17日に最終回を迎えた今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」で描かれた徳川氏。発祥の地とされる群馬県太田市では、ドラマを見た歴史ファンがゆかりの史跡に足を運び、にぎわいを見せている。盛り上がりムードを追い風に地元では歴史的建築物や遺跡を活用した文化伝承プロジェクトがスタートした。観光振興や関連史料の再検証にも力が入っている。 12月上旬の火曜日、群馬県太田市世良田町にある国の重要文化財、世良田東照宮は埼玉県加須市の歴史講座受講者の団体客でにぎわった。座学で新田氏から徳川氏の系図の流れを学んだ上で、太田市の新田荘と徳川氏の地元、愛知県松平地区のつながりを知り、現地を見るために足を運んだ。 受講生の森博士さん(71)は「座学で学ぶだけではつまらない。現地で地元の人に話を聞いてイメージが膨らむ。建物の豪華さで徳川氏の力も分かる」と納得した様子だった。 講座の講師を務める平成国際大(埼玉県)の特任
![《徳川発祥の地 群馬・太田市》(中)観光振興 大河ブームで集客に効果 | 上毛新聞社のニュースサイト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b7283056065904db24864a7b335e7253da589f54/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjomo.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F1%2F7%2F-%2Fimg_17585d684fa64475255abd0d462ec32688703.jpg)