして、「今、ここで役に立
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