百姓貴族 (3) (ウィングス・コミックス) 作者: 荒川弘出版社/メーカー: 新書館発売日: 2014/02/25メディア: コミックこの商品を含むブログ (39件) を見る 今回も身も蓋もなくおもしろかったです。 北海道の農家出身にて『銀の匙』大ヒット中の荒川弘さんが贈る農業エッセイマンガ、第3巻。今回も身も蓋も無いおもしろさ満点で、たいへん楽しく読みました。特に好きなのは、徴兵ならぬ徴農制度のアホらしさを斬るところや、川の水がきれいなら魚が多いわけでも、その逆でもないというあたりまえの事実をわかりやすく見せてくれるところ。あと、植物のバクレツな生命力の話。 「やっぱ徴農反対!!」 ほら、よく聞くじゃないですか。「最近の若者はなっとらん。徴農制度で一定年数農業に従事させれば根性もたたき直せるし、農家の労働力不足も解消して一石二鳥」みたいなバラ色ドリーム。それに対する荒川さんのツッコミ(