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ブックマーク / gazfootball.com (73)

  • 「ようこそアジアへ、ハリルホジッチ」ロシアW杯アジア二次予選 グループE 日本-シンガポール

    ハリルホジッチは前日の会見で、シンガポール戦には「罠が仕掛けられている」と語ったわけだが、まさかこんな形で嵌ってしまうとは想像もしてなかったに違いない。 試合の展望で、日は自陣で固く守る相手にクロスを上げてもそう簡単に点には繋がらないから、ゲーゲンプレッシングで対抗するのが良いのではないかと書いたんだけど、まさか両方とも機能不全になってしまうとは自分にも意外であった。 日はハリルホジッチが意図する速いサッカーを見せたのは前半と後半の最初わずか2分だけで、後は5-4-1のフォーメーションで自陣に固く壁を作るシンガポールの前に、いつもの遅攻を繰り返すのみ。 岡崎、宇佐美、香川田の4人が相手DF5人の幅にすっぽり入って平行に壁を作り、サイドも相手のSHがカバーしている上に太田も酒井もあまり高い位置を取らず、長谷部や柴崎からゆるい横パスが来て縦を切られてそこでおしまい、振り出しに戻るという

    「ようこそアジアへ、ハリルホジッチ」ロシアW杯アジア二次予選 グループE 日本-シンガポール
    kaitoster
    kaitoster 2015/06/17
    『日本は背の高いターゲットマンはいないし、DFラインからのロングフィードもミドルを打てる人材もいない。そして日本人特有の、状況が悪くなればとことん狭い場所でサッカーをやりたがる悪癖』←豊田待望論出るかな
  • 「メッシとゲッツェを見比べて、果たしてグアルディオラは何を想う」欧州CL準決勝第1レグ バルセロナ-バイエルン・ミュンヘン

    「メッシとゲッツェを見比べて、果たしてグアルディオラは何を想う」欧州CL準決勝第1レグ バルセロナ-バイエルン・ミュンヘン バイエルンのグアルディオラ監督にとっては、選手・監督時代でレジェンドを作った古巣バルセロナへの凱旋試合となるはずだったのだが、皮肉にも自身が育てたメッシによって2得点1アシストを決められ、決勝進出には極めて厳しい0-3という返り討ちに遭ってしまった。 試合はアウェイのバイエルンが何とラフィーニャ、ボアテング、ベナティアの3バックでスタートするサプライズで始まる。バルサが誇る3トップへのマークと中盤へのプレッシャーを両立させようとした狙いがあったっぽいが、いきなり3バックがオフサイドを取り損ねて決定的なピンチを招くと、あっさりグアルディオラ監督は諦めて4バックにスイッチ。 フォーメーションとしては、レヴァンドフスキとミュラーが2トップ、シュバインシュタイガーがトップ下、

    「メッシとゲッツェを見比べて、果たしてグアルディオラは何を想う」欧州CL準決勝第1レグ バルセロナ-バイエルン・ミュンヘン
    kaitoster
    kaitoster 2015/05/08
    『いかに世界のトップレベルではチーム力だけを高めてはダメで、天文学的なサラリーを取るスーパースターを揃えられるかが成績を決める、というあまりにもドライなサッカー界の現実を見せつけられる思いがした』
  • ハリルホジッチ日本代表監督内定、しかし技術委員会の仕事はここからが本番。

    アギーレ氏の八百長問題による突然の退任以降、いろいろすったもんだあった次期日本代表監督選考問題でしたが、ようやくハリルホジッチ氏に内定したようですね。 その間、マスコミではどっかのビッグネーム好きなお方が喜びそうなストイコビッチやレオナルド、ザック政権下で失敗したはずの夢を再びなダニッシュ・ダイナマイトのラウドルップといった名前が候補に上がってヒヤヒヤしましたが、何とか大仁会長が霜田委員長を留任させた事で、どこぞの権力者による鶴の一声じゃなくて技術委員会が監督選考を主導するという来の流れを堅持できてホッとしています。 ハリルホジッチ氏は、ブラジルW杯でアルジェリア代表を率いて堅守とコレクティブなカウンターを武器にしたチームを作り上げ、グループリーグではベルギーを苦しめると同時に、世界チャンピオンになったドイツ代表を延長戦まで追い詰めた手腕は実に見事で、ザック退任後の代表監督候補として少な

    ハリルホジッチ日本代表監督内定、しかし技術委員会の仕事はここからが本番。
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    kaitoster 2015/03/06
    『「海外組を国内に呼んで香川に10番をつけさせ、あとは流れでお願いします」のスポンサーと、「国内組の強化、強豪とアウェイで試合、親善試合はあくまでテスト」を求めるであろう監督との溝は海より深い』
  • Jリーグの選手とファンは、アジアで勝ちたいと心から思っているのだろうか?

    昨日行われたACLの開幕戦。昨シーズンは3冠を達成したガンバ大阪は、中国スーパーリーグ3位の広州富力にホームで0-2の敗戦といつもながらの残念な結果になってしまいました。 その試合結果を受けて、TwitterでつらつらとACLで日が勝てない理由について書いたところ、思ったよりも長くなって反響もいただいたので、ブログのほうにまとめてみました。 Jリーグ勢のスロースターターぶりはここ最近の定番になってしまっており、ここから徐々に勝ち点を積み上げて何とかグループリーグ2位で決勝トーナメントに進出するも、ベスト16であっさり負けてしまうというのもパターンになってしまっております。 ブラジルW杯でも散々痛い目に遭いましたが、どうしても日人選手は日頃からパスワークに固執した考えを持っているせいか、心理面での準備が出来ないままで試合にフワッと入ってしまい、相手がフィジカルとインテンシティを全面に出し

    Jリーグの選手とファンは、アジアで勝ちたいと心から思っているのだろうか?
    kaitoster
    kaitoster 2015/02/25
    『単独ドリブルに4人がついて行きながら誰もアタックに行かず全員ディレイでズルズル下がり、最後は無意味なスライディングで自爆と、まさにJリーグには守備の文化がありませんと大書するセオリー、連携皆無の惨状』
  • アギーレ監督退任で得をする人たちの蠢き

    注意:今回のエントリーにはかなりの毒と邪推が入ってますので、読んでも忘れることをお勧めします。 さて、昨日は電撃的にアギーレ監督の退任が発表されたわけですが、それが予定項でもあったかのようにマスコミは協会の責任追及や次期監督の予想で躍動しております。 協会技術委“引責”解体へ…大仁会長「私を含む責任者の処分を検討」 大仁会長ら総退陣も!アギーレ監督解任で任命責任 まさに、これら御用マスコミの裏側でほくそ笑んでいる人たちが、アギーレ監督の退任自体よりも任命責任をもって現協会首脳の退陣、もしくはレームダック化を狙っているのが嫌でも分かります。 しかもスポニチの記事の中には「霜田技術委員長は引責で退任することが濃厚」、「技術委員会メンバーの中には『アギーレ監督が退任ならば我々も一緒に責任を負うつもり』と総辞職も辞さない構えを見せている者もいる」と、さも既定路線のように書かれておりますが、「昨年の

    アギーレ監督退任で得をする人たちの蠢き
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    kaitoster 2015/02/04
    原派閥の次は鹿島閥がのし上がるのか・・・。ジーコの悪夢再びか。
  • 「そして誰がアギーレを守るのか」アジアカップ準々決勝 日本-UAE

    この試合の展望では、日が普段通りの力を出せば勝てる相手だと書いたんだけど、まさか中2日でここまで質量共に状態が低下するとは思わなかった。 その象徴が試合開始7分にらったUAEの先制点で、中盤も長友も不用意に上がっててプレッシャーが全くかからず、あっさり縦パスを通されて決められてしまった。グループリーグではあれだけ落ち着いて試合に入っていたのに、魔が差したかのようなふんわりしたメンタルで試合に入り、足が地につくまでにやられてしまった。 そして攻撃もグループリーグのような連動性はすっかり影を潜め、まるで悪い時のザックジャパンのように足元とワンツーのショートパスサッカー(笑)で全くサイドチェンジやダイレクトクロスのような緩急が出せず攻めあぐねるばかり。 それでも一応シュートまで持ち込むチャンスはたくさん作ったのだが、数こそ35とすさまじい数字を叩きだしたものの、枠内シュートはわずか8、そ

    「そして誰がアギーレを守るのか」アジアカップ準々決勝 日本-UAE
    kaitoster
    kaitoster 2015/01/24
    『無理矢理にでもヨルダン戦でターンオーバーすべきだった。3戦目で勝ち抜けが決まってないのでベストメンバーの起用は理解できるが、この試合の柴崎の健闘を考えればもっとサブ組を信用しても良かった』
  • 「ネイマールじゃなくてアギーレ被害者の会を結成するレベル」国際親善試合 日本-ブラジル

    普通は、親善試合でもブラジルが相手ならメンバーは確実に現時点でのベストを選んで戦うものなんだけど、試合前に発表されたメンバーを見た時には思わず自分の目を疑ってしまったね。まさか完全に選手の先行テストに使ってしまうとは! 何しろ欧州組の出場は岡崎と酒井高徳、田中順也、川島のみで、中盤の3人はアンカーが田口で両脇に森岡と柴崎という、Jリーグのオールスターでもやらないような守備力無視の面子を並べてきて、当然のようにブラジルに中盤を蹂躙されてネイマールに4点をプレゼントする羽目になってしまった。 その選手選考についてアギーレ監督は、「選手たちのキャラクターを見るためだ。アジアカップのような重要な責任のある場に挑めるかどうかを見たかった。たくさんの結論を見ることができた」と語っていたが、それにしてはあまりに選手にとっては過酷な試練で、特に森岡や田口といったクラブでもそのポジションでやった事がない選手

    「ネイマールじゃなくてアギーレ被害者の会を結成するレベル」国際親善試合 日本-ブラジル
    kaitoster
    kaitoster 2014/10/15
    『中盤の3人はアンカーが田口で両脇に森岡と柴崎という、Jリーグのオールスターでもやらないような守備力無視の面子を並べてきて、当然のようにブラジルに中盤を蹂躙されてネイマールに4点をプレゼントする羽目に』
  • 「大迫と柿谷は長谷部の姿勢を見習うべき」ドイツ・ブンデスリーガ第7節 フランクフルト-ケルン

    今では1試合に3人以上の日人選手が出場する事も珍しくなくなってブンデスリーガだが、この試合では途中から靭帯断裂の大怪我をした長澤が出場し、同時ではないが4人が出場する試合となった。そして結果は、乾と長谷部が所属するフランクフルトが逆転で勝利という結果になった。 大迫は第2節のシュツットガルト戦で得点したきりで、この試合でもフリーでヘディングを打つ場面はあったがクロスに回転がかかっていたのもあってかバーを越えてしまい、72分にはウジャーに代わって交代。なかなか結果が出せずチームから信頼を受け切れない状態が続いている。その大迫の姿を見ていると、同じくバーゼルで出場したりしなかったりが続いている柿谷と同じような課題に直面しているなと感じる。 まず第一は、FWという最も適したポジションで使われていない事。柿谷や大迫はその高いテクニックをもって狭いスペースでトラップし、次の瞬間にシュートまで持って

    「大迫と柿谷は長谷部の姿勢を見習うべき」ドイツ・ブンデスリーガ第7節 フランクフルト-ケルン
    kaitoster
    kaitoster 2014/10/11
    『岡崎は監督に信頼されていた面は大きいが、彼自身の地道なレベルアップによって昔は弱かった競り合いに最近では十分勝てるようになった事が大きい。それに比べると柿谷は大迫はまだ岡崎のレベルには遠く及ばない』
  • 「組織としての合格点は後半15分のみ」キリンチャレンジカップ 日本-ジャマイカ

    発足してからまだ2試合で未勝利のままだったアギーレジャパン。3試合目のジャマイカ戦は、山のようにチャンスを作りながらも結局は前半にもらった相手のオウンゴールのみの1点と、決定力不足を激しく露呈しながらも何とか初勝利という結果を手に入れた。 アギーレ監督が良い練習を積むことが出来て勝利を確信していると語ったのを見て、前の2戦では良く分からなかったチームの組織に注目しながら試合を見ていたのだが、出来で大きく分けると3つの時間帯に区切られていたように思う。 まず前半は正直言ってかなり選手は混乱していた。守備時には4-1-2-3になったり4-1-4-1になったりで中盤から前の選手のポジショニングが曖昧で、DFラインが積極的に上がっているのは分かるんだけど、4-4のゾーンなのかマンマークなのかはっきりせず、時々アンカーの細貝の両脇ががら空きになっていて相手に入り込まれ、ジャマイカの攻撃がしょぼくて助

    「組織としての合格点は後半15分のみ」キリンチャレンジカップ 日本-ジャマイカ
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    kaitoster 2014/10/11
    『長友・香川・本田の3人は彼らだけでサッカーをしているかのごとく無理なパスで崩そうとしたり、長友がむやみに上がっては可能性のないクロスを上げまくるなど、ザックジャパンの暗黒期を再現するようなサッカー』
  • 「彼自身が望むものとは別の形になった”新しい香川”」欧州CLグループD アンデルレヒト-ボルシア・ドルトムント

    どんな強豪でも難しいチャンピオンズリーグのアウェイ戦、それをわずか前半3分に香川のアシストによるゴールで先制すると、後半も香川の起点から得点を重ねてベルギーチャンピオンであるアンデルレヒトに3-0の大勝。当然ながら、試合後は香川への絶賛でニュースは埋め尽くされた。 が、香川自身は体が重かったと語っていたように、後半は点に絡んだとはいえ疲労からか運動量とボールタッチが減ってしまい、前半もアンデルレヒトのドフールにハードマークされてたのもあって、前線でシュートを自分で打つよりは2列目より後ろでゲームメイクをする役目に回ることが多かった。それによって、ギュンドアンとシャヒンを欠いて構成力がガタ落ちしていた中盤が助けられ、より前線に生きたボールが供給される事になったわけで、現在のチーム状況を考えると妥当な役割になっているように思う。 香川はドルトムントでの再デビュー戦となったフライブルク戦後に、マ

    「彼自身が望むものとは別の形になった”新しい香川”」欧州CLグループD アンデルレヒト-ボルシア・ドルトムント
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    kaitoster 2014/10/03
    『わずか3ヶ月前のブラジルW杯の時は、香川は逆にどこにいてもまともな仕事が出来ない選手に成り下がっていたが、メンタルが安定しているだけでこれだけ違う選手になるのかと驚かされる』
  • 「香川、岡崎そして丸岡、それぞれの成長の証」ドイツ・ブンデスリーガ第4節 マインツ-ボルシア・ドルトムント

    香川、岡崎そして丸岡、それぞれの成長の証」ドイツ・ブンデスリーガ第4節 マインツ-ボルシア・ドルトムント 香川にあまり見せ場が無かったのは残念だったが、岡崎が決勝点となる先制ゴールを決め、ドルトムントではセレッソからレンタル移籍している丸岡が80分からブンデスリーガデビューと日人にとってはいろいろと楽しい試合だったね。 ドルトムントは、フライブルク戦で2列目の右に入ったムヒタリアンに代わってオーバメヤンが入ったのだが、どうもオーバメヤンはパス交換でリズムを作るよりはスペースに突破したがるタイプで、しかも1トップのラモスもどちらかと言うと短いパスで崩すよりはドリブルするかサイドに振ってから自分が飛び込むような、2手先のシュートから逆算したプレイを考える傾向にあり、短いダイレクトのパス交換でチャンスを作ろうとする香川とはどうもリズムが合っていない。 そして香川自体にもフライブルク戦の復活劇

    「香川、岡崎そして丸岡、それぞれの成長の証」ドイツ・ブンデスリーガ第4節 マインツ-ボルシア・ドルトムント
    kaitoster
    kaitoster 2014/09/23
    『最後に丸岡。試合に出て来た時は、ドイツで何を食ってるのか18歳の日本人とは思えない豆タンクのような体格にまず驚いてしまった。明らかに香川よりもごついし、上半身の太さなんか柿谷の倍はある』
  • U-16日本代表のアジア予選敗退に安堵する

    徹底したゼロトップ・ポゼッションサッカー、スタメンローテーションを貫き、2011年のU-17W杯ではベスト8に進出するなど目覚ましい成績を上げてきた吉武監督率いるU-16日本代表は、2015年のU-17W杯出場権をかけたアジア予選で韓国に敗れ、日は5大会ぶりに不出場が決まってしまった。 もちろんそれ自体はバッドニュースではあるんだけど、個人的な感想だけで言えば少しほっとした部分があったりする。その理由は、「日らしいコンセプト」を追求する事の愚かしさである。 ここ数年の日サッカー界では、スペイン代表とバルサの快進撃によって、体格が似ている日は彼らのようなポゼッションサッカーこそが日の進むべき道であるとの大号令がかけられ、吉武ジャパンとなでしこジャパンの活躍、コンフェデとオランダ・ベルギー遠征でのザックジャパンの健闘によって、その傾向はますます正義だと定義づけられて来た。 ところがそ

    U-16日本代表のアジア予選敗退に安堵する
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    kaitoster 2014/09/19
    『「守備は組織で縛る、1対1は体を張る、戦う気迫を出す」という世界の”常識”が、選手のロボット化、赤鬼の錯乱、スター選手の毛嫌いと異端のレッテルを貼られ、協会にとってアンチテーゼとなってしまった』
  • 「尹晶煥の時代は既に過去のもの?」J1第19節 サンフレッチェ広島-サガン鳥栖

    未だに謎に包まれたままの尹晶煥監督電撃解任の直後とあって、鳥栖のサッカーがどうなってしまうのか注目しながら試合を見てみたのだが、その間にあったセレッソや名古屋との試合を見ていないのでたまたまそういうシステムで戦っていただけなのかもしれないが、川崎戦で見たゾーン・ディフェンスの精緻な組織が見事なまでに瓦解してしまっていて思わず目を疑ってしまった・・・ まず試合の序盤から、川崎戦に比べるとマイボール時のSBの位置が高くて妙に攻撃的なポジションだなと思っていたら、やはり相手のカウンターになった時にはCBとSBで作るはずのディレイラインを整える前に攻めこまれ、仕方なくCBがマンマーク気味に守って対処をしていたのを見て、これは既にゾーン・ディフェンスじゃないとの確信を持ってしまった。 そして守備陣型がフォーフォーツーじゃなくてまんま4-2-3-1のような並びになっており、スカルトゥーラとディアゴナー

    「尹晶煥の時代は既に過去のもの?」J1第19節 サンフレッチェ広島-サガン鳥栖
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    kaitoster 2014/08/13
    すごいな。監督いなくなって一試合で守備のシステム崩壊しちゃうのか・・・。
  • 「これこそ最強の矛と盾のぶつかり合い」J1第16節 サガン鳥栖-川崎フロンターレ

    1つ古い試合になるけども、ツール・ド・フランスによるサッカー観戦中断中の、2位の鳥栖と3位の川崎が対戦するこの試合は見ておきたかったので録画しておいた。 前にも書いたように、W杯が終わってからのJリーグの観戦ポイントをゾーンディフェンスの浸透度に置いていたりするんだけど、その点で見るとサガン鳥栖はかなり高いレベルで組織化されているのが分かる。 まず相手のカウンター時にはDFがディレイをしながら4人のラインが揃うまで待つし、バイタルに入った選手に対するDFのアタックと残りの3人の絞り込みも忠実で終始コンパクトにまとまっている。川崎が中村憲剛を中心として執拗にバイタルに位置した選手に縦パスを通してくるんだけど、前に見たヴィッセルやガンバと違って変に最終ラインが前線の動きに釣られないので、バイタルにきちんとフィルターがかかってボールを漏らすことがない。そして中盤の4人はしっかりL字のラインを作っ

    「これこそ最強の矛と盾のぶつかり合い」J1第16節 サガン鳥栖-川崎フロンターレ
    kaitoster
    kaitoster 2014/07/31
    『川崎は「ゾーンディフェンス、何それ美味しいの?」というぐらいに守備のポジショニングは見事にバラバラ。最初のプレスの壁を突破してしまったら至る所にスペースだらけの状態』
  • いかに日本のゾーンディフェンスはなんちゃってなのか

    サッカーの観戦をサボると、何故か助け舟のようにメールをいただく事が多くてネタとして非常に助かっております(笑)。今回はハムストさんから日のゾーンディフェンスについて。 ゾーンディフェンス。 代表総括中に、日はゾーンディフェンスは全くの手つかずとあります。 Jリーグの試合を見てても確かに、人数が揃っていてもサクッとやられる守備を見ることは珍しくありませんが、何故なんでしょうね。日はプロリーグが昨日今日始まったわけじゃなく、20年も経ちます。 リーグの指導者達は、おそらく、海外のクラブ等から、練習の仕方などを学んでいたと思ってました。反町監督もスペインのクラブでコーチをしてたと記憶してます。「レアルやバルサは特別な練習をしてるわけではない」と何かの雑誌で読んだこともあります。 だからJリーグの指導は、欧州を手にして、指導している。また日人指導者がそうでなくても、欧州やブラジルから多く

    いかに日本のゾーンディフェンスはなんちゃってなのか
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    kaitoster 2014/07/23
    『吉田も内田もクラブではコンビネーションのおかげである程度ゾーンの動きが出来ているのですが、各自の素の力が出てしまう代表、それもW杯というプレッシャーのかかる場面になるとすっかり馬脚を現してしまう』
  • 「日本が子供の夢から覚める時」ブラジルW杯日本代表総括

    ビッククラブに在籍する攻撃選手を抱えて過去大会で最高の成績を目論んだ日本代表だったが、いざ蓋を開けてみればドイツ大会と変わらぬ勝ち点1、グループ最下位での敗退と、完全に日の期待を裏切る結果に終わってしまった。 そして昨晩にザッケローニ監督の退任が発表され、これでザックジャパンの4年間は終了する事になった。 W杯で失敗した原因にはいろいろな理由が考えられるのだが、最も大きなポイントはW杯に臨む上での大きな戦略面の失敗にあったのではないかと思っている。 所詮は「自分たちの自分たち」 今大会で良くも悪くもキーワードとなってしまったのが「自分たちのサッカー」。つまり、リアクションではなくて自分からリスクをかけて高い位置から攻撃を仕掛け、人とボールが早く動いてゴールに迫るスタイルなのだが、結果的にそのサッカーが出来た時間はコートジボワール戦の前半20分間と、コロンビア戦の前半45分のみで、その他の

    「日本が子供の夢から覚める時」ブラジルW杯日本代表総括
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    kaitoster 2014/06/26
    『肝心の本大会で本田、香川、長友、長谷部、遠藤らの”意識の高さ”は単なる理想の上滑りで終わってしまった。現実だけを見ていた内田が大会で最も活躍したというのは皮肉と言うしか無い。』
  • 「イングランドと日本の偶然ではない共通点」ブラジルW杯グループD イングランド-イタリア

    来であれば、日戦の翌日は同グループのコロンビア対ギリシャの試合を分析するところなんだけど、いかんせん昨日の敗戦のダメージが大きくて未来の展望を考える気が起こらない・・・ ザックは選手にかなりガッガリしていたようだがそれも当然で、あれだけ南アフリカW杯の戦いを否定して来たのにいざ試合が始まってみるとすっかり同じ引きこもり、やられ方はドイツW杯オーストラリア戦と同じって、8年間で全然成長してませんがな。相手のボランチが下がってSBが上がっててプレスがかからなかったと言ってるけど、それは現在ではごく普通の戦術だし、相手のボランチもそんなに余裕をもった捌きをしてなかったので、十分嵌めるチャンスはあったと思う。なのに大迫と田2人だけが追ってただけで誰も連動せず、それは単に勇気が無かった言い訳である。 しかも失点につながったシーンの香川から田への横パス。数的不利に陥っている状態で攻撃に出ようと

    「イングランドと日本の偶然ではない共通点」ブラジルW杯グループD イングランド-イタリア
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    kaitoster 2014/06/16
    『しかも失点につながったシーンの香川から本田への横パス。数的不利に陥っている状態で攻撃に出ようとした場合、横パスはカウンターを食らう危険が高いから絶対にやってはいけないプレイ』
  • 「実は紙の船だった無敵艦隊」ブラジルW杯グループB スペイン-オランダ

    スペインは前回王者だし、オランダはDFラインがW杯未経験者ばかりなので、下手をするとオランダの大敗さえあるのではという見方がされたいた試合が、まさかまさかのオランダ5得点で勝利するとは、オランダ人でさえ想像していなかったに違いない。 事前の親善試合では4バックだったオランダは、ヤンマート、フラール、デ・フライ、マルティンス・インディ、ブリントを並べ、中盤にはグスマンとデ・ヨング、3トップにスナイデルとロッベン、ファン・ペルシという5-2-3というフォーメーション。スペインは、アスピリクエタ、セルヒオ・ラモス、ピケ、ジョルディ・アルバの4バックに、中盤がシャビ・アロンソ、ブスケツ、シャビの3人、3トップがイニエスタ、ジエゴ・コスタ、シルバの4-3-3。 当然、試合はスペインがボールを支配してオランダが守るという形で始まる。オランダの5バックは全員が横に並ぶのではなく、スペインの3トップの誰が

    「実は紙の船だった無敵艦隊」ブラジルW杯グループB スペイン-オランダ
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    kaitoster 2014/06/14
    カシージャスこの試合で代表引退レベルのひどい出来だったな。
  • 日本代表の1トップは忍者システムで行ってみよう!

    ブラジルW杯にエントリーする23人が決定し、これから初戦のコートジボワール戦までの注目は、誰が開幕戦のスタメンに立つのかという部分に集まることは間違いない。 吉田の状態はどうかとか、山口と遠藤の優先度、長谷部や内田の回復度等のエクスキューズはあるが、後ろの方は誰が来てもサッカーの内容に大きな違いは発生しないだろう。 しかし問題は1トップの人選である。もともと大久保は練習でトップ下として使われていたので田のサブかと思われていたのだが、キプロス戦では大迫をさておいて1トップで途中出場し、しかも柿谷と同じぐらいの存在感とフィットぶりを見せたので、一気にこのポジションが激戦区になってしまった。おまけに岡崎もクラブでは1トップで活躍していて適正がある。 もう1つ難しいポイントは、彼らの特徴がそれぞれ微妙に違っていて一長一短があるところだ。 柿谷 長所:スピードがあってドリブル、シュートが上手い。

    日本代表の1トップは忍者システムで行ってみよう!
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    kaitoster 2014/05/31
    1試合ごとに1トップが変わるのは相手も対策取れなくて面白いかも。
  • 「岡崎15ゴール目!しかしニュルンベルクは降格・・・」ドイツ・ブンデスリーガ最終節

    昨晩はドイツ・ブンデスリーガの最終節という事で、1試合に絞って観戦するのではなく、スカパーと有線テレビPCの実況などを駆使して同時並行気味に試合を見ておりました。 結果、上位は2強が変わらずでシャルケ、レヴァークーゼン、ヴォルフスブルクの3~5位が全て勝利して順位はそのまま。内田のシャルケがCLストレートイン、プレイオフ権はレヴァークーゼンがゲット。マインツは岡崎選手が値千金の勝ち越しゴールを決めて7位が決定、ヨーロッパリーグ出場権を獲得しました! 試合終了♪岡崎選手、ゴールおめでとう (^o^)/!!!マインツ、EL出場おめでとう (^o^)/!!! #M05HSV pic.twitter.com/eJTTmZaihB — 1. FSVマインツ05 (@mainz05_jp) 2014, 5月 10 マインツ公式Twitterも喜んでますね。しかし岡崎のゴールシーン、スルーパスに抜けだ

    「岡崎15ゴール目!しかしニュルンベルクは降格・・・」ドイツ・ブンデスリーガ最終節
    kaitoster
    kaitoster 2014/05/11
    『清武については、今期は出来がとにかく安定しなかったし、心配です。おそらく来期は移籍するでしょうが、現状ではトップ下としては得点力が足りず、ボランチとしては守備力が足りない中途半端な選手』