「ずっと かわらない おいしさ!」 今回食した、すぐる社の「ビッグカツ」のパッケージコピーだ。 これほど当を得たコピーがあるだろうか? 駄菓子屋の定番商品でありながら、 スーパーやコンビニでも購入できる手軽さ。 少々言い過ぎかもしれないが、もはや国民食と言えなくもない。 ハッキリ言えば慣れ親しんだ駄菓子ではある。 今更、食べた感想など書けるのか? 自分で商品を選んでおきながら、そんな疑問が一瞬頭をよぎったが、 改めて食べてみると、その心配は必要ないことに気づいた。 パッケージの封を開け、まず印象的なのは香りだ。揚げ物と、ソースの香りをほのかに漂わせてくる。姿を見なくても、カラッとしている衣がすでに想像できる。 指を伸ばし、パッケージから取り出すと、全体が鮮やかなキツネ色に染まったビッグカツが姿を現す。 何年経とうとも変わらない姿に、安堵感すら感じてしまう。