首をかしげることばかり 「人との間隔はできるだけ2m(最低1m)開ける」「会話する際は、可能な限り真正面を避ける」「誰とどこで会ったかをメモにする」。最近、よく耳にする「新しい生活様式」の一例である。 「新しい生活様式」とは、政府が新型コロナの感染拡大防止のため、「行動の変容」を求めて、出した指針のこと。「食事」「買い物」「娯楽、スポーツ等」「冠婚葬祭」などのカテゴリーに分け、46項目の実践例が示されている。 いくらコロナ対策とはいえ、そもそも「生活様式」といった個人の生き方ににまで口を出す権限が誰にあるのか。しかも、よく読むとどれも首をかしげるような内容ばかりなのだ。 「『新しい生活様式』で提示された内容は、これまでの常識通りに真正面から受け入れようとすれば、壁にぶち当たると思います。たとえば劇場や映画館は、指示された通り一定の距離を開けるとなると、席数を減らさなくてはなりません。400
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