7日、東京 江戸川区で中学生がひき逃げされ死亡した事件で、中学生は青信号の横断歩道を渡っていて車にはねられたという目撃情報があることが捜査関係者への取材でわかりました。車は法定速度を大幅に上回るスピードで走っていた疑いもあり、警視庁が当時の詳しい状況を調べています。 7日正午ごろ、江戸川区北小岩の交差点で、自転車で横断歩道を渡っていた近くに住む中学1年の根井陽多さん(12)が左から直進してきたワゴン車にはねられ死亡しました。車は逃走しましたが、警視庁は7日夜、江戸川区の無職、渋谷博容疑者(53)をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。 捜査関係者によりますと、根井さんが青信号の横断歩道を渡っていてワゴン車にはねられるのを近くにいた人が目撃しているということです。また、事故の衝撃でおよそ40メートル先まで飛ばされていたということで、警視庁は、ワゴン車が法定速度の時速50キロを大幅に上回るスピード