30日付の韓国紙、朝鮮日報は、フランス南西部アングレームで現地時間30日から開かれる国際漫画祭で韓国が予定している従軍慰安婦をテーマにした企画展をめぐり、地元記者ら対象の事前説明会が漫画祭を主催するフランス側の要請で中止されたと報じた。 同紙によると、説明会はパリ市内で29日、韓国の趙允旋女性家族相も出席して行われる予定だったが、主催者側が28日に中止を要請し、中止しなければ企画展ができなくなるとの立場を韓国側に伝えたという。 企画展は韓国の漫画関連団体や女性家族省が計画して30日から2月2日まで開かれる予定。親しみやすい漫画を通じて慰安婦の「被害実態」を国際社会にアピールする狙いという。 同紙は中止要請の背景について、日本が主催者側に働き掛けたとの情報があると伝えた。(共同)