フランス1部スタッド・ランスの元日本代表MF伊東純也(31)が女性2人に同意なく性行為に及んだなどととして刑事告訴された問題で、大阪地検は9日に嫌疑不十分で不起訴処分とした。 伊東は日本代表としてアジアカップに出場していた1月末に「デイリー新潮」で女性に対する性加害が報道され、代表を離脱。それ以降はクラブでのプレーは続けているが、代表には招集されていない。今回の問題では女性の訴えは事実に反しているとして伊東側も逆告訴しており、府警は双方を書類送検していた。 そしてこの日、伊東とともに、女性2人も嫌疑不十分により不起訴の判断を下した。 日本代表のスター選手である伊東に降りかかった大騒動はこれで一つの区切りを迎えたが、一方で今回の問題では週刊誌報道の〝功罪〟も大きな注目を集めた。 伊東の代理人を務める加藤博太郎弁護士は以前から、今回の件を報じた新潮社を含めて、週刊誌全体に対して警鐘を鳴らしてい