中国国防省は、中国軍が台湾海峡で行っている軍事活動について、外国の干渉や台湾独立勢力の動きに対応するものだとしたうえで「台湾独立は戦争を意味する」と述べ、武力行使も排除しない強い姿勢を示しました。アメリカのバイデン政権と台湾の蔡英文政権の接近を強くけん制した形です。 台湾軍によりますと、中国軍機による台湾空域への接近は、このところほぼ毎日確認されていて、1月23日には爆撃機など13機が、24日には戦闘機など15機が、台湾南西の空域を飛行しました。 これについて中国国防省の呉謙報道官は、28日にコメントを発表し「外国による干渉や台湾独立をはかる勢力の挑発への厳正なる対応だ」と述べました。 そのうえで「火遊びをすれば必ずやけどをする。台湾独立は戦争を意味する」と述べ、武力行使も排除しない強い姿勢を示しました。 中国としては、アメリカのバイデン政権の発足に合わせて、台湾の蔡英文政権との接近を強く
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