玄丞烋 再生医科学研究所准教授らの研究グループの研究成果が、12月2日に東京で開催される文部科学省再生医療実現化プロジェクトの22年度成果報告会にて発表されることになりました。 研究成果の概要 背景 細胞生物学研究において、細胞の凍結保存は無くてはならない技術として広く使用されている。現在では、世界中の細胞バンクにて種々の株化細胞などが凍結保存されているだけでなく、畜産業界においては種の保存、家畜増産のための精子・卵・受精卵の凍結保存、生殖医療における生殖細胞の凍結保存など、その応用は多岐にわたっている。再生医療分野においてもヒトES/iPS細胞の臨床用バンキング構想も広く議論されている。しかしヒトES/iPS細胞の場合、凍結保存後の生存率が低いという問題点を抱えている。また細胞移植のみならず再生組織を利用した再生医療を臨床応用し、産業とするためには凍結保存の技術が必要であり、そのために
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