【那珂川】町は世界的な建築家隈研吾(くまけんご)さんが設計し、2000年に開館した町馬頭広重美術館の初めての大規模改修に取り組む。同館は町の代表的な建築物の一つで、観光資源としても親しまれる一方、建物の特徴である八溝杉材のルーバーの傷みなどが著しい。町はふるさと納税の仕組みを利用して資金集めを進めており、「来年の町合併20年と開館25周年に合わせて、オープン当時の輝きを取り戻したい」として協力を呼びかけている。 (残り:約 648文字)
【那珂川】町は世界的な建築家隈研吾(くまけんご)さんが設計し、2000年に開館した町馬頭広重美術館の初めての大規模改修に取り組む。同館は町の代表的な建築物の一つで、観光資源としても親しまれる一方、建物の特徴である八溝杉材のルーバーの傷みなどが著しい。町はふるさと納税の仕組みを利用して資金集めを進めており、「来年の町合併20年と開館25周年に合わせて、オープン当時の輝きを取り戻したい」として協力を呼びかけている。 (残り:約 648文字)
「九尾の狐(きつね)伝説」で知られる栃木県那須町湯本の国指定名勝「殺生石」で、イノシシ8頭の死骸が見つかっていたことが9日分かった。群れで行動するうちに付近に迷い込み、硫化水素などの有毒な火山ガスを吸ったとみられる。殺生石周辺でタヌキといった動物の死骸が発見されることはあるが、関係者は「これだけまとまった動物の死骸は聞いたことがない」と驚いている。 殺生石園地を管理する環境省日光国立公園那須管理官事務所によると、7日午前10時20分ごろ、業務のために殺生石を訪れた同事務所職員が死骸を発見。8頭のうち成獣は3頭で一回り小さな幼獣が5頭。いずれも園地内で特に硫化水素や亜硫酸ガスの発生が多いとされる殺生石の右奥付近に横たわっていた。 同事務所は県などに相談し、豚熱感染によるものではないと判断。翌8日午前9時半から同事務所と那須町などの職員計8人で死骸の回収作業を行った。死骸は8日のうちに焼却処分
通勤時間帯のJR日光線鹿沼駅などで、宇都宮行き上り電車の一部が「満員電車」となるほど混雑し、乗客から不満の声が上がっている。3月のダイヤ改正で、車両編成や運行本数が減った影響とみられる。乗客は「何とか対応してほしい」などと訴え、会員制交流サイト(SNS)でも投稿が相次いでいる。一方、JR東日本側は「全く乗れないほど混んではいない」と認識を説明。同駅などに社員を派遣しスムーズな乗車を促す対応を取っている。 15日朝、JR鹿沼駅。日光線の宇都宮方面行きホームは、午前7時15分発の電車を待つ学生服やスーツ姿の利用客でごった返した。列車が到着すると、利用客が押し合いながら次々と乗り込み、全3両がいっぱいとなって駅を出発した。 JR東日本大宮支社によると、3月12日付のダイヤ改正で、日光線の車両編成が4両から3両に減少した。また鹿沼駅では午前7時台に3本あった宇都宮行きの本数が2本に減った。 通勤で
「九尾の狐(きつね)伝説」で知られる栃木県那須町湯本の国指定名勝「殺生石」が真っ二つに割れたことが5日、分かった。関係者によると数年前からひびが入っていたことが確認されており、自然に割れたとみられる。 町観光商工課は、観光客が投稿したツイッターの情報などから、割れたのはここ数日ではないかとみている。岩は真ん中付近から割れており、周囲を囲んでいたしめ縄も切れていた。 町は今後、国、県とともに対応を協議する予定で、同課の阿久津正樹(あくつまさき)課長は「自然現象の可能性が高いので致し方ない。可能であれば元の形に近い状態に戻すことが理想ではないか」と話す。町観光協会の阿久津千陽(あくつちあき)会長(51)は「夕方に知らせを受けて驚いた。こういう形で話題になるとは」と困惑した様子だった。 殺生石は、那須湯本温泉近くの那須岳の斜面にある巨大な溶岩。1957年に県史跡、2014年に国の名勝に登録された
茂木署は16日、暴行の疑いでオートバイ元世界王者のオーストラリア国籍、モナコ公国ワイン・マイケル・ガードナー容疑者(57)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は、同日午前8時ごろ、茂木町桧山で交通上のトラブルから、都内在住の男性3人に対し、胸ぐらをつかむなどの暴行を加えた疑い。同日は同所のツインリンクもてぎで、オートバイの世界選手権シリーズ第15戦「日本グランプリ」第3日が開催されている。 ガードナー容疑者は、元ロードレーサーで1987年にオートバイのロードレース世界選手権500CCクラスでチャンピオンとなった。 その他のニュース 一覧 暴行容疑でオートバイ元世界王者ワイン・ガードナーを逮捕 茂木署 10月16日 11:50 トラックと衝突 二輪の男性死亡 日光、カーブで転倒 10月16日 00:17 弟への傷害容疑で兄逮捕 足利署 10月16日 00:09 作業中の女性はねられ死亡 下野の農
【下野】国分寺中2年5組が20日、クラス33人全員で「年間給食完食」を達成した。全員で助け合いながら残飯をなくし、食の大切さを学んだ。古口紀夫市教育長は「素晴らしい、聞いた事がない。クラスのまとまりがある証でしょう」と話している。 担任の小村敬俊教諭(32)は前任の小山・城南中時代に、食の大切さを訴え、給食を熱心に指導している先輩に感動したという。その時に「体調が悪く食欲がない子の分は、他の生徒が補って残飯を出さない『クラス完食』」を目標としたという。 2年生のクラスだったが、190日の給食のうち、完食は159日止まり。「風邪で欠席者が多く出る冬場が難しい」という。しかし、国分寺中に転任となった2011年に担任の「2年2組」で達成、昨年度も「3年3組」で達成した。 小村教諭は「食べなさい。お前のせいで記録が駄目になる、では続かない。苦手な食べ物でも半分は食べよう。残りは食べてもらおうという
宇都宮市中心部のオリオン通りが、アニメやゲーム、コスプレ好きでにぎわいを見せている。ホビー系のテナントが集積し県外でも有名な商業ビル「フェスタ」(同市曲師町)を核に、コスプレカフェやカードショップが立地するからだ。全国チェーンの飲食店や地元老舗店の撤退で空洞化に拍車がかかる中心部だが、「趣都」としての「萌り上がり」で活性化が図れそうだ。 オリオン通りが「北関東のアキバ」と注目されたのは、フェスタの存在が大きい。ビルオーナーのラッキー商会によると、01年のオープン当初はファッションに力を入れており、アニメ系店舗はわずか2店舗だった。 同商会は「アニメ系2店舗の売り上げが非常に良かった。その後テナント入れ替えの際、似たような業態を徐々に入れた」と説明。今や売り場の大半をアニメ、漫画、ゲーム、フィギュア、コスプレ衣装などのテナントが占める。「ビルとして生き残るためにホビーを打ち出したが、結果とし
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