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ブックマーク / xtech.nikkei.com (135)

  • なぜ,日本の女性技術者は少ないの?

    今から20年ほど前,筆者が某大学の工学部に在籍していたとき,同学年に1000人ほどの学生がいました。しかし,私も含め女性はわずか8人でした。現在は1100人くらいに定員が増えていますが,そのうち80人くらいが女性だそうで,とても頼もしく思います。 けれども,IT業界で働く女性技術者がどんどん増えているという実感はありません。国際的に見ても,日は相変わらず科学技術分野で働く女性の数はとても少ないようです。『男女共同参画白書 平成17年版』によれば,日の研究者(技術者,大学教授など)に占める女性の割合は11.6%(図1)。欧米先進国と比較すると,アメリカの32.5%,フランスの27.5%,イギリスの26.0%,ドイツの15.5%よりも低い数字です(図2)。 図1●日の研究者(技術者,大学教授など)に占める女性の割合は11.6% 内閣府男女共同参画局発行『男女共同参画白書 平成17年版』に

    なぜ,日本の女性技術者は少ないの?
  • 日本メーカーが米国に完敗した真因:ITpro

    ITのインフラでなぜ日メーカーは米国勢に席巻されてしまったのか」。このテーマで日のコンピュータ産業について、猛烈に原稿を書きたくなりました。きっかけは、日経コンピュータ編集部から「創刊25周年を記念してEnterprise温故知新というサイトを作ったので、そこに一筆書いてほしい」と依頼があったことです。ちょっと書けばよいのだろう、と二つ返事で引き受けたものの、20数年間を振り返ってみると一筆では済まないという気になり、一気に書き上げてしまいました。結果として相当な長文になってしまいましたが、ご一読いただければ幸いです。 私は日経コンピュータ創刊3年目の1983年9月に、日経コンピュータ記者として日経BP社(当時は日経マグロウヒル社)に中途入社しました。当時のコンピュータ業界は、前年の82年6月に米IBMの機密情報を巡って日立製作所と三菱電機の技術者が“おとり捜査”で逮捕されるなど、き

    日本メーカーが米国に完敗した真因:ITpro
  • Rubyを仕事に使うべし! Part1 なぜ仕事で使うとうれしいのか:ITpro

    プログラミング言語Rubyが注目を集めています。Ruby関連の書籍が次々と出版され,2006年6月には国内初の大規模Rubyイベントである「日Rubyカンファレンス2006」が催されました。また,Rubyで書かれたWebアプリケーション・フレームワークRuby on Rails(以下Rails)が話題となり,Rubyの高い生産性が一般に知られるようになってきました。 Rubyの生産性はJavaの10倍とさえいわれます。なぜRubyは生産性が高いのでしょうか。それは,Rubyはいろいろな言語から優れた所を集めた「いいとこ取り」言語だからです。Rubyの特徴は「構文が強力なので,迅速な開発ができる」「人に優しい言語なので,楽しくプログラミングできる*1」「問題が起こりにくいように設計されているので,初心者でも簡単に安全に作業でき,熟練者は高度なプログラミングを行える」といった点です これらの

    Rubyを仕事に使うべし! Part1 なぜ仕事で使うとうれしいのか:ITpro
    kaionji
    kaionji 2006/10/02
  • RAID01とRAID10の違い

    RAID01とRAID10に違いってご存知ですか?専門家やストレージベンダーのホームページでさえ両者は同じものであると説明されている場合がありますが、実は明確に違います。ハイエンドストレージを導入するときにはこの違いについての理解がとても大切になってきますのできちんと押さえておくとよいと思います。 RAID01とは? ストライピンググループをミラーリングしたものがRAID01(もしくはRAID0+1とも呼ばれる)になります。 HDD[1]~[4]で構成されたストライピンググループ1とHDD[5]~[8]で構成されたストライピンググループ2があったとします。 この構成時、例えばストライピンググループ1のHDD[1]が死亡した場合はグループ1のストライピングが使えなくなります。よってこの状態ではストライピンググループ2だけが動いている状態になるわけですから、この時HDD[5][6][7][8]

    RAID01とRAID10の違い
    kaionji
    kaionji 2006/09/30
  • 2004年以降「ワンクリック詐欺」の相談が止まらない---国民生活センター

    「2004年以降,リンクや画像をクリックしただけで,いきなり料金を請求する手口(いわゆる,ワンクリック詐欺[注])に関する相談や報告が寄せられ続けている。『登録しました』といった画面が表示されても,慌てて料金を支払ったり,相手に連絡したりしてはいけない」---。独立行政法人 国民生活センター 相談調査部の吉田有美子氏は9月5日,ITproの取材に対して,注意を呼びかけた。 [注] 国民生活センターでは,リンクや画像などをクリックしただけで料金を請求する手口は「クリックしただけで,いきなり料金請求する手口」として,「ワンクリック不正請求」や「ワンクリック詐欺」とは表現していないが,稿ではワンクリック詐欺と記述する。 国民生活センターでは,2004年12月に,ワンクリック詐欺に関する最初の注意喚起を行なっている。それ以前から,同センターには相談や報告が寄せられ続けている(具体的な件数について

    2004年以降「ワンクリック詐欺」の相談が止まらない---国民生活センター
  • 話の腰の折り方にもコツがある

    ■今回からは、商談や会議・ミーティングにおける上手な会話の仕切り方について解説していきます。第1回目は、話の長い人を相手に、いかに会話の主導権を握るかです。 どこの世界でも話の長い人というのは、いるものだ。 私も会議進行のお手伝いをよくさせていただくが、一度しゃべりだすと止まらない人を多く見かける。しかも、そういう人に限ってエライ人だったりするので、始末が悪い。 商談などもしかり。早く題に移りたいのに、まったく関係のない話が延々と続いて、なかなか題を切り出せない。あるいは、すぐに話が飛んでいってしまって、なかなかこちらの要件についてじっくり話ができないことがある。 時間に余裕のある場合はいいが、急を要する場合は困ってしまう。大事なお客さんの話の腰を折るわけにもいかず、あせりながら、ただじっと長話が一刻も早く終わってくれるのを祈るしかない。 私は会議のファシリテーションをしていて、進行上

    話の腰の折り方にもコツがある
  • 「仕事への意欲が最低なのは日本人」――人事戦略コンサルティングの米タワーズペリンが調査

    人事戦略コンサルティング会社の米タワーズペリンは、「仕事に対して『非常に意欲的』と感じる日人は世界16カ国中で最低となるわずか2%しかいない」という調査・分析結果を明らかにした。仕事に「意欲的でない」と答えた日人も41%おり、インドの56%に次いで2番目に低い (表1)。 タワーズペリンは、米国に社を置き、世界24カ国に9000人のスタッフを抱える人事戦略コンサルティング会社の大手。今回の調査活動では、日、米国、カナダ、英国、ドイツ、フランス、オランダ、ベルギー、アイルランド、イタリア、スペイン、メキシコ、ブラジル、韓国中国、インドの16カ国でWebアンケートを実施。2005年8月に、日人千数百人を含む計8万6000人が回答した。 アンケートの設問数は約200で、いずれも意識レベルを5段階で回答。この調査結果を基に、仕事に対する意欲、その意欲を高める要因、離職しない理由、就職・

    「仕事への意欲が最低なのは日本人」――人事戦略コンサルティングの米タワーズペリンが調査
  • 「インターネットただ乗り論」が起こるわけ

    みなさん,連載2回目の「Winnyとインターネット」では,たくさんのご意見をいただきありがとうございました。FeedBackに書き込んでいただいたコメントの中には,改めて考えさせられる意見もありました。そこで,まずは寄せられたコメントのいくつかに対する私の考えを述べたいと思います。 「Winnyとインターネット」では,WinnyのようなP2Pアプリケーションがもたらすトラフィック増大の問題について触れましたが,「BitTorrentのようなクリーンなものも含めたほうがよい」という意見がありました。さらに,厳しいご意見としては「4%の人が大量に使うことで問題が出るのなら,それはそもそもほとんど使われないことを前提としていることを白状したに等しい」(私の解釈で書かせていただきました)というようなご意見もありました。 私が言うのもなんですが,白状すれば正にご指摘の通りです。現在のインターネットの

    「インターネットただ乗り論」が起こるわけ
  • 「復活」果たしたITサービス業界がこの5年間で失ったもの:ITpro

    法人向けのITサービスを提供するソリューションプロバイダが,久しぶりの業績回復を果たしている。 2002年2月から続く日の景気拡大局面は,4年6ヵ月目に入り,継続期間では戦後2番目の記録を更新中だ。その中で,ずっと景気回復の波に乗り損なっていたのがITサービス業界だった。 しかし,主要ソリューションプロバイダ各社の2005年度決算(2006年3月までの1年間に迎えた決算を指す)は,「4年ぶりの復活」と呼べるような好調さを取り戻した。日経ソリューションビジネス誌が,売上高100億円以上のソリューションプロバイダを対象に毎年まとめている業績調査から,この5年ほどの動向を紹介しよう。 「業界の縮退」と「利益なき繁忙」の4年間 まず,2000年に起ったITバブル崩壊を受け,ITサービス企業の業績に陰りが見えたのが2001年度のことだった。当時の調査対象企業150社で見ると,平均の売上高伸び率はプ

    「復活」果たしたITサービス業界がこの5年間で失ったもの:ITpro
  • Webデザイン エンジニアリング 第16回 ボタンを押させるテクニック:ITpro

    対象とするユーザーの“慣れや知識”によって,画面の構成を変えたほうが伝わりやすいとするならば,画面上の「ユーザー・インタフェース(UI)部品」の色や形状も,ユーザーに応じて変えるべきでしょう。今回は,代表的なUI部品でありながら,なかなか作り手の思うように押してくれない「ボタン」について考えます。 わかりやすいボタンの形状はユーザーによって違う まず,前回とほぼ同じ絵を用います。Webシステムの操作方法への「熟知度(PCリテラシ)」を縦軸,「提供したいサービスに対する知識」を横軸とします。そして,それぞれの「軸」に対して,受け入れやすいと思われる「ボタン」の形状を例記しました。 上図の【A】や【B】のタイプに当てはまるPCリテラシの高いユーザーは,ボタンの“ラベル”に「submit」と書かれていようが「GO」と書かれていようが,ボタンを認識することはさほど苦ではありません。 しかし,PC

    Webデザイン エンジニアリング 第16回 ボタンを押させるテクニック:ITpro
  • 「ブレイク直前のLinux」を思い起こさせるRubyのマグマ

    Ruby on Railsを利用したドリコムのDrecom Career Search。同社はB2CサービスでRailsを標準に採用している [画像のクリックで拡大表示] その熱気に包まれながら,なんだかこれとよく似た雰囲気を感じたことがあるような気がした。なんだったろう。そうだ。Linuxがブレイクする直前のあの熱気だ---6月に行われた日Rubyカンファレンス(関連記事)で記者が受けた印象だ。 記者が最初にビジネス用途のソフトウエアとしてLinuxを意識したのは米Netscape CommuncationsがLinuxをサポートする方針を明らかにした時だったと記憶している。正直言って最初は「個人の名前を冠したソフトウエアなんて,どうせホビー用だろう」と思っていた。しかし,それではと調べれば調べるほど,Linux上のソフトウエアや,採用事例はまさに山のように出てくる。 売るわけでもない

    「ブレイク直前のLinux」を思い起こさせるRubyのマグマ
    kaionji
    kaionji 2006/07/07
  • 危機に瀕するIT業界の「モラル」

    「いやぁ,以前と全く変わってないですね。むしろ悪くなっているんじゃないですか」。独立系コンサルタントのA氏に「ITエンジニアプロジェクト・マネジャ,営業担当者などITプロフェッショナルのモラル(責任感や倫理観)はいま,どのような状況にあると思うか」を尋ねたところ,A氏は記者にこう答えた。 A氏は,銀行の情報システム部門に10数年にわたり在籍した後に独立。現在は,企業の大小を問わず情報化のコンサルティングに全国を飛び回っている。 取材の場では,日経コンピュータが2001年4月に掲載した「IT業界のモラルハザード」と題した特集に,まず目を通してもらった。IT業界におけるモラルの崩壊ぶりをレポートしたものだ。その上で,A氏に現状についての感想を聞いたところ,出てきたのが冒頭のコメントである。 A氏は,こう続ける。「最近では,ユーザー企業のシステム子会社にモラル欠如の例を見ることが多いですね。親

    危機に瀕するIT業界の「モラル」
  • 誰も読まないOSのソース・コード:ITpro

    まず,結論から言おう。 「エンジニアがOSのソース・コードを読めるようになると,活躍の場が一気に広がる」。そして,「コツさえ分かれば,OSのソース・コードはびっくりするほど簡単に読める」。 ここでいうOSとは,Linuxのカーネル(OSの“核”となるソフト)のことである。筆者が上の2点を強く感じたのは,つい最近の,ある人物とのやり取りがきっかけだった。 「カーネルのソースが読めると,たいそう儲かるってことが,分かってしもうたから」。「もうすぐ大学の仕事は定年や,でも定年後の収入の方が多いんとちゃうかな」---。 筆者の耳に,迫力ある関西弁が突き刺さった。声の主は1949年生まれの57歳。神戸情報大学院大学助教授の赤松徹氏その人である。 打ち合わせを兼ねた取材の後の会話だったので,メモは取っていない。赤松氏がはっきりとこの通りに発言したかどうかは覚えていないが,筆者の脳裏には,そのような発言

    誰も読まないOSのソース・コード:ITpro
    kaionji
    kaionji 2006/04/08
    半年って言われるとくらっとくる
  • 【集中連載 通信大改革の行方】(4)「インフラただ乗り」で始まるインターネットの新たな議論:IT Pro

    2006年に入って,これまでのインターネットの接続ルールを揺るがす問題が急浮上してきた。“インフラただ乗り論”である。 インフラただ乗り論とは,インターネット上でビジネスを展開するサービス事業者も設備コストを負担すべきという考え方。例えば,映像配信などを提供する事業者に“ネットワーク利用料”なるものを新たに課すといった方法が考えられる。 米国では2005年秋ころから,ベライゾン・コミュニケーションズやSBCコミュニケーションズといった通信事業者が,検索サイト大手のグーグルやIP電話事業者のボネージなどを相手に,ネットワーク利用料を支払うべきだと主張し始めている。 日では,USENの無料インターネット放送「GyaO」(写真1)がやり玉に上がっている。国内で真っ先に口を開いたのは,NTTコミュニケーションズの和才博美社長だ。和才社長は報道関係者が集まる新年の会合で,「GyaOは我々が構築した

    【集中連載 通信大改革の行方】(4)「インフラただ乗り」で始まるインターネットの新たな議論:IT Pro
  • ネット銀行安心の新常識(1)

    不正プログラムによるパスワード盗難事件を受けて、インターネット銀行各社が対策を打ち出している。ネットでは便利な技術もあくどい詐術も日進月歩ゆえ、今日の脅威への対策が明日も通用するとは限らない。最終的には自分で気を付けるしかない部分もある。現状の手口と対策の限界を掌握しよう。 パソコンや携帯電話からネット経由で各種サービスを利用できるインターネット銀行。ショッピングや証券など他のネット取引の発達も手伝って、利用者は増加の一途だ。 一方で、パスワードの詐取による不正送金事件も目立つようになった。2005年7月にはジャパンネット銀行、みずほ銀行、イーバンク銀行の3行で同時期に、不正プログラム*1によるとみられる金銭的被害が発生した。 特集では、過去の事件から被害パターンを知ると同時に、銀行側やセキュリティ対策ソフトの対策とその限界点を見ていく。そうすることで、“ユーザー自らが気を付けるしかない

    ネット銀行安心の新常識(1)