中国の連結子会社で架空取引と在庫の過大計上が相次いで発覚し、上場廃止の瀬戸際に立たされている。テレビCMで有名なわかめスープやドレッシングなどの家庭用食品や業務用食品のほか、加工食品用の原料や改良剤、ビタミン類等の製造を手掛けている。海外への展開にも積極的で、中国や東南アジアほか、米国、ドイツに現地法人を置いている。架空取引が発覚したのは中国・山東省にあるX社。平成6年にレトルト食品用の冷凍野菜の輸入を目的に買収したが、中国産食品に対するイメージの悪化から現在は取り扱っていない。そのX社は27年まではある程度の利益を上げてきたものの28年以降になると赤字が続き、29年以降は銀行借入れに対して当社が保証を付けたり、資金援助しなければ立ち行かなくなっていた。X社がエビ加工品の架空取引をするようになったのは同社の決算月にあたる30年12月からで、同月は8億円余りの架空取引が行われた。令和1年12
八戸港で20日、大中型巻き網船団が漁獲したサバで、今季初のまとまった数量となる823トンの水揚げがあった。さらに、同日は北海道東沖のマイワシ1160トンも上場。ハマは一気に盛漁期のにぎわいを見せた。 サバは、八戸沖から三沢沖にかけて操業した船団の運搬船など10隻が水揚げした。大半がマサバ。漁業関係者によると、サイズは200~300グラムの小ぶりが7割程度を占めるものの、400グラム以上も交じる。 入札の結果、10キロ当たり900~610円の値が付いた。小型サイズが多かったこともあり、本格的な漁期のスタートとしては、例年より金額が抑え気味となった印象。新型コロナウイルスによる需要減も影響しているとみられる。 身の質は魚体によってばらつきがあるものの、脂の乗りは徐々に上向いているもよう。加工向けのほか、一部は鮮魚として流通するとみられる。 八戸前沖のサバは年々、遅れる傾向で、昨年のまとまった量
八戸港でサバの水揚げが本格化してきた。同港第1魚市場に21日朝、巻き網船団が今期最多のサバ914トンを水揚げした。ここ数日、まとまった数量の水揚げが続いており、ハマは活気づいている。
【読売新聞】 太平洋に面した北海道むかわ町で、特産のシシャモのすだれ干しが最盛期を迎えている。専門店の各軒先に銀色に輝くシシャモがずらりと並び、客が買い求めている。 老舗の「カネダイ大野商店」は2日に作業を始めた。塩水に浸したシシャ
「ふえるわかめちゃん」や「ノンオイル青じそドレッシング」などヒット商品を生んできた理研ビタミンが危機 Photo:Diamond 「ふえるわかめちゃん」や「ノンオイル青じそドレッシング」などのヒット商品を生んできた東証1部の「理研ビタミン」が不正会計問題で上場廃止の危機に直面している。安定した収益力を誇る時価総額1000億円弱の企業が突然陥った危機の要因を分析すると「中国リスク」の恐ろしさが浮かび上がってくる。多くの日本企業にとっても無縁ではいられない重要な問題だ。(東京経済東京支社情報部 井出豪彦) ● 中国子会社の架空取引で 監理銘柄に指定 理研ビタミンは10月15日、東証の監理銘柄(確認中)に指定されるとともに「10月28日までに第1四半期(4-6月)の四半期報告書を関東財務局に提出できなかった場合は上場廃止が確定」とのリリースを開示。市場関係者の間では「そこまで深刻な状況だったとは
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