歴史的事実とされるものを誰かが語り継いでいく必要性がわからない。 そもそも、それが社会的に重要であれば歴史学の研究対象となるはずで、個人が語り継ぐ必要はあるのだろうか。 逆に複数の人間が語り継ぐことで、相互に矛盾が生じて「事実」があやふやになるのではないか。 それは、学問上確定した正しい歴史的事実にも影響を及ぼしうると思う。 つまり、「語り継ぎ」のあやふやさは歴史学的な純粋さを妨げ、誤謬を導きうるものだと思う。
アメリカに本部がある国際的な人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は21日、激しい戦闘が続くウクライナ東部のマリウポリの状況について報告をまとめました。 この中では、20日に市の幹部から聞いた話として、これまでに3000人以上の市民が死亡した可能性があり、人口のおよそ半数に当たる少なくとも20万人が市内に残されているとしています。 そのうえで、マリウポリから避難した人たちに独自に聞き取った内容として、ロシア軍の包囲が始まった今月2日以降、市内では女性や子どもを含む多くの人が、厳しい寒さの中、水や食料、それに医療、暖房、通信などがほとんどない状況で地下のシェルターに身を潜めているとしています。 さらに、食料の買い出しに行ったり水を手に入れようと川に向かったりした市民が、ロシア軍の攻撃に巻き込まれて亡くなったという証言も複数の人から寄せられたとしています。 報告では、こうした状況を受け「ウク
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