親への気持ちを言葉にするだけでも立派な親孝行-という理念が共感を生み、「親守詩(おやもりうた)」が全国に広がっている。昨年は全国の都道府県で作品募集と大会が行われ、10月20日に東京ビッグサイトで全国大会(文部科学省、総務省など後援)が開催され、共催した毎日新聞(12月29日付)の1ページを割いて受賞作が大きく報道された。 これまで親学に批判的であった新聞社も地方大会を後援して積極的に報道した。教科書採択では対立した沖縄県八重山地区でも親守詩では連携し、教育界のイデオロギー対立の壁を打破したことは画期的なことであった。 一昨年に超党派で結成された親学推進議員連盟は衣替えして再出発する準備が進められているようであるが、「親になるための学び」「親としての学び」の原点を見失わないことが重要である。批判を恐れずに少子化対策のパラダイム転換と根本的な家庭教育論議を深めるよう、年頭にあたり安倍政権に強
高校で日本史の必修化が検討されることになった。国際化のなかでこそ日本の伝統文化に誇りを持ち、情報を強く発信できる人材が求められている。教科書や指導内容を含め、実施への議論を深めてもらいたい。 下村博文文部科学相は年頭の記者会見で、「日本力の強化につながる教育施策」を進めていくとした。具体例として英語教育の充実を挙げる一方、日本人としてのアイデンティティー(主体性)にかかわる「歴史、文化に対する教養」を備えた人材育成を指摘した。 次期学習指導要領改定は、日本史必修化を「前向きに検討する」という。今夏頃にも次期指導要領の内容などを議論する中央教育審議会に諮問される。 国際化への対応などで、高校では平成元年改定の指導要領から、地理歴史3科目のうち世界史が必修になった。ほかに日本史か地理のどちらかを履修すればいいことになっている。 小中学校で歴史の授業が日本史中心になっているとはいえ、真の国際人育
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