レズビアンセックスもアクションも良し シャーリーズ・セロン主演のスパイアクション映画。女性同士のラブシーンに余計な理由づけがなく、「したいからしている」感があって大変よかったです。アクションも壮絶にして痛快、色彩や音楽もスタイリッシュ。ただ、筋がわかりにくいのは残念。 息をするように女と寝る女 本作品の主人公ロレーン(セロン)は英国の敏腕諜報員。壁崩壊寸前のベルリンでとある機密情報の行方を追う彼女は、謎めいたフランス人スパイのデルフィーヌ(ソフィア・ブテラ)と出会い、すぐにベッドをともにします。見ていてちょっと新鮮だったのが、なぜふたりが女同士で肉体関係を持ったのかについていちいち説明されないこと。このキャラはレズビアンですよとかバイセクシュアルですよとかいう事前の念押しもなければ、女囚ポルノのような「男がいない特殊な環境だから」という合理化もなく、単にお互いの瞳に欲望の炎がともったらゴー
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