政治 96条改正は「憲法破壊」 小林節氏が批判2013年6月17日 Tweet 9条改正が持論の憲法学者、小林節慶応大教授が17日、都内の日本記者クラブで講演し、改憲の発議要件を緩和する96条改正は「憲法の破壊だ」と断じた。自民党の改正草案についても「法で道徳を強制し、安易な海外派兵の道も提案している」と厳しく批判した。 小林教授は「憲法は国家権力を縛るものであって(改正に高いハードルを課す)『硬性』となるのは当然」と主張。 自民案には「家族は互いに支え合わなければならない」との条文があるが、小林教授は「『家族は仲良くしなさい』と命じる法律をつくれるようになってしまう。法は道徳に踏み込むべきではない」と訴えた。 (共同通信) 次の記事:オウム死刑囚尋問は法廷で 東京地裁>> 今日の記事一覧 今月の記事一覧 最近の人気記事