7年前に、北海道の積丹岳で遭難した男性を、救助活動中に滑落させた事故で、最高裁は警察の過失を認定。 注目の裁判の判決が確定しました。 警察による救助活動中の事故で、どこまで責任が及ぶのか、過失はどこにあったのかなど、注目する点が多い裁判でした。 雪山での山岳救助は、大変過酷な環境での活動で救助隊員も命がけで活動をします。命がけで救助活動をして、失敗をすれば責任を問われるなら行かない方がいいのでしょうか。 自己責任の世界と言われる登山ですが、それはそれということでしょうか。 この裁判の結果が、今後の山岳救助活動が後退することがないよう願いたいものです。 過去の関連ブログはこちら積丹岳遭難事故裁判を追う この裁判の概要は、NHKが次のとおり報じています 7年前、北海道の積丹岳で遭難した男性が警察の救助活動中に滑落して死亡したことをめぐり、遺族が道に賠償を求めた裁判で、最高裁判所は、道の上告を退