19日午後11時50分頃、川崎市川崎区駅前本町のJR東海道線川崎駅で、女性が東京発小田原行き快速電車(15両編成)にはねられた。 女性はホーム上にはね返されて近くにいた23~34歳の男女3人にぶつかり、3人は頭や腰を打つなどの軽傷を負った。女性は死亡した。 川崎署によると、利用者がホームから線路に飛び込む女性を目撃しており、同署は自殺とみて身元などを調べている。 JR東日本横浜支社によると、この事故で上下線8本が最大約58分遅れ、約7000人に影響した。
中華料理店をチェーン展開する「王将フードサービス」(京都市)は3日、「餃子の王将 金沢片町店」(金沢市片町)で、来店客が不適切な行為を行い、その様子を撮影したうえで、画像をインターネット上に公開していたと発表した。 同社は、同店を2日夜に閉鎖し、今後、同店の閉店のほか、撮影した客らに損害賠償を求めることも検討している。 撮影をした客の一人(39)は3日、読売新聞の取材に対して、「昨年11月、自分たちの飲食店のカレンダーの写真として使うために、10人ほどで店に行き、店内のカウンター席で裸で座ったり、店員の服を着たりして撮影した。店の許可を得て写真を撮った」と話している。同社経営企画部によると、今月1日、匿名の問い合わせメールがあり、確認したところ、インターネットのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に、金沢片町店で撮影されたとみられる不適切な画像1枚が見つかった。同店の店員に確認
中華料理店「餃子の王将」を展開する王将フードサービスは3日、金沢片町店(金沢市)で、男性客数人が不適切な行為をしたとして、2日夕から同店の営業を停止したと発表した。 服を脱ぐなどの非常識な振る舞いをしたという。店舗の閉鎖も検討しており、損害賠償を請求する方針だ。 同社によると、男性客らの行為を撮影した画像が、インターネットの交流サイト「フェイスブック(FB)」に掲載されていた。この画像を見た人から電子メールで連絡があり、2日に事態を把握したという。画像はすでに削除されている。 この問題を受けた社内調査で、新潟近江店(新潟市)の男性社員が、店内のギョーザ専用の冷蔵庫内に入っている画像もネット上で見つかった。食材の廃棄や店内の消毒をするため、同店の営業を3日に停止した。男性社員は事実を認めているといい、詳細を調べたうえで処分する。 今年7月以降、飲食店やコンビニの店員らが、冷蔵庫などで撮った写
滋賀県は12日、野洲市北桜の県森林センターの裏山で、最悪の場合、命にもかかわる猛毒キノコ「カエンタケ」が見つかったと発表した。 甲賀市水口町の「みなくち子どもの森自然館」近くの山中でも確認されており、県は「見かけた場合、絶対に触れないように」と注意を呼び掛けている。 同センターによると、カエンタケは触れると皮膚がただれ、食べると運動や言語の障害を引き起こし、死亡するケースもある。 県森林センターは8日、センター近くの山中の3か所で見つけた。カエンタケは一般的には3~15センチの大きさで、円筒形で人の指のような形にも見える。表面は赤色やオレンジ色だ。1999年には新潟県で死亡例の報告があり、90年代には各地で中毒例があった。 カエンタケは高温多湿を好み、梅雨から秋にかけて繁殖し、今が繁殖のピークとみられる。 センターは「県内のほかの場所でも繁殖している可能性がある。子どもが珍しがって触らない
東京電力は、柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の運転停止が続けば来年1月にも8・5%程度の電気料金の再値上げが必要になる、との試算を取引金融機関に示した。 同原発が1月に再稼働すれば、値上げせずに2014年3月期の経常利益が340億円程度の黒字を確保できるとしている。 ただ、昨年9月の大幅値上げから1年半もたたないうちに再値上げすれば、利用者の反発を招きかねない。運転停止が長引いても、東電が実際に値上げを申請するかどうかは不透明だ。 試算によると、15年3月末まで原発が運転できない場合、14年1月に8・5%程度値上げすれば、同年3月期に600億円程度の経常黒字が確保できる。同期の経常黒字は、東電が金融機関から融資を受けるための条件となっている。
【瀋陽=蒔田一彦】中国軍が民間企業と共同開発した軍事ゲーム「光栄な使命」の最新版が1日、インターネット上で公開された。 沖縄県・尖閣諸島などを戦場に仮想の軍事作戦を展開するシューティングゲームで、若者の愛国心を鼓舞して新兵の募集に役立てる狙いだ。 ゲームでは、プレーヤーが中国軍の特殊部隊の兵士となって仮想の軍事作戦に参加する。「釣魚島(尖閣諸島の中国名)を防衛せよ」と称してゲームに興じる最新版では、銃撃戦で弾が敵兵に命中すると、倒された「自衛隊」の架空の隊員名が旭日旗とともに表示され、日本が敵国となっていることを示している。 開発や運営に携わる江蘇省の民間企業は、中国軍と密接な関係を持つとみられる。ダウンロードは無料で、ゲームで好成績を上げると、使用する武器や装備を格上げできる仕組みになっているようだ。
文部科学省は世界大学ランキングの上位100校入りを支援するため、10国公私立大学に対し、年100億円補助することを2014年度予算の概算要求に盛り込む方針を固めた。 10校を「スーパーグローバル大学(仮称)」に指定し、海外の大学との共同研究や著名な研究者の招請を後押しして、ランキングを上昇させることを目指す。 政府は大学の国際的な地位向上を通じて、産業競争力の強化を狙っている。6月にまとめた成長戦略「日本再興戦略」では、10年間で上位100校以内に10校以上入ることを目標にスーパーグローバル大学制度を創設することを掲げた。 ランキング上昇のためには、大学に所属する研究者が独創的な研究を行うことを通じて、研究論文が他の研究者から引用されることなどが必要となる。
【ロンドン=林路郎】英王室は24日、ウィリアム王子(31)とキャサリン妃(31)の間に生まれた王子を「ジョージ・アレクサンダー・ルイ」と命名したと発表した。 通常は「ジョージ王子」と呼ばれることになる。「ジョージ」はエリザベス女王(87)の父君ジョージ6世につながる名で、チャールズ皇太子のフルネームにも含まれている。 賭け事好きな英国民は、王子誕生前からブックメーカーが名前についても盛んに賭けを行い、これまでにハノーバー朝以来6人の王が名乗った「ジョージ」は最も人気の高い名前だった。
広島県呉市の山中で女性の遺体が見つかった事件で、17日に死体遺棄容疑で新たに逮捕された男女6人のうち4人は、最初に逮捕された無職少女(16)が12日に出頭した後、交遊場所だった広島市を離れ、約150キロ離れた鳥取県内に身を隠していた。 無職少女は当初「1人でやった」と供述。仲間をかばおうとしたが、スマートフォン向け無料通話アプリのLINE(ライン)への書き込みなどから関与が判明した。 捜査関係者によると、鳥取県内に身を隠していたのは同県湯梨浜町別所、無職瀬戸大平容疑者(21)と、無職少女の交際相手の住所不定の少年(16)、同県米子市の少年(16)、広島市中区の少女(16)の4人。瀬戸容疑者と米子市の少年に土地鑑があったためとみられ、少なくとも瀬戸容疑者以外の3人は一緒にいたという。 関係者によると、広島市中区の少女には母親も付き添っていたといい、この母親は16日、知人に電話で「逃げている娘
パソコン遠隔操作事件で、威力業務妨害罪などで起訴された元IT関連会社社員・片山祐輔被告(31)が今年1月、事件で使われたウイルスの情報が入った記録媒体を首輪に取り付けた猫の存在が公になるその3日前、携帯電話で「猫 首輪」などと検索していた形跡があることがわかった。 検察側が10日、立証予定事実を記した書面や証拠などを弁護側に開示し、判明した。 神奈川・江の島の首輪を付けた猫の存在は1月5日、「真犯人」から報道機関などに届いたメールで明らかになった。警視庁が片山被告の携帯電話を押収して解析した結果、同2日に「江の島」「猫 首輪」という言葉の検索履歴が残っていたという。 このほか、片山被告の派遣先のパソコンに、ウイルス作成に使われたコンピューター言語「C♯(シー・シャープ)」を利用するためのソフトをインストールした形跡があったことや、「被告が派遣先でC♯を使っていたのを見たことがある」とする元
古屋国家公安委員長は4日の閣議後の定例記者会見で、警察による交通違反の取り締まりについて、「取り締まりのための取り締まりになっている傾向がある」と苦言を呈し、あり方を見直す必要があるとの考えを示した。 古屋委員長は「取り締まりは事故防止に役立つことが大切だ」と指摘。歩行者のいない50キロ制限の片側2車線の直線道路を例に挙げ、「交通の流れで70キロくらい出る。そういう所(での取り締まり)は疑問」と述べた。欧州では歩行者が多く道路の幅が狭い街中などで厳しい取り締まりをしているという。
集落から約200~300メートルの地点で、市は住民らに注意を呼びかけている。 市によると、24日午前5時10分頃、同地区の60歳代の女性が県道を散歩中、カーブに差しかかったところで、前方から来たとみられるクマ1頭と鉢合わせになった。 クマとの距離は5メートルほどだったが、女性がクマの目をにらみつけながらゆっくり後退すると、クマも引き返して行ったという。 通報を受けた市が現場を調べた結果、クマとみられる大型動物の足跡が確認された。同地区では昨年も計3回、集落近くでクマが目撃されている。
IT技術の発達で、会社が従業員の行動を簡単かつ正確に管理できる時代になった。 ◇ 労働組合の反対で、厳しい管理が断念されたケースもある。 奈良市が手のひらの血管の情報を読み取る「静脈認証」で、職員の出退勤を管理する計画を発表したのは今年2月。 これまでは職員証を機械にかざして出退勤時間を打刻していたが、職員証をほかの職員に預けて帰ってしまい、同僚に打刻させる「代打ち」が横行。業を煮やした市側が、99%超の確率で本人認証できる方法として、4月からごみ収集を担当する環境部職員260人に導入する方針を発表した。 組合側は「職員を犯罪者扱いし、個人の身体というプライバシー情報を収集するのは許せない」と猛反発。3月の市議会でも「過剰な管理」と指摘され、7台の認証機の設置費150万円を盛り込んだ新年度予算案は認められなかった。
自治体職員の退職手当引き下げを盛り込んだ改正条例施行前に、駆け込み退職を希望するケースが全国で相次いでいる問題で、小野市の蓬莱務市長は24日の定例会見で、退職の意向を示している同市立学校給食センターの女性栄養士について、「定年退職者に通常出している感謝状は出さず、市での再任用の希望があっても却下する」との意向を明らかにした。理由は「多額の退職金をもらうことになっているのに、職責を全うせずに損得で動いている」としている。 市によると、栄養士は県教委から同市に派遣されており、市との雇用関係はない。市は毎年、市役所や関連施設で勤務した定年退職者全員に感謝状を出しているが、蓬莱市長は同日、陰山茂・市教育長と話し、感謝状を出さない方針を確認した。蓬莱市長は「60歳以上の雇用が大変厳しい時代に、退職金が70万~80万円少ないことだけで職責を放り投げている。そのうえ、市で再任用してくれ、では筋が通らない
神奈川県教委は15日、女子生徒に不適切な行為をしたとして、湘南地区の県立高校の男性教諭(55)を停職6か月の懲戒処分とした。 男性教諭は同日付で依願退職した。 発表によると、男性教諭は昨年8~10月、顧問をしていた音楽系の部活動の女子部員2人を校内で相次いで呼び出し、抱きしめた。うち1人に対しては「僕の中には世界中の女性で君しかいない」などと好意を伝え、自ら作った曲をピアノで演奏。「迷惑に感じている」と断られた後も、生徒の携帯電話にメールを繰り返し送っていた。 県教委によると、女子部員は「顧問だから何も言えなかった」と話し、教諭は「生徒に不快な思いをさせ、深く反省している」と話しているという。
通行人などの顔を自動判別する「顔認識」方式のカメラが増えているが、このうち首都圏の商業施設や大規模マンションの29台で、断り書きなしに撮影が行われていたことが読売新聞の調べで分かった。 広告用ディスプレーに小型カメラを埋め込み、視聴した人の性別や年代を分析して顧客分析に利用するのが目的だ。設置業者は「個人を特定しておらず問題ない」としているが、専門家からは「ルール整備が必要」などの声が上がっている。 東京都江東区の大型商業施設「ららぽーと豊洲」。店舗案内を流している高さ約2メートルのディスプレーの上部に、小型カメラが設けられている。外観からは分かりにくいが、終日、客の顔を撮影し、どの広告をどんな客が見たかを分析している。ららぽーとを運営する三井不動産グループによると、2009年11月に同店で10台導入し、10年3月からは新三郷店(埼玉)でも8台稼働させているが、いずれも撮影は明示していない
【ワシントン=中島達雄】米航空宇宙局(NASA)の無人火星探査車「キュリオシティ」が何らかの重大な新事実を発見し、NASAが近々発表するのではないかと、米メディアで話題になっている。 NASAは読売新聞の取材に対し、米太平洋時間12月3日朝(日本時間4日未明)にサンフランシスコの米地球物理学連合の学会会場で記者会見を開くことを認めたものの、「いくつかのうわさ話は明らかに過大評価。重大な新発見はまだない」としている。 きっかけは、米公共ラジオ(NPR)が20日に放送したカリフォルニア工科大のジョン・グロチンガー教授のインタビュー。キュリオシティが取得した火星の土や気体のデータを分析している同教授は「とても興味深いデータが得られている。歴史書に残ることになるだろう」と語った。
山口県立宇部高校(宇部市)の30歳代の男性教諭が、生徒の体操服が自分の車の上に落ちたことに腹を立て、男子生徒2人に暴行を加えていたことがわかった。 同校は臨時の全校集会を開いて生徒に謝罪。県教委は処分を検討している。 同校によると、9月6日午後、1年男子生徒が校舎3階に干していた体操服数着が中庭に落ち、そのうち1着が駐車していた教諭の車の上に落下。生徒数人が拾いに行ったところ、車の近くにいた教諭が「何しよんか」などと叫び、車上から拾い上げた生徒の腰をけり、持ち主の生徒の顔を体操服で数回たたいた。教諭は体操服をごみ捨て場に捨てて立ち去ったという。 生徒にけがはなかったが、同11日に学校に匿名の通報があり発覚。同校は暴行を受けた生徒の保護者に謝罪し、同25日に開いた全校集会で時光善朗校長が教諭の暴力行為について説明。対応が遅れたことを謝罪した。 車は高級車だったといい、教諭は「自分が大切にして
東京都内の私立中高一貫校で、中学時代に同級生からいじめを受けたとして、警視庁に被害届を出した高校1年の男子生徒(15)が、進級面接で学校側から相談なく警察に通報しないよう求められたことが18日、分かった。 男子生徒は進級の条件として口止めされたと理解し口外しなかった。だが、高校に進級後もいじめが続き、改善は不可能だと判断し、8月に警視庁に暴行容疑で被害届を出した。 男子生徒の母親によると、母親と男子生徒は1月下旬に行われた進級面接で、校長から「(学則を守るなど)誓約書に書かれている事項をふまえて、具体的に守ってもらいたいことがある」と告げられたという。 その際、校長から「生徒にボイスレコーダーを持たせ、校内の人の発言を録音しない」「学校で解決されるべき問題について、学校に相談することなく、警察などへ通報しない」など4項目について守るよう求められた。その後、学校側は、校長が求めた4項目を文書
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