本日も慰安婦問題について書きたいと思います。私は、社会部時代から10年以上もこの問題に関していろいろと書いてきたので、正直なところ、少々うんざりしている部分もあるのですが、やはり反論すべきところは反論しなければならないと思うので、しつこいですがこだわってみます。 慰安婦問題をめぐる米下院の対日非難決議案は、「この『慰安婦』という日本政府により強制された軍の売春制度は、20世紀最大の人身売買事件のひとつで、その残虐性と規模において前例がない」としています。しかし、この短い文章の中にも、いくつもの誤りがありますね。間違った前提の上に、間違った事実認識と悪意を重ねてつくったかのような決議案といえます。 米国という国は、自分達が常に正義であるかのように振舞いますが、実際にやっていることは違いますね。和平を求める日本の特使受け入れ要請を断った上で、落とす必要のない原爆を実験目的で2発も投下し、何