Androidスマートフォン市場は2極化の方向に向かっている。台湾のHTCや韓国のサムスンなどメーカーは、世界中どこでも使える世界戦略スマートフォンを繰り広げている。これはiPhoneと同じマーケット戦略であり、特定の国に依存しないAndroidデバイスを大量生産する戦略である。 一方、この夏各携帯キャリアが発表した秋冬モデルのラインナップをみるとわかるとおり、日本メーカーであるシャープ、東芝、Sony Ericssonなどはガラケーの持つ機能をAndroidフォンに盛りこんできており、他の国にはない魅力的なAndroidデバイスに仕立て上げてきている。